子犬の無駄吠えはしつけで直る?吠える理由も解説

子犬は、成犬よりも吠える傾向にあります。
成犬になる前に子犬が吠えるのを止めさせなければ、無駄吠えとなる可能性が高いため、早めに対処をしなければなりません。
この記事では、子犬が吠える理由や無駄吠えのしつけ方法を解説します。 2024年04月18日作成

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子犬がよく吠える理由とは?

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まずは、子犬が吠える理由をご説明します。
理由がわかれば、事前に対処することもできるでしょう。

要求をしている

子犬が吠えるのは、飼い主に要求をしていることが考えられます。
これは「要求吠え」というもので、犬は言葉を話すことができない代わりに、飼い主に吠えることで何かを伝えようとするのです。
ちなみに、子犬は母犬にも吠えてコミュニケーションをとる動物で、「お腹がすいた」や「遊んでほしい」などの要求を、母犬に吠えておねだりします。
飼い主に要求していることも、食事や散歩などが多いでしょう。

恐怖・警戒

子犬が吠えるのは、恐怖を感じたり警戒したりした時にもみられます。
これは社会化が学べずに育った子犬に多くみられる行動で、ほかの犬や人を見た時に、相手が何をしてくるかわからない恐怖心から吠えるようになってしまうのです。
しかし、幼い頃から兄弟犬やさまざまな人たちと触れ合ってきた子犬には、この行動はみられません。
社会化を学べている子犬は、ほとんどの犬や人は自分に対して攻撃的ではないことを知っているため、無駄に吠えて警戒をする必要がないからです。

夜鳴き

家に迎え入れたばかりの子犬は、夜鳴きをすることがあります。
これは、ペットショップやブリーダーで過ごしていた頃はまわりにほかの犬や人が多かったのが、突然ひとりになって寂しくなったことからみられる行動です。
ちなみに、子犬の夜鳴きは家に迎え入れてから数日間続くことが多いですが、通常であればしばらくすれば落ち着きます。
もしも数日経っても夜鳴きが収まらないのであれば、日中に十分に飼い主に構ってもらえないことから、体力が有り余っている証拠でもあります。

もともと吠えやすい犬種

犬種によっては、もともと吠えやすいこともあります。
特に獲物を吠えながら追いかけたり獲物を見つけて吠えたりする狩猟犬だった犬種は、吠えやすい傾向にあるでしょう。
また、マルチーズやパピヨンなどの身体の小さな犬種も、ほかの犬種よりも吠えやすい傾向にあります。

子犬の無駄吠えのしつけ方法

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子犬の無駄吠えは、しつけで直すことが可能です。
早めにしつけを始めれば、そこまで苦労をせずに直すことができるでしょう。

社会化を学ばせる

子犬の無駄吠えのしつけに効果的なのは、社会化を学ばせることです。
1歳を過ぎて成犬と呼ばれる年齢になってから社会化を学ばせるよりも、子犬の頃のほうが断然社会化を学ばせやすいでしょう。
子犬の社会化の学ばせ方にはさまざまな方法がありますが、室内であればいろいろな人に協力をしてもらい来客者を増やす方法がおすすめです。
子犬に来客者の手からおやつをもらったり遊んでもらったりすることで、子犬は人間のことを怖い存在だとは考えなくなります。
また、散歩やドッグランでほかの犬と触れ合わせることで、社会化を学ぶことが可能です。
子犬に社会化を学ばせることができれば、恐怖や警戒心による無駄吠えはなくなるでしょう。

いろいろなものに慣れさせる

子犬は、家のチャイム音や車の音、花火の音などさまざまなものに怖がって吠えます。
大切なのは、いろいろな音が鳴ったとしても犬に実害が起こることはないと学習してもらうことです。
そのため、第三者に協力してもらってチャイム音を鳴らしてもらい、チャイム音が鳴ったら子犬におやつを与えるなど、苦手と感じる音の存在を好きになってもらう工夫をしましょう。

静かにしていたら褒める

当然ながら、子犬は四六時中吠え続けているわけではありません。
大人しくしているタイミングもあるはずなので、犬が静かにしていたら褒めてあげましょう。
また、犬がリラックスしている時にも、「おとなしくしていていい子だね」などと優しく声をかけたり撫でたりして、褒めてあげます。
これを続けることで、子犬は「騒がしくしていたら褒められないんだ」と学習して、徐々に無駄吠えがなくなっていくでしょう。

無視をする

子犬が吠えていても、無視をしましょう。
無視を続けることで、子犬は「吠えていても意味がないんだ」と学習します。
「うるさい!」などと叱ってしまうと、子犬は「吠えたら反応してもらえた」と考えて、さらに無駄吠えが増えてしまいます。
ちなみに、子犬の「食事がほしい」や「散歩に連れて行ってほしい」などの要求吠えに対しても、反応することなく無視する必要があるでしょう。
もしも子犬の要求吠えに反応してしまうと、子犬は何かあればすぐに吠えるようになってしまいます。

子犬の無駄吠えのしつけをする際の注意点

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子犬の無駄吠えのしつけをする際は、いくつかの注意点があります。
注意点を守って、楽しく無駄吠えのしつけをできるようにしましょう。

叱らない

子犬の無駄吠えのしつけをする際は、叱らないようにしましょう。
子犬の頃は、叱られても何が悪いのか理解することが難しいです。
さらには、先述したように「吠えたら飼い主に構ってもらえた!」と学習してしまい、さらい無駄吠えが悪化することもあるでしょう。
子犬のしつけは基本的に叱ることなく、楽しいものであることを意識して行うことが大切です。

子犬の無駄吠え自体を止めさせようとしない

子犬の無駄吠えには、必ず原因があります。
そのため、無駄吠え自体を止めさせようとしても無意味です。
子犬の無駄吠えは、原因を取り除かなければ改善することはないでしょう。
恐怖や不安な気持ち、飼い主への要求など、飼い主自身が子犬の無駄吠えの原因を特定して、それに対する対処をする必要があります。

子犬の無駄吠えには早めに対処しよう

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子犬の無駄吠えの原因はさまざまですが、主に飼い主への要求や恐怖心などが多いです。
そのため、子犬に社会化を学ばせることで、無駄吠えが収まることもあるでしょう。
また、飼い主が子犬の無駄吠えに反応しないことも大切です。
子犬の無駄吠えに反応してしまうと、子犬の無駄吠えはさらにエスカレートしていきます。
必要なのは、子犬に「吠えても無駄だ」と理解させることです。
子犬の無駄吠えには一切反応せずに、子犬が大人しくしている時だけ褒めたり構ったりしてあげることで、子犬の無駄吠えは徐々に収まっていくでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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