犬の年齢を人間に換算すると何歳になる？長生きの秘訣もご紹介

まずは本題である、犬の年齢を人間に換算すると何歳になるのかを見ていきましょう。
愛犬の現在の年齢に照らし合わせて、年齢に沿った正しい育て方ができているのかもチェックしてみると良いかもしれません。

犬は1歳になるまでに、急激に成長します。
特に小型犬や中型犬は、子犬の間の成長スピードが早いため、驚かされるでしょう。
それに比べて大型犬は、小型犬や中型犬よりも成長スピードが遅いです。
しかし、生後9ヶ月頃まではどの犬も成長スピードは大きく変わりはありません。
生後9ヶ月の犬は人間に換算すると15歳前後であり、一番やんちゃな年ごろです。
ちなみに、生後3ヶ月は人間の5歳、生後5ヶ月は人間の10歳程になります。

小型犬や中型犬は、大型犬に比べると寿命が長いため、1歳を過ぎてからの成長スピードは緩やかになります。
2歳になると人間の24歳、その後は1年ごとに4歳刻みで年齢を重ねていきます。

大型犬は、どうしても小型犬や中型犬に比べると寿命が短くなるでしょう。
2歳の頃は人間の19歳程度ですが、その後は1年ごとに7歳刻みで年齢を重ねていきます。
そのため、10歳の小型犬が人間に換算すると56歳であるのに対して、大型犬の10歳は人間に換算すると75歳にもなるのです。
ちなみに15歳の小型犬は人間の76歳であるのに対して、大型犬の15歳は人間の110歳と、かなりの差が出てしまうことがわかります。

犬を飼っている人であれば、愛犬には1日でも健康に長生きしてほしいですよね。
そこで、犬を長生きさせる秘訣についてもご紹介します。
もちろんこれらをすることで絶対に寿命が延びるわけではありませんが、愛犬の健康管理をする上ではとても大切なことですので、チェックしてみてください。

私たち人間もそうですが、定期的に愛犬の健康診断を受けることは長生きに繋がります。
理想は、年に2回程の健康診断をおすすめします。
最低でも、年に1度は健康診断を受けるようにしましょう。
特に7歳以降のシニア犬といわれる年齢になってからは、年に2回以上の健康診断を受けることで、病気や身体の異常の早期発見に繋がるはずです。

愛犬の子どもを考えていないのであれば、去勢や避妊手術をしておくことは、長生きに繋がります。
去勢や避妊手術をしていない犬は発情期になっても交尾ができないため、余計なストレスを抱えることになるでしょう。
また、去勢や避妊手術をすることにより、生殖器の疾患も予防することが期待できます。

犬にアレルギーや疾患がないのであれば、年に1度のワクチン接種を受けるようにしましょう。
ワクチン接種はさまざまな病気の予防や、蔓延することも防ぐことができます。
犬を飼っているのであれば狂犬病やフィラリア症、そのほかのワクチン接種は必須です。
愛犬のことを大切に考えているのであれば、かならず接種するようにしましょう。

当たり前のことかもしれませんが、子犬にシニア犬用のドッグフードを与えるのは良くありません。
それぞれの年齢に合ったフードを与えることで、必要な栄養素を摂取することができるでしょう。
最後に、ライフステージ別のおすすめドッグフードをご紹介します。

子犬が成長するには、しっかりと栄養を摂取しなければなりません。
このドッグフードは、発育期の筋肉や骨を成長させるための栄養素がバランス良く含まれています。
子犬も食べやすいように、ふやけやすい小粒タイプであるのもポイントです。

このドッグフードは、日本で暮らす犬のために作られています。
ヒューマングレードのチキンやラムを原料としているため、高品質な動物性たんぱく質を摂取することが可能です。
子犬の頃から健康な被毛や皮膚を保つために、オメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸、亜鉛なども配合しています。

成犬に高品質なドッグフードを与えたい人は、このフードがおすすめです。
このフードは肉副産物や人口保存料、着色料を使用していないため、安心して犬に与えることができるでしょう。
関節や軟骨の健康を守ることが期待される、グルコサミンやコンドロイチンも配合しています。
冷凍の肉や野菜を使用せずにフレッシュ素材のみを使用しているので、食材の風味も残っており、愛犬の食いつきも良いはずです。

シニア犬には、動物性たんぱく質が豊富に含まれたこのドッグフードがおすすめです。
動物性たんぱく質を多く含む一方で、肥満や糖尿病などの原因となる炭水化物を抑えて作られています。
炭水化物の代わりに、かぼちゃなどの野菜やフルーツをバランス良く配合しています。

愛犬には、いつまでも健康でいてほしいものです。
それには、適度な運動と健康的な食事を欠かすことはできません。
愛犬の年齢を人間に換算し現在の年齢がどの程度かを把握することは、愛犬を長生きさせることにも繋がります。
健康的な食生活はもちろん、定期的な健康診断もして常に愛犬が元気で生活できるように、私たち飼い主が配慮してあげましょう。