大型犬のドッグフードの選び方
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まずは本題である、大型犬のドッグフードの選び方についてご説明します。
これらのポイントを意識して、愛犬に合ったものを与えるようにしましょう。
動物性たんぱく質が豊富に含まれているもの
犬の身体の健康を維持するためには、たんぱく質が必要不可欠です。
身体の大きな大型犬は、動物性たんぱく質が大切になります。
また、大型犬がシニア犬と呼ばれる6~7歳になると、筋力の低下がみられるようになるでしょう。
筋力を維持するためには、やはり動物性たんぱく質が必要です。
大型犬に限らず、犬は動物性たんぱく質を豊富に含んだドッグフードを食べる必要がありますが、特に大型犬は重要視しなければなりません。
関節の健康に配慮されているもの
大型犬は、足腰に負担がかかりやすいため、関節のケアをしているドッグフードを選ぶと良いでしょう。
関節のケアが期待できる成分としては、グルコサミンやコンドロイチンなどが挙げられます。
それらの成分が含まれたドッグフードは、パッケージに「関節ケア」などと強調されているため、すぐに見つけることができるでしょう。
穀物不使用のものを選ぶ
絶対に選ばなければならないものではありませんが、大型犬に与えるドッグフードは穀物不使用のものがおすすめです。
穀物は犬のアレルギーの原因にもなり、外耳炎や皮膚炎などの症状につながる可能性が考えられます。
また、穀物に含まれる糖質は太りやすいため、できる限り控えた方が良いでしょう。
大型犬の肥満は足腰の負担にもつながり、関節痛などに悩まされることもあるでしょう。
ちなみに、穀物類を使用したドッグフードは原価が抑えられるため、安価で販売されている場合が多いです。
肉類を多く摂らなければいけない大型犬は多少高価であっても、穀物類の少ないものを選ぶことを推奨します。
大型犬にドッグフードを与える際の注意点
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次に、大型犬にドッグフードを与える際の注意点について解説します。
大きな身体を健康的に維持するためには、きちんと注意点も守らなければなりません。
早食いを予防する
犬は、野生の頃の名残で、食事をする際にあまり噛まずに飲み込んでしまいます。
特に大型犬は食欲旺盛な性格であることが多いため、数十秒で完食してしまうこともあるでしょう。
しかし、早食いは消化にも悪く、歯石もつきやすいため避けたほうが良いです。
そのため、大型犬にドッグフードを与える際は、早食い防止の食器に入れるなどの対策をおすすめします。
食後すぐの運動は控える
大型犬は、食後に激しい運動をすることで胃捻転という病気を発症することがあります。
これは、食事をしてから激しい運動をして、胃がねじれてしまう病気です。
胃がねじれてしまうことで、血流が悪化して元気がなくなったり嘔吐を繰り返したりするようになります。
胃捻転は、症状があらわれてから死に至るまでの時間が非常に短く、致死率の高い病気です。
食事はもちろん、水をたくさん飲んだ後の激しい運動も控えたほうが良いでしょう。
ドッグフードの切り替えは慎重に行う
犬は、成長に合わせてドッグフードを切り替える必要があります。
年齢を問わずに与え続けられるドッグフードもありますが、ほとんどは「シニア犬用」などとほかの年齢と区別されており、大型犬も年齢に合わせてドッグフードを切り替えなければなりません。
特にシニア犬と呼ばれる6~7歳になると、運動量も低下するためいままでどおりのドッグフードを与えると、肥満に繋がります。
おすすめの大型犬用のドッグフード4選
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身体の大きな大型犬には、大型犬向けに作られたドッグフードを与える必要があるでしょう。
最後に、おすすめの大型犬用のドッグフードをご紹介します。
ピュリナ プロプラン オプティライフ 中型犬・大型犬
良質なチキンを使用した、中型犬から大型犬向けのドッグフードです。
大きな身体をケアするために、良質なたんぱく質とオメガ3脂肪酸で関節のサポートをしてくれます。
ロイヤルカナン マキシ アダルト 大型犬の成犬用
優れた嗜好性の、大型犬用のドッグフードです。
鮮度と栄養価を長期間維持するために、管理された環境の下で包装されています。
七面鳥などの良質な動物性たんぱく質は、健康的に消化のサポートもしてくれるでしょう。
ユーカヌバ ドッグフード ラージ パピー
大型犬の子犬には、このドッグフードがおすすめです。
配合されているDHAは、子犬の健康的な発育をサポートしてくれます。
また、独自に開発したS字型の粒は、歯垢や歯石もつきにくく設計されています。
INUMESHI フィースト 1歳以上 大型犬用
大型犬の多頭飼いをしているのであれば、このドッグフードがおすすめです。
安価でありながらも、高品質なたんぱく質を使用しており、小麦や小麦グルテンも不使用です。
大型犬のドッグフードには十分に気を配ろう
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大型犬の大きな身体を維持するには、良質な動物性たんぱく質が必要です。
良質な動物性たんぱく質は、安価なドッグフードで摂るのは難しいでしょう。
そのため、ある程度高価であっても、なるべく高品質なドッグフードを与える必要があります。
また、大型犬は胃捻転という病気に気を付けなければなりません。
胃捻転は危険度の高い病気で、食後に激しい運動をすることが主な原因で発症します。
良質なドッグフード選びももちろん大切ですが、与え方についても気を配ることが大切です。
charm 楽天市場店(参照日:2022-06-17)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。