うさぎのペレットの量はどれくらい？おすすめペレットもご紹介

うさぎに与えることができるご飯はチモシーなどの牧草、ペレット、野菜などです。
牧草はうさぎに主食となるため、基本的にどれだけ与えても問題ありません。うさぎがいつでも好きなだけ食べられるよう準備しておいてあげましょう。
ペレットや野菜の量に関しては基本的に補助として与えのがおすすめです。

特に、ペレットの量はうさぎの年齢や体重など、条件によって変わるため、体重を測定してから与える量を決めましょう。

うさぎにペレットを与える際には、適当な量を与えてはいけません。過剰に与えてしまうと体調を崩す原因にもなります。そのため、ペレットを与えるときはしっかり測定して与えましょう。
ここでは、うさぎの1日のペレット量について解説します。

1日のペレット量は「体重の1.0～1.5％」にしましょう。

体重1kgのうさぎの場合
・1日約10～15g
・1日2回与える場合は1回5～7.5g
ということになります。

うさぎの体重をしっかり測定してから与えるようにしましょう。

うさぎにペレットを過剰に与えてしまうと
・肥満
・盲腸便の食べ残し
・消化管機能の低下
・歯の病気
などの原因になります。

過剰に与えることで体調を崩す原因となってしまうため、ペレットを与える量はしっかり測定することをおすすめします。ペレットをたくさん与えてしまうと、牧草を食べなくなることもあるため、注意しましょう。

ペレットは食べ放題のように与えることはせずに、回数を決めて与えることが望ましいです。
ここでは、ペレットの与え方について解説します。

ペレットを与えるときは「1日2回」与えるようにしましょう。
朝と夕方与えることによりメリハリもできます。ペレットを与えた後はそのまま置きっぱなしで問題ありません。ただ、水が入ったり汚れてしまったときは下げるようにしましょう。

ペレットの量の計算方法はありますが、子うさぎやシニア期にはどうしたらいいのか迷ってしまうときは、動物病院に相談することをおすすめします。
動物病院によっては、うさぎのような小動物を診ることができないケースもあるため、家の近くでうさぎを診てくれる病院をあらかじめ探しておきましょう。

ペレットを与えるときにはうさぎ専用の物を選ぶことが望ましいです。ペレットは商品がいくつかあるためどれを選んでいいのか迷うこともあるでしょう。
ここでは「おすすめのうさぎ用ペレット」についてご紹介します。

7ヶ月以上のうさぎの主食のペレットです。総合栄養食であり、生後7ヶ月〜5歳頃まで与えることができます。低カロリーで高品質なチモシー牧草が主原料なので、肥満が気になるうさぎにおすすめです。

健康な体を維持したい場合におすすめの、うさぎ専用の療法食です。うさぎ専門の臨床獣医師とメーカーが、共同で開発したうさぎの健康食とも呼べるペレットとなっています。食物繊維が豊富に含まれています。

うさぎの毛球症に配慮して作られたペレットです。毛球症対策のために、植物油脂を配合しています。さらに、野草粉末を配合し健康的な生活習慣をサポートしてくれます。主食と同様の栄養成分のため、主食と2〜3割置き換えたり、定期的に主食と切り換えが必要となります。カロリーが高めの設計となっているため、肥満には注意が必要です。

全年齢対応のうさぎ用ペレットです。成長期から維持期まで与えることができます。切替が必要ないため、ストレスも軽減できます。さらに、嗜好性が高いため、他のフードからの切替もスムーズに行えます。

ここでは、うさぎの1日のペレット量やおすすめペレットについてご紹介しました。
うさぎには牧草、ペレット、野菜、おやつなどを与えることができます。牧草は基本的に自由に食べることができるように与えますが、ペレットは量を測定し与えましょう。過剰に与えてしまうと肥満や病気などを引き起こす原因にもなります。
ペレットを購入するときはうさぎ専用のものを選び、与える量もしっかり計算し、測定して与えるようにしましょう。