マルチーズのドッグフード、どう選ぶ?みておきたいポイントとおすすめのドッグフード15選

マルチーズは、食が細い子が多く、何をあげたら良いのか困っている飼い主さんもいるのではないでしょうか。ここでは、マルチーズのドッグフード選びで見ておきたいポイントとおすすめのドッグフードをご紹介します。 2023年09月29日作成

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マルチーズのドッグフード選びで気を付けたいポイント

出典:https://www.shutterstock.com

マルチーズは、食が細くて準備してもあまり食べてくれないなど、食い付きの悪さを心配する飼い主さんが多いようです。また、白い被毛だからこそ涙やけが目立ちやすくて気になったり、心臓の病気に気を遣ったりと、それぞれ悩みはあるでしょう。

すべての病気をフード選びで防ぐことはできませんが、マルチーズの飼い主さんが悩みがちな問題はフードを見直すことによって変わる可能性もあります。

良質なタンパク質が主原料になっているものを選ぶ

ワンちゃんは、雑食と言われますが、限りなく肉食に近い雑食です。したがって、主に摂取すべきなのはお肉やお魚といった動物性タンパク質。原材料表記を見て、先頭に何が書かれているのかチェックしてみましょう。ここがお肉やお魚の名称で記載されていれば、動物性タンパク質が豊富であることが分かります。

また、原材料表記や商品の説明欄を読んで、食材の品質が高いかどうかも把握できればそれに超したことはありません。

オメガ3・オメガ6脂肪酸を配合している

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は、皮膚や被毛の健康に関連する栄養素です。良質なお魚の油によく含まれていますが、ドッグフードの記載のルールによって含まれていても記載されていないケースがあります。毛並みや皮膚の状態が心配な場合は、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸を含んでいることが分かるドッグフードに変えるのも1つの方法です。

心臓の機能のサポートが期待できる成分が含まれている

マルチーズは僧帽弁閉鎖不全症という心臓病にかかりやすいと言われています。病気の発生を確実に防ぐことはできませんが、できればその助けになるようなフードを選びたいですよね。タウリンやL-カルニチンといった成分は、心臓の機能をサポートすると言われています。できれば、このような成分が含まれているかどうかも確認してみましょう。

不要な添加物が含まれていない

ドッグフードの添加物がすべて悪いとは言いませんが、ただ嗜好性を高めるためだけに香料を使用したり、飼い主さんからのウケがいいように着色料をつけたりするのは、本来なら無駄なことでしょう。基本的に体に害がない程度で配合されてはいるものの、できれば不必要なものは摂らせたくないと考えるのが一般的。涙やけを起こしやすいマルチーズは、できるだけクリーンな腸内環境を保つようにするのが無難です。

食べやすい形状である

マルチーズは口が小さいため、大型犬が喜んで食べるようなサイズのフードは食べにくく寄り付かない可能性が高いです。できるだけ、以下のポイントにマッチするものを選んであげましょう。

・超小粒、あるいは小粒である
・粒が大きくても薄い
・割れやすい

基本的に、ドッグフードはメーカーが推奨する犬種の体の大きさにあった粒でフードを販売しています。したがって、私たちは適正犬種などを見ればマルチーズに合うドッグフードが探しやすくなります。

マルチーズにおすすめのドッグフード15選

アーテミス アガリクスI/S 小粒

複数の上質なタンパク質と、オメガ3・オメガ6脂肪酸を配合。全犬種・全年齢に対応したフードのため、多頭飼育の家庭にも便利です。アレルギーの原因になりやすい肉副産物や、人工保存料、着色料は不使用。犬の消化を考えて食材を厳選しています。商品名にもある「アガリクス」とは、アガリクス茸のこと。ビタミンやミネラル、酵素など栄養が豊富で体内の老廃物の排出を助けてくれると言われています。


アーテミス アガリクスI/S 小粒

アーテミス フレッシュミックス スモールブリードアダルト

新鮮なチキン、ターキー、ダック、サーモンといった複数の肉や魚が使われていて、その深い味わいが食の細いマルチーズの興味をそそるかもしれません。たっぷりな果物や野菜からの抗酸化成分によって、涙やけ等の対策にもつながる可能性があります。


アーテミス フレッシュミックス スモールブリードアダルト

ドッグフード工房 選べる小袋×3袋

人間用の食材だけを使ってつくられる、国産のドッグフードです。すべての栄養は天然素材からのみ摂ることをこだわりとしており、栄養バランスは総合栄養食としての基準に適合。単品で購入することもできますが、こちらは3袋ほど選べるようになっています。ひとまず試してみたい場合におすすめです。


