猫にパンを与えてはダメ!理由を解説

猫がパンを食べたがることもありますが、猫にパンを与えてはいけません。
場合によっては命に関わる可能性もあるため、もしも猫にパンを与えようとしているのであれば、与えてはいけない理由も知っておきましょう。
この記事では、猫にパンを与えてはいけない理由と、猫が食べたら危険なパンの種類を解説します。 2024年04月19日作成

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猫にパンを与えてはいけない理由とは?

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まずは、猫にパンを与えてはいけない理由をご説明します。
愛猫がパンを食べたがっても、ここをチェックすれば与えてはいけない理由がわかるでしょう。

猫は完全肉食動物だから

猫は完全肉食動物なので、基本的に肉や魚などの動物性たんぱく質を摂取しなければ健康を維持することはできません。
また、当然ながら猫の消化器官は肉食動物として適応しているため、主に肉類を消化することに特化しています。
パンに含まれる炭水化物の消化能力は限られていることから、猫がパンを食べることで消化不良を起こしてしまうことがあるでしょう。

アレルギーのリスク

パンには、小麦やグルテンといった成分が含まれています。
これらの成分は猫にとって消化に負担をかけるだけではなく、食べ過ぎるとアレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギーの症状としては下痢や嘔吐などが挙げられますが、場合によっては命に関わる可能性もあることから、猫がはじめてパンを食べてしまった時には、アレルギー症状が現れないか様子を見る必要があるでしょう。

塩分・糖分過多のリスク

パンには、塩分や糖分が含まれていることがあります。
特に惣菜パンは塩分量が多く、猫の腎臓に大きな負担がかかるでしょう。
猫の腎臓に負担がかかることで、高血圧や腎臓病のリスクを高まります。
また、糖分の過剰摂取により肥満になってしまうこともあるでしょう。

栄養が含まれていない

パンは、猫にとって有益な栄養素が含まれていません。
猫は動物性たんぱく質のほか、タウリンなどの必須アミノ酸やビタミンA、アラキドン酸などの栄養素を必要としていますが、これらの栄養素はパンにはほとんど含まれていないため、パンだけを食べ続けると栄養不足になる可能性が高いです。

添加物や防腐剤が含まれている可能性

パンには、品質を維持するために添加物や防腐剤が含まれていることがあります。
添加物や防腐剤は人体に悪影響を及ぼす心配は少ないですが、猫にとってはあまり良くない可能性もあるでしょう。

猫が食べたら危険なパンの種類

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ただの食パンであれば、猫が食べてもすぐに身体に悪影響を及ぼす心配は少ないでしょう。
しかし、これらの種類のパンを食べた場合は命に関わる可能性もあるため、すぐに動物病院へ連れて行く必要があります。

チョコレートパン

甘くて美味しいチョコレートパンですが、猫には絶対に与えてはいけません。
これはチョコレートに含まれる糖分が猫の肥満に繋がるということではなく、チョコレートに含まれるテオブロミンという成分により猫に中毒症状が現れるからです。
猫がチョコレートを食べることで、下痢や嘔吐のほかに痙攣などの症状が現れ、最悪の場合は命に関わることもあります。

ネギが入ったパン

惣菜パンには、玉ねぎや長ネギなどのネギ類が含まれていることも多いです。
ネギ類も猫が食べてはいけない食材のひとつとして知られていますが、ネギ類も猫が中毒を起こしてしまいます。
猫がネギ類を食べた時には少量でも昏睡状態に陥ってしまう可能性もあるため、猫の手の届く場所に惣菜パンを置いておかないようにしましょう。

レーズンパン

レーズンパンも、猫に注意が必要なパンです。
レーズンはブドウでできていますが、猫がブドウを食べることで急性腎不全を発症する可能性があります。
また、洋風のパンには白ワインが使用されていることもありますが、当然ながら白ワインでも猫に重篤な症状が現れるため、一見はブドウが使用されていないように見えても注意しなければなりません。

人間用に作られたパン

基本的には、猫に人間用に作られたパンは与えてはいけません。
人間用に作られたパンは、嗜好性を高めるために塩分や糖分が高いだけではなく、先述したような中毒症状が現れる可能性のある食材が含まれていることもあるため、種類を問わずに避けたほうが良いでしょう。

猫がパンを食べたがる際の対処方法

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猫によっては、「どうしてもパンが食べたい」とおねだりをしてくることもあるでしょう。
当然ながら猫にパンを与えないほうが良いですが、もしも猫にパンを与えるのであれば、どのような対処をすれば良いのでしょうか?

猫用のパンを与える

猫は完全肉食動物ですが、一部では猫用に作られたパンも販売されています。
もしも猫にどうしてもパンを与えたいのであれば、猫用に作られたパンであればすぐに健康に悪影響を及ぼす心配はないでしょう。
しかし、先述しているように猫は動物性たんぱく質を中心に摂取しなければ健康を維持することができないため、猫用のパンであっても大量に与えるのは避けたほうが良いです。

どれだけ猫がパンを食べたがっても与えない

やはり愛猫のことを第一に考えるのであれば、どれだけ愛猫がパンを食べたがっても与えないほうが良いでしょう。
猫にパンを与えることで猫は一時的に喜ぶかもしれませんが、健康に良い影響を与えることはありません。
むしろ、身体に悪影響を及ぼす可能性のほうが高いでしょう。

猫にパンを与えるのはメリットがない!

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猫は完全肉食動物なので、炭水化物が多く含まれているパンを食べてもメリットはまったくありません。
むしろ炭水化物は猫にとって消化がしにくく、消化不良を引き起こす可能性もあるでしょう。
また、人間用に作られたパンは塩分や糖分が高く、猫が中毒を起こしてしまう食材が含まれている可能性もあります。
もしも猫がパンを食べたがった時は猫用に作られたパンを与える対処方法もありますが、完全肉食動物である猫にはパンを与えないほうが良いでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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