猫のドライフードの選び方
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猫のドライフードはたくさんの種類が販売されています。原材料も異なるため、どの食材を使ったものを購入すればいいのかわからず困ってしまうこともあるでしょう。
ここでは「猫のドライフードの選び方」についてご紹介します。
総合栄養食を選ぶ
猫のドライフードは「総合栄養食」を選ぶようにしましょう。
総合栄養食とは猫が健康的に生活できるだけの栄養が含まれている食事です。総合栄養食と水を与えることでしっかり栄養を得ることができます。
総合栄養食以外には一般食というものがありますが、一般食は補助的な食事です。そのため一般食だけ食べ続けてしまうと栄養失調を起こします。
一般食は猫が食べやすいように嗜好性が高いものが多いですが、栄養を十分に摂取できないため総合栄養食の補助として与えるようにしましょう。
原材料が明確に書かれているものを選ぶ
猫のドライフードは「原材料が明確に書かれているもの」を選びましょう。
猫のドライフードには必ず原材料というものが記載されています。原材料には「〇〇類」や「副産物」などが使われているフードは粗悪なものが多いです。
できるだけ「牛肉」「鶏肉」など明確に書かれているものを選ぶことをおすすめします。原材料を見てどの食材や部位が使われているかわかるものが望ましいです。
他にもとうもろこしや小麦などの穀物が含まれていないものがおすすめです。穀物は消化不良を引き起こしやすくなるため注意が必要です。
合成添加物の含まれていないものを選ぶ
猫のドライフードは「合成添加物の含まれていないもの」を選びましょう。
合成添加物は賞味期限を伸ばすことや色をつけるなどのメリットがありますが猫の健康には悪影響を及ぼす恐れがあります。
合成添加物の代表的なものとしてはBHT(合成酸化防止剤)、BHA(合成酸化防止剤)、エトキシキン(合成酸化防止剤)、赤色102号、黄色5号など(合成着色料)などがあげられます。これらの添加物が含まれていないものを選ぶことをおすすめします。
猫のドライフードを選ぶときの注意点
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猫のドライフードを選ぶときには注意しなければいけない点もいくつかあります。
ここでは「猫のドライフードを選ぶときの注意点」についてご紹介します。
購入サイズには注意
猫のドライフードは「購入サイズ」に注意しましょう。
ドライフードはサイズの大きいものの方が安く購入できます。しかし、食べきるのに2,3ヶ月かかってしまうとフードが酸化してしまいます。酸化することで嗜好性も低下しフードの栄養価も低下します。
猫が1ヶ月程度で食べ切れるサイズを選ぶようにしましょう。
ライフステージには注意
猫のドライフードは「ライフステージ」に注意しましょう。
猫のドライフードには子猫用、成猫用、シニア猫用、避妊去勢猫用などと記載されています。ライフステージにより必要な栄養素が異なります。そのため、フードを選ぶときには愛猫のライフステージにあったものを選びましょう。
中にはオールステージ対応食もあります。オールステージ対応食とは、どの年齢の猫にも与えることができます。偏食がちな猫やステージの切り替えでフードを変更するのが嫌な方におすすめです。
水も一緒に与える
猫のドライフードは「与え方」に注意しましょう。
総合栄養食は猫の健康を保つために必要な栄養素が含まれています。しかし、それだけでは足りません。ご飯とともに水もしっかり与えましょう。猫はあまり水分補給をしない傾向があります。そのため、いつでも新鮮な水を摂取できるように環境を整えてあげましょう。
おすすめキャットフードをご紹介
キャットフードはペットショップやホームセンターなどで販売されていますが、インターネット限定で取り扱いがあるものもあります。選ぶポイントをふまえてもやっぱり迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは「おすすめキャットフード」についてご紹介します。
ニュートロ ナチュラルチョイスシリーズ
ニュートロナチュラルチョイスは総合栄養食です。ニュートロは原材料も明確に記載されており、栄養価の高いキャットフードとなっています。子猫用、成猫用、シニア用に分かれているだけでなく、猫の健康状態に合わせることができます。
ニュートロにはキャットフードが11種類あるため、愛猫にぴったりのキャットフードを選ぶことができます。
アーテミス フレッシュミックス フィーライン
アーテミスは子猫からシニア猫まで幅広くサポートできる総合栄養食です。原材料には人が食べることができるレベルの食材を使用しています。そのため、副産物(骨や羽、鳥の嘴など)は一切含まれていません。動物性タンパク質をベストなバランスで配合しているため栄養をしっかり補給することができます。
ナチュラルバランス 猫 インドアキャット
室内猫におすすめのキャットフードです。毛玉の原因となる抜け毛の対策や毛球症の排出などに配慮されて作られています。クランベリーやタウリンもバランスよく配合しているため、PHコントロールや心機能、視覚機能などのサポートも期待できます。原材料も明確に記載されているため、安心して与えることができます。
NSオリジン オリジナルキャット
保存料を一切使用していないキャットフードです。そのため保存するときは冷蔵となります。新鮮肉を低温で時間をかけて空気乾燥し水分を飛ばし作られています。原材料も明確に記載されているため安心して愛猫に与えることができます。
迷ったときは選び方を参考に
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ここでは「猫のドライフードの選び方や注意点、人気の高いキャットフード」についてご紹介しました。
猫のドライフードを選ぶときは「総合栄養食であること」「原材料が明確になっていること」「合成添加物が含まれていないこと」などを踏まえて選びましょう。さらに、購入するときは大きいサイズではなく猫が1ヶ月程度で食べ切れるサイズを選ぶことをおすすめします。
猫が好きな食材が使われているものを選んでもいいでしょう。
・albiot(参照日:2023ー03ー18)
https://item.rakuten.co.jp/albiot/art_adc_2/
https://item.rakuten.co.jp/albiot/nb-ic-1/
・Pet館~ペット館~(参照日:2023ー03ー18)
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・サクラソーケンネル楽天市場店 (参照日:2023ー03ー18)
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著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。