猫の食器の高さはどれくらいがいい?
出典:https://www.shutterstock.com
猫用の食器が床に置かれると、猫は首に負担をかける可能性があります。食器が低い位置にある場合、猫が快適に食事をするのは難しいことがあります。ここでは猫の食器の高さについて詳しく説明します。
食器の高さの目安は?
猫の食器の適切な高さは、一般的に「5~8cm程度」がおすすめの目安です。
猫の体の大きさや好みによって異なる場合があるため、愛猫の個々のスタイルに合わせて調整してみてください。
愛猫に合った食器の高さの調べ方
猫の食器のおすすめの高さは一般的な目安がありますが、それに加えて、個々の猫に合った高さが大切です。食器を選ぶ前に、愛猫の理想的な高さを見つけることがおすすめです。
高さを調べる方法として、食器の下に段ボール箱などを重ねてみて、猫の食べる姿勢を確認しましょう。ベストな高さは、猫の首が体よりも下にならず、首と床が平行になる高さです。愛猫の姿勢を見ながら、高さを調整しましょう。
食器台の活用もおすすめ
愛猫に合う食器を見つけるのは難しい場合、食器台の利用が便利です。多くの食器台は簡単に組み立てられたり、置くだけですぐに使える場合が多いでしょう。高さや角度を調整できる商品もあり、愛猫に合わせて設定できます。お気に入りの食器を使い続けたい場合や、食器選びに悩んでいる場合は、食器台の導入を検討してみることも検討してみましょう。
高さがある食器のメリット
出典:https://www.shutterstock.com
高さがある食器にはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは「高さのある食器のメリット」についてご紹介します。
吐き戻しや体の負担を軽減できる
高い位置の食器を使う利点は、主に猫の体への負担の軽減です。低い位置で食事をとると、猫の内臓や関節に余分な負担がかかることがあります。食器の高さを調整し、猫の首と体を平行にすることで、体への負担を軽減できます。
楽に食事ができる
食器が高い位置にあると、猫は首を下げずに楽に食事できます。特に高齢の猫には、食器の高さを調整することがおすすめです。
高さがあるおすすめの猫用食器をご紹介
高さのある食器は、普通の食器に比べると商品が少ないです。そのため、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。ここでは高さのある猫用食器をご紹介します。
猫壱 ハッピーダイニング 脚付フードボウル
猫が自然にご飯を食べることができることを考慮した猫用食器です。脚部分には滑り止めのシリコンが付いています。器の縁に返しがついているため、フードがこぼれにくい設計になっています。足部分の高さは6cm程度です。
アイエーエム ナチュラル 脚付きフードボウル
傾斜ハイタイプの脚付きのフードボウルです。高さがあるため、食事の際に体に掛かる負担を軽減できます。高さは9cm、15度の傾斜がついています。フードが手前に集まるため最後の一粒までしっかり食べることができるでしょう。
Petifam 脚付フードボウル
陶器製のラウンド型ボウルです。色んなカラーがあるため、家のデザインに合う物を選ぶことができます。ほどよい高さがあり、安全素材で作られています。丸洗いも可能なため、いつでも清潔を保つことができます。
nekozuki まんま台
こちらは食器を置く台座です。使い慣れた食器を乗せるだけで食事の時間を快適なものにしてくれるでしょう。お皿は2つを置くことができるため、ご飯と水を両方置くこともできます。台にはくぼみがあるため、食器が移動することも防ぎます。
猫の体の大きさに合わせて食器を選ぼう
出典:https://www.shutterstock.com
猫の食器は通常、高さが5〜8cm程度のものがおすすめとされています。低い食器を使うと、猫は首を下げて食事をする必要があり、これが食道や胃に負担をかけるだけでなく、関節にも負担をかける可能性があります。
そのため、高い位置にある食器を選ぶことで、猫の首と体をほぼ平行に保つことができ、食事が楽になります。愛猫の食器の高さを調べて、より快適に食事ができるよう考えてみてあげましょう。
・charm 楽天市場店(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/228849/
・アイエーエム ナチュラル(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/iamnatural/10000440/
・ペットグッズ専門店Petifam(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/petifam/10000030/
・猫用品の通販nekozuki(ねこずき)(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/cxc/485/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。