愛猫がエサの前に威嚇をする!対処法を紹介

猫を飼っていると必ず必要なお世話としてエサやりがありますよね。ネコにとっても食事は欠かせない時間であり、楽しみなことでもあります。

しかし、エサをあげようとしたらいきなりシャーっと威嚇されてびっくり!なんてこともあります。エサ時の威嚇について紹介します。 2019年10月28日作成

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愛猫がエサ前にシャー!考えられる理由は?

愛猫のお皿にエサを入れようとしたらシャーっと言われてびっくりした、なんて飼い主さんもいるかもしれません。猫がシャーっと声をあげるのは威嚇の意味があります。

威嚇の他にも「やめて」「いやだ」など抗議や文句の意味もあります。愛猫がご飯前にシャーっと威嚇してきた場合には、前後の場面を振り返ってみましょう。

前回までにエサを与えている時に撫でたり顔を触ろうてしたり、ずっと近くで見つめていた経験はありませんか?
猫はエサを食べている時やトイレをしている無防備な時間を嫌います。

外敵から襲われないようにするために警戒心が高くなり、神経質になりやすいです。
このような無防備な時間に飼い主さんがじっと見つめていたりすると、エサを取られるのでは?と思います。

また、せっかくのリラックスできる食事の時間にそばで撫でられたり、しつこくされると不快感を感じます。このようなことを繰り返していると猫の警戒心が強くなってしまい、エサの前に飼い主さんに対して「もうしつこくしないでね」と牽制の意味で威嚇することがあります。

また、他のネコにイラついている、気に入ったおもちゃがないなどなんらかの原因があり、イライラしている時は飼い主さんに八つ当たりのようにシャーっと威嚇することも考えられます。

無条件でエサを提供してくれる飼い主さんは愛猫にとっては親のように気を許せる相手です。それ故に甘えから八つ当たりのように抗議をして、威嚇することも考えられます。

そのような場合には、ストレスの原因を突き止めることが大切です。他の猫が気になりイライラしているようであれば、エサの時間をズラす、別の部屋でエサを与えるなどの対策が必要です。

エサ前の威嚇をやめさせるには?
上記のような理由が原因で威嚇をしてくる場合には、飼い主さんかがあまりエサの時間の時にはかまわに距離を置くことが大切です。

エサ皿にエサをいれたらその場から離れて愛猫と距離をとるようにします。
また、イライラしている理由がある場合には、その原因を取り除きます。

エサ時の環境を見直して、愛猫が落ち着いてエサを食べられるようにしましょう。
エサを入れようとした時に威嚇だけでなく、引っ掻いてくる噛み付くなどの危険がある場合にはあらかじめエサ皿にエサを入れた状態で猫を入れることが良いですね。



いざ、しかってしつけをしようとしても愛猫はなんで怒られたのか理解することができずに嫌な印象だけが残ります。愛猫がシャーっと威嚇できない状況を作るのがポイントです。

怪我などが原因の場合も

対策をしていても愛猫がシャーっと威嚇を繰り返す、身体の一部を庇う、下痢や嘔吐の症状がある場合には怪我や病気が原因の可能性があります。

愛猫は言葉をしゃべることができませんから痛みなどがあり、不快な時にシャーッと鳴くことがあります。

普段の生活を観察していて、少しでも他に異常がある場合には動物病院を受診するようにします。エサの時に威嚇していたのは実は口内炎だった、顎の関節が炎症していたなどの口の疾患が原因の場合もあります。

獣医さんの指示に従って治療を行い、エサの形状をウェットにする、ドライフードをふやかすなどの対策をして愛猫が食べやすいように工夫してみましょう。

食事の時にはなるべくリラックス

愛猫がリラックスして食事を食べることができるように飼い主さんが環境を整えてあげることが大切です。

また、食事の最中は構いすぎずに適度な距離で愛猫を見守るようにしましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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