キャットフードはどんな種類がある?それぞれの特徴をご紹介

キャットフードには、さまざまな種類があります。
それぞれの種類のメリットやデメリットを知っておくことで、愛猫にどんなキャットフードを与えれば良いのか判断できるでしょう。
この記事では、キャットフードの種類や特徴を解説します。 2022年11月02日作成

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キャットフードの種類

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まずは、キャットフードの種類について見ていきましょう。
また、それぞれのキャットフードの特徴についても解説します。

ドライフード

はじめに挙げられるのは、ドライフードです。
おそらく、多くの猫が毎日ドライフードを食べているでしょう。
ドライフードの特徴は、その名のとおり水分量が少ない点です。
水分量が10%以下で作られているため、湿気に気を付けていれば長期間の保存もできるでしょう。
また、総合栄養食の基準をクリアしているものが多いのも、大きな特徴です。
総合栄養食の基準を満たしたドライフードと水を与えていれば、猫の健康を維持することができるでしょう。

ウェットフード

ドライフードに次いで人気なのが、ウェットフードです。
ウェットフードは水分量が多く、缶詰に入っているものをよく見かけます。
ウェットフードは柔らかいため、顎の力が弱くなってきたシニア猫でも問題なく食べることができるでしょう。
また、強い香りから、夏バテなどで食欲がないときにも猫の食欲を刺激することができます。
しかし、多くの水分量によって、開封後はすぐに食べきってしまわなければならないという特徴も挙げられます。

半生タイプ

ドライフードとウェットフードの中間に位置するのが、半生タイプのフードです。
半生タイプはセミモイストフードとも呼ばれ、水分量が25~45%程度含まれています。
ドライフードほど長持ちはしませんが、ウェットフードよりも保存することは可能です。

それぞれのキャットフードのメリット・デメリット

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キャットフードにはドライ、ウェット、半生の3種類があります。
それぞれのメリットやデメリットを理解して、愛猫にどれを与えるか考えてみましょう。

ドライフードのメリット・デメリット

ドライフードのメリットとしては、総合栄養食が多く、安価で購入しやすいという点が挙げられます。
おそらく、ペットショップやホームセンターなどで、すぐに安価で総合栄養食の基準をクリアしたドライフードを購入できるでしょう。
また、ドライフードはカリカリと硬いため、歯磨きの効果も期待できます。
長期間の保存ができると先述しましたが、長い間空気に触れると酸化して風味や味が損なうことがあることから、ドライフードであってもなるべく早めに食べきってしまわなければなりません。

ちなみに、ドライフードのデメリットは水分量が少なく、猫が食事で水分補給ができない点が挙げられます。
猫の祖先といわれるリビアヤマネコは砂漠で生活をしていたため、もともと多く水を飲む動物ではありません。
そのため、近場に飲み水がなければ猫は積極的に水分補給をしないことから、ドライフードを主食にすることによって水分不足に陥ってしまう可能性があるでしょう。

ウェットフードのメリット・デメリット

ウェットフードの一番のメリットは、その香りの強さでしょう。
猫は嗅覚で食欲が刺激されるため、夏バテによる食欲不振や高齢により食が細くなった猫でも、喜んで食べてくれるはずです。
また、水分量が多いため食事をしながら水分補給ができる点も、大きなメリットでしょう。

ウェットフードのデメリットとしては、開封後すぐに食べきってしまわなければならないという点です。
一度開封して猫が食べなかった場合は破棄をせざるを得ないというのは、飼い主の財布には優しくないでしょう。
ちなみに、嗜好性の高いウェットフードばかり与えていると、ドライフードを食べなくなる可能性があるため、注意が必要です。

半生タイプのメリット・デメリット

半生タイプのメリットは、ドライフードとウェットフードの良い面を持っている点です。
ドライフードよりも嗜好性が高く、かつある程度の長期保存をすることもできます。
しかし、それなりの水分量を含んでいるため、腐敗しないように添加物が多く含まれている可能性がある点も、デメリットとして挙げられるでしょう。

おすすめのキャットフード4選

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最後に、おすすめのキャットフードを見てみましょう。
ドライフードとウェットフードから、それぞれ2種類をご紹介します。

C&R プレミアム・キャット

総合栄養食の基準をクリアした、ドライフードです。
すべての年齢の猫に与えることができるため、成長に合わせてキャットフードを切り替える手間がありません。
また、メインにラム肉を使用しており動物性脂肪は不使用のため、安心して猫に与えることができます。


C&R プレミアム・キャット

レオナルド ドライフード 成猫用 ポートリーグレインフリー

ペット先進国のドイツで作られた、プレミアムキャットフードです。
アレルギーに配慮して、穀物類不使用なのが嬉しいポイントです。


レオナルド ドライフード 成猫用 ポートリーグレインフリー

アルモネイチャー 猫用 コンプリート チキンとキャロット

缶詰タイプの猫用ウェットフードです。
ウェットフードでありながら、総合栄養食の基準をクリアしています。
天然素材にこだわっており、人間も食べられるヒューマングレードのウェットフードです。


アルモネイチャー 猫用 コンプリート チキンとキャロット

アイシア 黒缶パウチ アソート

まぐろとかつお、ささみ入りまぐろとかつお、かつお節入りまぐろとかつおの3種類がセットになったウェットフードです。
ゼリータイプになっており、美味しく水分補給もできるでしょう。
穀物類不使用で、安心して猫に与えることができます。


アイシア 黒缶パウチ アソート

キャットフードは猫に合ったものを選びましょう

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キャットフードには、ドライフードとウェットフード、そして半生の3種類があります。
それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるため、猫に合ったものを与える必要があるでしょう。
おそらく多くの猫はドライフードを食べているでしょうが、食欲不振のときなどはウェットフードを与えることで食べてくれることもあります。
それぞれのキャットフードのメリットとデメリットを理解して、状況によって使い分けるのもおすすめです。

参考サイト

56nyan(参照日:2022-10-14)
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/682881/
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/a3009-01/
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/7r195/

charm(参照日:2022-10-14)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/397106/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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