愛犬の寒さ対策はいつから始めればいいの?秋は早い?

人間と同じように犬も、秋になると体調を崩しやすくなります。原因としては寒暖差によるものです。9月に入ると昼と夜の気温の差が激しくなります。
気温差に体が適応出来なくなり、体調を崩しやすくなります。寒さ対策は、秋から始めましょう。 2018年08月10日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬の健康ケア犬のカテゴリ - 犬の健康ケア

暑い夏が過ぎ去り、行楽シーズンの秋。愛犬と遠出をしよう。ドライブに行こうというように計画を立てるご家族が多いのではないでしょうか?
秋は日照時間が少なくなり、寒暖差により体調が悪くなる事が多いといわれる季節です。体調万全で行楽シーズンを楽しめるように、体調管理を徹底しましょう。

犬の快適温度とは

愛犬と一緒に過ごす時、人間は涼しいと感じるけど、愛犬にとっては適温なのか
と疑問に思う瞬間があります。実は、犬がまったりと過ごせる温度は、気温20℃前後と言われています。東京都の秋の気温は9月で昼が23℃〜 朝・晩が18℃〜だそうです。
数字を見ると差が激しい事が分かります。気温に合わせて、寒さ対策をする事が必要です。

犬が寒い時に見せる行動は

隣にいる愛犬を観察してみて下さい。どのような行動をしていますか?もしかしたら、寒さのサインをだしているかもしれません。

・小刻みに体をぶるぶる震わせる
・体を丸めて寝ている
・毛布にくるまっている
・水をあまり飲まない
・外に出たがらず、ずっと寝ている

犬は寒さに比較的に強いのか

寒さに弱いのか、強いのかは犬種により異なります。被毛の構造に、秘密があるのです。子犬や老犬は、犬種に関係なく体温調節がうまく出来ないので
気をつけてあげて下さい。

寒さに強い犬の特徴

寒さに強い犬種は、被毛に秘密があります。ダブルコートという固くて太い毛が二重毛になっている犬種は寒さに耐えられる構造になっています。

寒さに強い犬種

寒さに強いと言われている犬種の一部をご紹介致します。
中型犬・大型犬に多い傾向がある事が分かりました。

・シベリアンハスキー
・ゴールデンレトリバー
・柴犬

寒さに弱い犬の特徴

上毛(オーバーコート)下毛(アンダーコート)の二重毛のうち下毛(アンダーコート)しかない犬種をシングルコートといいます。シングルコートの被毛の犬種は寒さに弱いので注意が必要です。小型犬は、比較的に寒さに弱い傾向があります。

寒さに弱い犬

寒さに弱いと言われている犬種を一部ご紹介致します。
・チワワ
・ヨークシャテリア
・ミニチュア・ピンシャー

室内や散歩時の寒さ対策

・普段、生活する時間が多いゲージは、日が当たる場所へ移動するのがオススメです。
ただし、直射日光は避けて下さいね。

・カドラーを、夏のクールタイプの物から、秋冬の暖かいタイプの物に変える。

・洋服を着させる

散歩の時間帯を日中に変更する

暖かい日中にお散歩をするのも対策の一つです。
気温により、薄い服を着させてあげるのもオススメです。

食欲の秋は肥満になりやすい?

寒くなってくると活動する時間が減ります。運動量が減ると運動不足になり、肥満になるという最悪な結果を招く可能性があります。散歩に行きたがらない子は、オモチャで遊ぶのも一つの方法です。

オススメおもちゃ

犬が考えながら遊ぶ事が出来る知能系のオモチャをご紹介致します。

リッチェル ビジーバディ ノーブラッシュ

遊びながら歯のケアも出来る優れものです。
※対応犬種は中型犬用です。

歯みがきト~イ ダンベル

穴におやつを隠せて水で洗える衛生的なオモチャです。
※対応犬種は、超小型犬・小型犬用です。

寒さが原因で引き起こしやすい病気

代表として挙げられるのが3つあります。

・免疫力の低下
特に自分で体温調節のできない子犬やシニア犬は注意する必要があります。

・関節の疾患
寒いと血行が不順になります。血行が不順になると関節炎などが発症する
可能性があります。ヘルニアには注意しましょう。

・泌尿器疾患
水分の摂取量が減る事により、尿路結石症を引き起こす可能性があります。

季節の変わり目は体調を崩しやすいのは人間も、犬も一緒です。
しっかりケアをしてあげましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事