なぜ?何もしていないのに突然猫が噛む、その理由とは

猫は時にきまぐれで、それも含めて可愛いものですね。しかし、飼い主さんが何をしたわけでもないのに、理由もわからず噛まれてビックリ。そんな経験はありませんか?今回は、猫が突然噛む、その理由を探っていきましょう。 2022年04月11日作成

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実は理由がある?猫が何もしていないのに噛む時とは

飼い主さんからすると、突然身に覚えがないのに猫に噛まれて驚くかもしれません。しかし、実は気がついていないだけで理由がちゃんとあるかもしれない、と思ったことはありませんか?

猫の噛み方や、シチュエーションなどをよくよく振り返ってみると、「もしかして…」と心当たりが見つかるかもしれません。本当に、飼い主さんは噛まれるようなことをしていないのか、そして、猫が噛んで伝えたいことは何なのか、ちょっとだけでも考えてみましょう。

実は、意味がないように思えても、猫が噛むのには何らかの理由があることが多いです。もし、心当たりがなければ、以下のような点に当てはまらないか、確認してみてはいかがでしょうか。

猫が突然噛んでくる時によく考えられる理由

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飼い主さんが何もしていないと感じていても、猫によっては以下のような理由で噛むことは珍しくありません。詳しく見ていきましょう!

ハンターの技を磨いている

猫は、もともと狩りをして生きる動物です。家の中で毎日お腹いっぱいにご飯が食べられる状況にいても、狩りをするという本能は残っています。子猫の時期は、兄弟と一緒にじゃれてその技術を磨いていくのが通例ですが、子猫のうちから1匹でひきとられた場合などは飼い主さんを相手にすることもよくあります。

猫にとっては練習のつもりでも、生後6ヶ月以降にもなるとその力は強くなり、噛まれると相当痛かったり、激しかったりもするでしょう。野生の猫とは違い、家にいるとハンターとしてその能力を使う場面がないため、攻撃ともとれる行動につながってしまうのです。

こうした理由の場合、飼い主さんだけというよりは、動くもの全般に反応すると言っても良いでしょう。よくよく見ていると、飼い主さんだけに限らず、揺れるカーテンやおもちゃにも夢中になっているのではないでしょうか。

縄張りを守りたい気持ちからくる攻撃

猫は縄張りを大切にする生き物です。猫なりにお気に入りの場所があると、その場所を守ろうとする気持ちが働きます。特に、去勢手術をしていない猫の場合、こうした意識からくる攻撃性が強いという意見もあります。去勢手術は、こうした縄張りの主張からくる攻撃性を和らげる上で有効だと考えられています。

「遊んでよ!」と甘えている

噛み癖のある猫の場合、飼い主さんの手や足を噛んで遊んで欲しいとアピールしている可能性も考えられます。とはいえ、加減を知らない猫にこれをされると、痛いのも事実。悪気があって噛んでいるわけではありませんが、噛み癖への対策が必要でしょう。

何か要求したいことがある

猫も、人との暮らしをする中で学び、飼い主さんがどうすれば要求をきいてくれるのか理解することがあります。お腹がすいたのにお皿がからっぽである、違う部屋に行きたいのにドアが閉まっている、ちょっと撫でてもらいたいのにこっちを向いてくれないなど、要求が満たされないときに噛むことがあります。
飼い主さんを噛むことで、猫に注目をして要求をきいてくれると学習している、賢い猫ちゃんかもしれませんね。とはいえ、これも度が過ぎると大変です。噛み癖を直す方法で対処しましょう。

噛み癖をなおす対処法とは?

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それでは、困った噛み癖をなんとかしたい時に有効な対処法をご紹介します。

しっかりと運動できる時間をつくる

猫の狩猟本能を満たし、ストレスをためないためにも、遊びの時間や運動できる環境をつくってあげることが大事です。遊ぶ時間を特別に設けていない場合は、決まったタイミングでおもちゃなどを使って遊んであげましょう。飼い主がいない時でも体が動かせるように、1匹で遊べるおもちゃやキャットタワーを設置してあげるのも良いですね。

遊ぶタイミングやご飯のタイミングは飼い主が決める

「噛んだら要求を聞いてくれる」と学習した猫は、いつでも噛めばワガママを聞いてくれると思っていることでしょう。遊ぶことやよく食べることは嬉しいことではありますが、きちんと飼い主さんがコントロールしてあげることが大事です。遊びの時間や食事の時間は、猫に催促されるのではなく飼い主さんが決めましょう。もし、要求のために噛んできた場合は、構わずにその場を離れるか、猫を別室に移動させて噛んでも反応しないことを示します。こうしていくうちに、次第に学習してくれるでしょう。

我慢させ続けるのは逆効果

遊びは飼い主さんがコントロールしつつ、しっかりとその時間を設けてあげることが大事だとお伝えしました。このように、運動不足によるストレスを回避しながら行うことで猫の健康を守ることができます。我慢させるばかりではなく、ストレスが発散できるように環境を作ってあげることが肝心です。

噛むと苦いことを覚えさせる

飼い主さんの手や足にひどく噛む場合は、わざと柑橘類の汁などを塗って対処するという方法もあります。柑橘類の匂いや味は、猫は苦手としています。噛むと変な味がする、嫌な匂いがするという学習によって、噛まなくなる可能性があります。こうした忌避剤は、ペットショップや動物病院で入手することができます。

猫が噛んでくるとき、本当に「何もない」のか考えてみよう

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今回は、何もしていないのに噛んでくる猫の理由や対処法をご紹介しました。大切なのは、本当に何もしていないのか、理由もなく噛んでいるのか、と考えてみることです。猫が噛むのには、何らかの理由が隠れていることが多いです。飼い主さんが何もしていないと思っても、猫にとっては不快な音がしたり、びっくりしたりして気持ちが落ち着かないことが影響することもあるでしょう。まずはその理由を考えて、なおすべき噛み癖なら対処していくと、お互いに気持ちよく暮らせるのではないでしょうか。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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