猫の多頭飼育で気をつけることは?おすすめケージをご紹介

猫を飼育する際にはケージを持っておくことがおすすめです。では、猫を2匹以上で多頭飼育する場合、どれくらいの大きさのケージを用意してあげることがいいのでしょうか。ここでは猫の多頭飼育で気をつけることについて解説します。 2023年08月14日作成

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猫の多頭飼育のメリットとは?

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猫を数頭飼育するとなると、猫同士の縄張り争いや健康管理などが大変になることもあります。食事や消耗品の量の増えるため、かかる費用も増えてしまいます。しかし、猫にとって多頭飼育はいろんなメリットがあります。

寂しさを和らげる

猫は1匹でいると寂しさを感じることがあります。飼い主が常に近くにいる環境に慣れてしまった猫は、飼い主が外出などで不在になると寂しさを感じ、ストレスの原因にもなります。このような状況が原因で体調を崩すことも考えられます。

猫を複数匹飼うと、猫が1匹だけで過ごす時間が減り、寂しさや退屈を感じる時間が減少します。特に寂しがり屋の猫には、複数匹の飼育が適しているでしょう。

運動不足解消

猫同士でじゃれて遊ぶ時間が増えると、猫の運動不足が解消されます。猫は運動量が減ると肥満や病気にかかりやすくなりますし、さらにストレスもたまってしまいます。

猫同士が遊ぶことで、体を思い切り動かすことができるため、ストレス解消にも効果的です。また、気分転換にもなり、リフレッシュすることができます。1匹の猫が不安な時にも、もう1匹の猫がいることで気持ちを落ち着かせることもできます。

猫同士のふれあいができる

多頭飼育をすることで、猫同士の関わり合いを学ぶことができます。また、社交性も身につけることができるので、他の猫との接し方なども勉強できます。

猫の多頭飼育で気をつけることとは?

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猫の多頭飼育にはいろんなメリットがあります。しかし、多頭飼育をはじめるときには注意しなければいけない点もあります。さらに猫同士の相性もあるため、慎重にならなければいけません。
ここでは「猫の多頭飼育で気をつけること」についてご紹介します。

少しずつお互いに慣れさせる

猫同士が対面する際には、まず少しずつ慣れさせることが重要です。急に合わせると、かえって仲が悪化し喧嘩になることもあります。

新しい猫を迎え入れる際には、最初はケージの中で生活させます。先住猫と触れ合う時間を少しずつ増やしていきます。徐々に慣れさせていくことが大切なので、焦らずに進めましょう。

野良猫を迎え入れる際には、まず病気を検査してから先住猫に会わせます。寄生虫や伝染病に感染している可能性もあるため、安易に会わせることは避けましょう。必ず動物病院を受診してから対面させるようにしましょう。

健康管理には注意する

猫の多頭飼育では健康管理が難しくなる可能性があります。特に、排泄状態がどの猫のものか判断することが難しいこともあります。そのため、それぞれの猫の健康状態をしっかり把握するように心掛けましょう。

1匹ごとに安心できるスペースを確保する

多頭飼育をすると、それぞれの猫が安心できるスペースを確保することが難しい場合があります。安心できる場所がないと、猫にとってストレスとなる可能性があります。そのため、猫が自由に過ごすことができるような場所を確保してあげることがおすすめです。

おすすめ大型ケージをご紹介

猫を多頭飼育する際には、ケージを用意しておくことが望ましいです。ただし、2匹が一緒のケージに入る場合は、大きめのケージを用意する必要があります。多頭飼育でも快適に過ごすことができるようなサイズのケージを用意してあげましょう。

アイリスオーヤマ 大型 キャットケージ PEC-903

多頭飼育でも快適に過ごせる、3段の大型猫用ケージです。3段それぞれに大きな扉が付いているため、どこからでも猫を出入りさせることができるようになっています。キャスター付きなので、掃除の際にも簡単に移動させることができます。


アイリスオーヤマ 大型 キャットケージ PEC-903

アイリスオーヤマ ペットケージ PEC-902

幅広タイプのペットゲージです。猫が快適に過ごせる広さとなっています。丈夫な棚板や大きな扉などがついているため、機能的に使用することができます。


アイリスオーヤマ ペットケージ PEC-902

ハピネコ 2面扉付き キャットケージ 3段

前からだけでなく横からも出し入れすることができるペットゲージです。爪とぎができる朝ステップやハンモックがついているため、ケージ内でも快適に過ごすことができます。


ハピネコ 2面扉付き キャットケージ 3段

トイレ付きキャットケージ にゃん箱2号

トイレが設置されているペットゲージです。ぱっと見ではトイレがわからないよう工夫されているのが特徴です。3段ケージになっており、広々と過ごすことができます。トイレの掃除も簡単でお手入れラクラクです。


トイレ付きキャットケージ にゃん箱2号

多頭飼育では大きめのケージを選びましょう

出典:https://www.shutterstock.com

猫の多頭飼育には、猫が寂しくならずに過ごせるなどのメリットがあり、忙しい飼い主さんにおすすめです。ただし、注意が必要な点もあります。始めは少しずつ慣れるようにし、トイレも頭数+1になるように注意しましょう。

多頭飼育では猫の健康管理が難しくなる傾向もあるので、普段から健康に気を配ることが重要です。

参考サイト
・キャットランド (参照日:2023-07-11)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/i332157/
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/i332156/

・タンスのゲン Design the Future(参照日:2023-07-11)
https://item.rakuten.co.jp/tansu/24610051a/

・Liv House (参照日:2023-07-11)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-cgt3/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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