夏バテ注意!暑い時期のハムスターの飼育で気をつけるべきことを解説

体の小さなハムスターは暑さに弱い動物です。ハムスターの飼育環境は、できるだけ快適な状態を保ってあげることが大切です。本記事では、夏の暑い時期にハムスターを飼育するうえでの注意点などを解説します。 2023年05月19日作成

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夏の暑さはハムスターにとって過酷

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野生のハムスターは地中深く穴を掘って暑さをしのいでいます。地下の穴は地上より温度変化が少なく、暑さを和らげる場所です。ハムスターは暑い環境が苦手です。

ハムスターも人間同様に長時間、暑い場所にいると熱中症になる恐れがあります。体をダラリと伸ばしている姿やぐったりとしている、息が荒い、動きが弱々しい、体が熱いといった症状が現れたら熱中症の可能性が高いです。熱中症になった場合でも慌てずに応急処置を行い、冷やしてあげましょう。

ハムスターをタオルで包み、保冷剤にタオルを巻いて体を覆い、ゆっくりと冷やしてください。急激に冷やさないように注意しましょう。扇風機や冷風機を直接当てるのも避けて、体をゆっくりと冷やします。その後はできるだけ早く病院に連れていきましょう。

夏は食べ物が傷みやすい時期なので、野菜や水を早めに片付けたり交換したりしましょう。巣箱に持ち込んだ餌もカビたり腐ったりしていることがあるので、定期的にチェックして取り除きましょう。

夏のハムスターにエアコンは必須!

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夏の暑さは人間にとっても厳しいものです。年々暑さが増しており、多くの人が熱中症で苦しんでいます。この暑さは小さな体のハムスターにとっても辛いものです。

可愛いハムスターを熱中症にさせないためには、温度管理をしっかりと行うことが大切です。ハムスターのためにも、暑い時期はエアコンを活用しましょう。

凍らせたペットボトルでケージを冷やす方法もありますが、それだけでは数時間しか効果がありません。また、湿度を下げることができないので、やはりエアコンがおすすめです。

暑い時間帯だけでもエアコンを使って、温度と湿度を下げてあげましょう。ハムスターの健康を守るために、しっかりと対策を取ることが必要です。

ハムスターを飼育するうえでの温度と湿度は?

ハムスターを飼育するうえで、温度は18~25℃、湿度は40~60%に保てるとよいでしょう。一年を通してこの範囲内の温度と湿度になるよう、管理してあげます。

湿度計のついた温度計でケージ内を毎日チェックするようにします。水槽タイプのケージの場合、ケージの外側と内側で温度や湿度が違うことがあるので、できればケージの中に湿度計・湿度計を設置しましょう。

夏は少しでも涼しく過ごせるように工夫しよう

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夏はハムスターのケージを金網タイプに変えると風通しが良くなります。さらに、凍らせたペットボトルを天井に置くと冷気が下に降り注いで、暑さが和らぎます。ただし、水滴が落ちないようにしっかりとタオルでくるんでください。

ハムスターには扇風機はおすすめできません。扇風機は汗が気化して涼しくなる人間の特性に合ったものであり、ハムスターにはとってはただの風でしかなく、ストレスになる可能性があります。

ケージに取り付けられるアルミ製のマット、ロフト、巣箱、または大理石の板はひんやりして過ごしやすいです。ハムスターがお腹をつけて涼むことができるので、補助的に使うと良いです。

熱中症対策として、水分を多く含んだ野菜や果物を多めに与え、水も1日に2回ほど交換しましょう。

ちょっと留守にする間も、快適な温度と湿度を保つことが大切です。帰宅したときにハムスターが弱っていないように気を配りましょう。

ケージの置き場所

ハムスターのケージはどこに設置していますか?
夏場と冬場では、室内の日当たりや温度が異なるため、年中同じ置き場所ではなく、季節によってケージを移動させてあげると良いでしょう。

夏場は特に直射日光に当たらない場所を選びましょう。カーテン越しだからといって、窓際に置いてしまうと、太陽光からの輻射熱で暑くなり過ぎてしまいますので、注意が必要です。また、意外と見落としがちな西日にも気を配りましょう。

夏場の室温管理にはエアコンが欠かせませんが、ハムスターにはエアコンの風が直接当たらないようにしなければなりません。ケージにエアコンの風が直接当たってしまうと、ハムスターが冷えすぎてしまいます。体調を崩すことに繋がりますので、直風を避けた場所にケージを設置しましょう。

また、火を使うことの多いキッチンに近い場所は、温度が上がりやすくなってしまうため、ハムスターのケージを置く場所としては適切ではありません。直射日光を避け、窓際を避け、エアコンの直風を避け、キッチンから遠く、涼しい場所。ハムスターのケージを置く場所、おのずと決まってきませんか。

ハムスターは体調管理が難しい小動物です。特に、夏の置き場所には気をつけて、ハムスターが熱中症にならないように注意してあげましょう。

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UCHINOCO編集部

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