オス猫の去勢後に見られる変化とは?去勢前に知っておくべきこと

飼い猫には、新しい命を迎える予定がない場合には、避妊・去勢手術が推奨されています。ここでは、オス猫の去勢後の性格や特徴の変化についてご紹介します。

2021年04月22日作成

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オス猫の去勢手術は必要なの?

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まず、そもそもオスは妊娠しないのに去勢手術をする必要はあるのか、と思われる方もいるでしょう。特に、オス一匹だけを室内で飼っている場合、その必要性について疑問に思うかもしれません。

結論から言うと、例えオス一匹だけの室内飼いであっても、去勢手術をした方が良いとされています。なぜなら、発情期を迎えたとしても交尾ができず、その欲求が満たされないことでストレスが溜まってしまうからです。また、去勢手術をすることで、生殖器の病気の予防にもつながります。

さらに、去勢手術は猫のためだけでなく、飼い主のためになることもあります。
発情期中は、マーキングや大声、性格が攻撃的になることもあり、生活に支障がでてしまう可能性があるためです。

オス猫の去勢手術について

オス猫の去勢手術について、基本的な情報をご紹介します。

・生後6か月頃の手術が理想
・全身麻酔で陰嚢の部分を切開し精巣を摘出する
・手術時間は10分程度、日帰りが基本
・費用は診察・検査込みで2万円~3万円くらい
・去勢手術によって性ホルモンの影響による行動は減ることが多い

去勢手術の時期は、理想としては性成熟し始める生後6か月頃が理想と言われています。全身麻酔の手術と聞くと、心配になってしまう飼い主さんも多いと思いますが、比較的シンプルな手術で身体への負担も少ないと言われています。もちろん、どんな猫でも100%安心とは言えませんので、心配な方はしっかりと手術前に獣医師の説明を受けましょう。

オス猫が去勢手術をした後、どんな変化が見られる?

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オス猫の去勢後は、いくつかの変化が見られる傾向にあります。特に、生後6か月を過ぎて発情行動が出始めた後に手術を行った場合には、その変化に気づきやすいようです。

発情行動がなくなる・減少する

発情に伴いメスを探したり大きな声で鳴いたり、おしっこでマーキングするスプレー行動をしたりといった行動は、飼い主さんにとっても困り事となるでしょう。去勢手術をすると、こうした行動がなくなったり、減少したりします。

これは、去勢手術を受ける時期にも関係するようです。発情を経験しない早い段階で去勢手術ができれば、発情行動は起こらなくなると言われています。しかし、発情を経験した後で去勢手術をすると、こうした行動が残る可能性もあるようです。ただし、手術をする前に比べると、頻度は減るようです。

特に、部屋のあちこちでスプレー行動をするようになると、部屋全体がおしっこ臭くなり、飼い主さんの大きなストレスになります。スプレー行動に困って去勢手術を検討する人も多いようですが、スプレー行動が見られないうちに手術をすることをおすすめします。

穏やかになる

去勢手術による性格の変化については様々な意見があります。メスに比べると、オスの方が性格の変化が出やすいようですが、必ずしも変化するとは限りません。ただし、発情によって攻撃性が高まっていた場合は、去勢手術によって少し落ち着くと言われています。

これは、発情しなくなることでメス猫を探し回ったり脱走しようとしたりする行動がなくなることや、発情しても満たされないことによるストレスが軽減するためと考えられています。

一般的には、オスでもメスでもない、中性的な雰囲気に近づくとされ、去勢後の性格甘えん坊な場合も多いようです。

寿命が延びる可能性がある

発情してもそれが満たされないと、猫はストレスを抱えて寿命にも影響すると言われています。
去勢手術により、こうしたストレスがなくなることで、長生きしやすくなるようです。また、去勢手術で精巣を摘出すれば、生殖器の病気のリスクも減ります。

メス猫をめぐってのオス猫同士の争いもなくなり、ケガや他の猫からの病気をもらう可能性も減らすことができます。

食欲が増す

よく、去勢後の猫は太りやすいと言われます。実際に避妊・去勢手術をすると、獣医師から太りやすくなるためフードの量に注意するよう指示があります。これは、ホルモンバランスの影響によるもので、太りやすい体質に変わることや食欲が増すことが関係しています。

去勢後のオス猫におすすめのキャットフード4選

ロイヤルカナン ベッツプラン メールケア

去勢後から7歳までのオス猫用に作られたキャットフードです。去勢後の体重増加に配慮し、低カロリー高タンパクで設計され、理想的な体重維持や糖分のコントロールに役立ちます。嗜好性の高さにも定評があり、多くの飼い主さんに選ばれています。


ロイヤルカナン ベッツプラン メールケア

ロイヤルカナン アペタイトコントロール ステアライズド

生後12か月から7歳までの、去勢手術によって太りやすい猫のために作られたフードです。食物繊維が豊富で、満腹感が得やすく食欲を満たすことから、食べ過ぎを防止してくれます。健康な泌尿器を維持するために栄養バランスにも調整されている点が嬉しい。


ロイヤルカナン アペタイトコントロール ステアライズド

ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア ターキー

避妊・去勢手術後の子猫からシニア猫まで全年齢に対応したキャットフードです。年齢によってフードを変える必要がないため、猫のお気に入りになればずっとこのまま与えられる点が良いですね。合成着色料や香料は無添加で、毛玉ケアや尿pHに配慮されています。


ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア ターキー

セレクトバランス スリム 成猫の体重管理用

1歳以上の日本で暮らす猫のために作られたフードです。避妊・去勢後など太りやすい体質の猫の体重管理をサポートしてくれます。欧米とは違う日本独自の環境に配慮し、油少なめに仕上げられているようです。


セレクトバランス スリム 成猫の体重管理用

去勢後はホルモンバランスが変わることで行動も変化する

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ここでは、オス猫の去勢手術後の変化についてご紹介しました。子猫を迎える予定がない限り、去勢手術をした方が猫の心身の健康には良いことが分かりましたね。発情を迎えてから手術するのとそうでないのとでは、去勢手術後に見られる行動も変わってくる可能性があります。できれば、発情未経験のうちに手術をした方が、発情行動を引きずらずに済むためおすすめです。もちろん、手術に伴うリスクはゼロではないため、獣医師の説明をしっかりと受けて最終的に判断されることをおすすめします。

参考サイト

ウエルシア楽天市場支店(参照日2021-3-24)
https://item.rakuten.co.jp/ehac/3182550750929/

ENITUOR(参照日2021-3-24)
https://item.rakuten.co.jp/enituor/h36o52lv48xftanw/

charm 楽天市場店(参照日2021-3-24)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/182326/

ペット用品のPePet(ペペット)(参照日2021-3-24)
https://item.rakuten.co.jp/pet-ppt/10016066/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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