猫がドライフードを食べないのはなぜ？理由や対処方法を解説

まずは本題である、猫がドライフードを食べない理由について見ていきましょう。
もしかしたら、単純な理由で猫はドライフードを食べなくなったのかもしれません。

猫は、単純にドライフードの味に飽きてしまったのかもしれません。
毎日同じ味のものを食べていると、やはり飽きてしまうこともあるのでしょう。
また、ドライフード以外の美味しいものを知ってしまったことも考えられます。
例えば、おやつとしてウェットタイプのものを与えたときには、「こんなに美味しいものがあったのか！」と、猫はドライフードよりもウェットフードを好むようになるでしょう。

いままでウェットフードばかり食べていた猫にドライフードを与えても食べないのであれば、それはドライフードに慣れていないからということが考えられます。
猫は警戒心が強い動物のため、食べたことがないものは積極的に食べることはありません。
そのため、ウェットフードからドライフードに切り替えた場合、はじめのうちはさまざまな工夫が必要になるでしょう。

歯周病や口内炎などによって口の中が痛いため、ドライフードを食べたくても食べられないのかもしれません。
猫は大人しく口の中を見せてくれることは少ないため、口内疾患が原因かどうかは日頃の行動からチェックする必要があります。
よだれが多い場合や口を開けたまま閉じないなど、いつもと様子が違うのであれば、口内疾患などの身体に異常が現れている可能性があるでしょう。

口内疾患以外にも、猫は何らかの病気により体調が優れずに、食欲不振になっている可能性が考えられます。
見るからに元気がなかったり、水も飲もうとしなかったりするのであれば、なるべく早めに対処する必要があるでしょう。

猫がドライフードを食べないときには、どうすれば良いのでしょうか？
対処方法を理解しておくことで、猫はふたたびドライフードを食べるようになってくれるはずです。

ドライフードに飽きてしまった猫や、ドライフードを警戒して食べない猫に対しては、おそらくふやかすことで食べてくれるようになります。
ドライフードをふやかすことでにおいが強くなるため、猫の食欲を増進することが期待できるでしょう。
しかし、ドライフードに豊富に含まれるビタミン類は熱に弱い性質を持っているため、熱湯でふやかすのは避けたほうが良いです。
ドライフードをふやかす際は、かならずぬるま湯でふやかすようにしましょう。

単純にドライフードの味が気に入らない猫に対しては、ほかのドライフードに変えてみる方法もあります。
ドライフードにはさまざまな種類があるため、きっと猫好みの味のドライフードが見つかるはずです。
ただし、ドライフードを切り替えるときには胃腸のことも考えて、1週間程度かけながら徐々に切り替えるようにしましょう。

猫がドライフードを食べないほかに、明らかに元気がないようであれば、なるべく早めに動物病院へ連れて行きましょう。
口内疾患のほか、何らかの病気が発症しているのであれば、それに対する治療を行います。
病気が良くなれば自然と食欲も戻ってくるため、ドライフードも再び食べるようになってくれるでしょう。
どんな病気でも、早期発見・早期治療は基本となります。
病気の早期発見をすることで、完治する可能性は高くなるため、猫の様子がいつもと違うのであれば、早めに対処するようにしましょう。

最後に、おすすめの猫用ドライフードをご紹介します。
いままで食べていたドライフードに飽きてしまった猫には、これらのドライフードを与えてみてはいかがでしょうか？

避妊・去勢手術をした子猫からシニア猫まで全年齢に対応したドライフードです。
高たんぱく、低脂肪、低カロリーの栄養設計で作られています。
合成着色料や香料は無添加で、コストパフォーマンスも高いです。

泌尿器の健康に気を配ったドライフードです。
尿路結石の形成を抑制するフードで、おしっこを濃くしすぎないこだわりが詰まっています。
ミネラルバランスの調整はもちろん、おしっこの量を増やすことにまで配慮されています。

無添加が特徴の猫用ドライフードです。
飼料に添加物のないオーストラリア産のラム肉や、汚染されていない海域で獲れる白身魚など、それぞれの原料すべて配慮されています。
全年齢に対応しているため、シニア猫になってもフードを切り替える手間がかりません。

チキンやサーモンに含まれるたんぱく質や、エンドウマメなどの炭水化物のバランスを調整し、猫が好む美味しさに仕上げたドライフードです。
また、穀物が苦手な猫のために、主たんぱく源に穀物は使用していません。
美味しさはもちろん、猫の健康維持もサポートしてくれます。

猫がドライフードを食べないのには、かならず何らかの理由があるはずです。
ドライフードを食べない原因を早めに明確にして、対処をしてあげましょう。
また、猫の元気がないようであれば動物病院に連れて行くようにします。
正しい対処をすることで、ふたたび猫はドライフードを食べるようになるはずです。