猫の餌はカリカリがおすすめな理由とは？おすすめのドライフードをご紹介

まずは、猫の餌にカリカリを選ぶメリットをご紹介します。
猫の健康を考えたら、カリカリを選んでおいたほうが無難でしょう。

総合栄養食とは、簡単に言うと「このフードと水さえ与えていれば、猫の健康を維持できる」と、動物性たんぱく質を含めた栄養素がバランス良く含まれているキャットフードのことです。
カリカリのドライフードは、安価なものでも総合栄養食の基準をクリアしたものが多く、安定して同じものを与えられるというメリットがあります。
ちなみに、ウェットフードでも総合栄養食の基準をクリアしたものもありますが、ドライフードに比べると少ないです。

カリカリのドライフードは、水分量が少ないため、開封後も腐りにくいというメリットがあります。一方、水分量の多いウェットフードは、開封後はすぐに食べきってしまわないと腐ってしまうため、取り扱いには注意が必要です。ウェットフードを与える場合は、開封後は冷蔵庫に保存し、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

また、カリカリのドライフードであれば、食器に出しっぱなしにしても数日間は腐る心配はないでしょう。ただし、常温で保存する場合は、湿気や虫害に注意が必要です。保存する際は、密閉容器に入れて風通しの良い場所に保管しましょう。

使い勝手の良さも、カリカリのドライフードの魅力の一つですが、与える量や頻度には注意が必要です。適切な量を与え、水を用意して食事と一緒に与えることで、猫の健康を保ちましょう。

猫は完全肉食動物のため、肉を噛み切りやすい歯の構造をしています。
歯が尖っていることから食べカスが歯につきにくいですが、ウェットフードは水分量が多く、歯につきやすいという特徴があります。
しかし、硬いドライフードを噛むことで歯石の付着を防ぐ効果が期待できます。

猫にカリカリを与えるのはおすすめですが、いくつかの注意点もあります。
次に、猫にカリカリを与える際の注意点を見てみましょう。

先述したように、カリカリのドライフードは水分量が少ないです。
キャットフードに約13%の水分量が含まれているとカビなどの原因になるため、ほとんどのドライフードの水分量は10%以下に調整されています。
そのため、猫にカリカリのドライフードのみを与えていると、水分不足に陥る可能性があるでしょう。

猫の祖先であるリビアヤマネコは砂漠で暮らしていたため、生活をする上でそこまで多くの水分を必要とはしていませんでした。
水分の少ない砂漠地帯でリビアヤマネコは、ネズミなどの獲物を捕らえた時に、肉に含まれる水分があれば水分不足を補えたのです。
しかし、ペットとして飼われている猫は、当然ながら生肉を食べる機会がありません。
猫にドライフードを与えるのであれば、飲み水を常に清潔にしておくなど、水分摂取量に気を付ける必要があるでしょう。

猫にカリカリを与えるのであれば、ドライフードの一括表示をチェックしましょう。
安価なものや粗悪品は、穀物類を多く使用しているはずです。
猫は完全肉食動物なので、肉をメインに食べなければ健康を維持することができません。
そのため、一括表示のはじめに肉類や魚類が記載されていないものは、避けたほうが良いでしょう。

キャットフードは、ある程度の期間は保存しなければならないため、保存料などの添加物が含まれているのは仕方のないことです。
しかし猫にとって、着色料などの見た目を良くするための添加物は必要ではありません。
猫にカリカリのドライフードを与える際は、可能な限り添加物が含まれていないものを選ぶことが理想です。
完全に添加物を使用していないドライフードを探すのは難しいため、なるべくオーガニック原料を使用していたり、余計な添加物を除いたりしているキャットフードを選ぶと良いでしょう。

最後に、おすすめのドライタイプのキャットフードをご紹介します。
これらのキャットフードを与えていれば、猫の健康の維持を期待できるでしょう。

猫のカリカリでおすすめなのが、このドライフードシリーズです。
毛玉ケアや穀物フリーなど、さまざまな種類が用意されているため、猫の特徴や体調に合ったものを見つけることができるでしょう。
価格面と栄養面のどちらも妥協したくないという人は、このドライフードを選ぶことをおすすめします。

猫がよく噛むように、粒の大きさや食感、形を調整したドライフードです。
猫がしっかりと噛むことで、歯垢の除去も期待できます。
また、試しに使用できる小さめのサイズなのも、嬉しいポイントです。

安心の国内製造のキャットフードです。
ヒューマングレードの原材料を使用しているため、安心して与えることができるのではないでしょうか。
また、保存料や着色料、酸化防止剤などは一切使用していないこともおすすめできる理由です。

オーストラリア産のラム肉や、新鮮な白身魚などが入ったキャットフードです。
成猫であれば、切り替える必要がなく、全年齢向けなのもポイントです。
また、積極的にオーガニック原料を取り入れているため、安心して猫に与えることができます。

猫にカリカリを与えるメリットは、開封後も腐りにくく、栄養バランスも摂れているものが多い点です。
また、食べカスが歯につきにくいことも、歯周病が心配な飼い主さんにおすすめな理由の一つです。
ただし、安価なものも多く用意されているカリカリのドライフードは、一部の粗悪品には注意が必要です。
もし猫のドライフードを探している場合は、総合栄養食の基準をクリアしたものを選ぶようにしましょう。