ドッグフード工房 選べる小袋×3袋

ブリスミックス ラム 小粒

アーテミスと同じ会社で製造されているドッグフードです。アレルギーの原因になりやすい肉副産物や人工保存料、着色料は使用されておらず、冷凍の肉や野菜も不使用。すべて冷蔵保存された食材で風味を損なわずに加工されています。これが、高い嗜好性につながる1つのポイントです。


ブリスミックス ラム 小粒

シェフドッグ

添加物不使用、食物繊維とオリゴ糖、ビフィズス菌の力でおなかをサポートしてくれる、日本の食材をたっぷり使ったこだわりのドッグフードです。例えば、豚レバーや牛肉、さつまいも、お魚など。それらの素材の栄養をできるだけ損なわない方法で加工するため、食い付きの良さに定評があります。


シェフドッグ

ニュートロ シュプレモ 小型犬用

小型犬や超小型犬の特徴に配慮してつくられたフードです。小型犬の飼い主さんにはよく知られているドッグフードで、15種類の自然素材を厳選し最適な栄養バランスになるようブレンドしています。


ニュートロ シュプレモ 小型犬用

ニュートロ ナチュラルチョイス プレミアムチキン 小型犬 エイジングケア チキン&玄米

シニアの小型犬の関節の健康や腸内環境や免疫力の維持などを考えてつくられたフードです。芯までふやけやすい粒になっているため、歯の状態を見ながら柔らかくしてあげることができます。


ニュートロ ナチュラルチョイス プレミアムチキン 小型犬 エイジングケア チキン&玄米

ロイヤルカナン ミニ インドア アダルト

室内で暮らす小型犬の健康を考えてつくられています。消化性の高いタンパク質と適切な食物繊維、高品質な炭水化物によって健康的な消化をサポート。太りやすい室内犬の理想的な体重が維持できるようカロリー控えめにつくられています。


ロイヤルカナン ミニ インドア アダルト

アカナ パピースモールブリードレシピ (小型犬子犬用)

こちらは小型犬の子犬用フードです。マルチーズの子犬をお迎えしたときにいかがでしょうか。子犬期の急速な成長がサポートできるよう、動物性タンパク質と脂肪が豊富に含まれています。


アカナ パピースモールブリードレシピ (小型犬子犬用)

アボダーム オリジナルビーフ

アボカドオイルを使用し、素材の栄養が逃げないように低温調理でじっくり作られています。皮膚や被毛のトラブルを抱える子にも選ばれていて、小麦が入っていないため小麦アレルギーの子にもおすすめ。消化吸収にすぐれ、油っぽくないのも特徴です。


アボダーム オリジナルビーフ

ビルジャック スモールブリードアダルト

タンパク質や脂肪を控えめにしつつ、室内で暮らす小型犬が十分な栄養をバランスよくとれるよう配慮されています。第一主原料は新鮮な鶏肉、そして犬用の乳酸菌やオメガ3・オメガ6脂肪酸等も含まれています。


ビルジャック スモールブリードアダルト

ピュリナプロプラン オプティライフ

良質なタンパク質とオメガ3脂肪酸の配合で、関節の健康に配慮されています。ほぐし粒という、独自の製法の粒によって噛む健康をサポート。心臓の健康維持や腸内環境の健康にも役立つ栄養がバランスよく含まれています。


ピュリナプロプラン オプティライフ

VISIONS オリジナル ドッグフード ディー・ラム&フィッシュ

生の子羊肉と新鮮な魚という、良質なタンパク質が主原料になっています。穀類は小麦を使わず国産の玄米と大麦のみ。グルテン量が低くなっています。手間ひまかけて少量ずつ作られたフードは、新鮮なうちに届きます。このドライフードは、水やぬるま湯でふやかして与えることが推奨されています。


VISIONS オリジナル ドッグフード ディー・ラム&フィッシュ

サリーとダリオ ノングルテンフード 小袋

手作りのご飯のような美味しさを目指して作られているフードです。消化のしやすさを考慮して、凝固剤を使用していないため、形が少しいびつなのも、かえって魅力的。油コーティングされていないためベタベタしません。


サリーとダリオ ノングルテンフード 小袋

ボッシュ ハイプレミアム ミニシニアドッグフード

年齢を重ねた小型犬の身体の変化を考慮してあります。カロリーやタンパク質の量、脂肪は控えめにして、その代わりにビタミンEやビタミンCなど細胞と身体を健やかに保つための栄養をプラス。ボッシュのフードの中でも特に消化吸収しやすいフードとなっています。


ボッシュ ハイプレミアム ミニシニアドッグフード

マルチーズのドッグフードは食い付き以外のポイントも見て選ぼう!

出典:https://www.shutterstock.com

少食なマルチーズのフード選び、ついつい食い付きの良さを重視してしまいますよね。確かに準備したフードを食べてくれないと元も子もないのですが、時には栄養バランスや食材などに注目してみるのもおすすめです。マルチーズのフード選びで迷ったら、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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