うさぎも運動不足になる？運動不足解消法についても紹介

うさぎは1日の多くをケージの中で過ごすことがほとんどだと思います。しかし、ケージの中運動不足になることもあります。運動不足は外見では判明しにくく、さまざまな健康上のトラブルの引き金になる可能性があります。

うさぎが運動不足になると、肥満やストレスの原因になります。肥満は骨に負担をかけ、他の疾患を引き起こすきっかけにもなってしまいます。また、うっ滞という消化管の機能が低下する症状も、運動不足により引き起こされる可能性が高まります。

これらの症状にならないためには、うさぎが体を動かすことができるよう環境を整えてあげる必要があります。

うさぎは体を動かすことを好みます。そのため、遊ぶ時間を確保してあげることが望ましいです。では、うさぎはどんな遊びを好むのでしょうか。
ここでは「うさぎはどんな遊びをするのか」についてご紹介します。

うさぎは体を動かして遊ぶことも好みます。

遊び方としては
・掘る
・走る
・ジャンプする
・鼻で押して見る
・登る
などがあります。

どんな遊び方を好むかはうさぎの性格にもより異なります。そのため、うさぎの個性に合わせて遊び方を変えてみましょう。

うさぎは好奇心旺盛なので、ニオイを嗅ぎながら歩き回ります。野生のうさぎは歩き周りながら食料となる草などを探していました。部屋の中でお散歩させる際に、うさぎのご飯やおやつを部屋のどこかしらに隠してみることもおすすめです。

体を思い切り動かすわけではありませんが、満足感を得ることができるため、ストレス解消にも効果が期待できます。

運動不足はうさぎの健康に悪影響を及ぼします。そのため、生活の中に運動を取り入れることが大切です。では、うさぎのためにはどんな対策をすればいいのでしょうか。

部屋の中でお散歩させることは「へやんぽ」とも呼ばれることがあります。へやんぽでは体を動かすだけでなく、うさぎが好きな探索をすることもできます。部屋を歩き回ることで、うさぎの好奇心を満たすことが可能です。
へやんぽの注意点としてはうさぎが歩き回れる場所の安全確保です。うさぎがコードに噛み付くこともあるため家電製品などのコードは隠し感電などの事故を防ぎましょう。サークルなどで囲うなど、危険がある場所へは行けないよう制限することもおすすめです。

性格にもよりますが、うさぎはおもちゃで遊ぶことも好みます。おもちゃの種類はいくつかあり、噛むことができるおもちゃや転がすおもちゃ、トンネルのようなおもちゃなどあるため、うさぎの好みに合わせて用意してあげましょう。へやんぽのときに遊ぶことができるように用意することで、より楽しみながら体を動かすことができます。

ケージの中でも遊べるよう、ケージ内におもちゃを設置しておきましょう。かじり木など、かじる欲求を満たすことができるおもちゃも入れておくことをおすすめします。1種類だけではうさぎが退屈してしまうため、ケージの広さに余裕があれば何種類か設置してあげましょう。おもちゃは消耗品のため、壊れている場合は新しいものに交換してあげることも忘れないようにしましょう。

うさぎは体を動かして遊ぶことも探索しながら遊ぶことも好きです。そんなうさぎのためにいろんな種類のおもちゃが販売されています。
ここでは「おすすめのうさぎ用おもちゃ」についてご紹介します。

国産のりんごの天然木を使用した小動物用のかじり木です。細めのサイズになっているため、体が小さいうさぎにも与えることができます。かじって遊ぶことで歯の伸びすぎを抑えたり、デンタルケア効果も期待できます。着色料や保存料は使用していないため、安心して与えることができます。

かじったり体を隠すことや登ることもできるキューブです。キューブには木製のネジを使用しているため安心です。階段として利用することもでき、色んな遊び方ができます。

３種類の天然素材で作ったボールです。 楽しくかじることでストレス解消効果も期待できます。ラタン・コーンリーフ・シーグラスの3種類の素材を使用したボールで、色々な噛み心地が楽しめます。吊り下げできる麻ひも付きなのでケージにも設置可能です。

うさぎ用の起き上がりこぼしです。うさぎが鼻でつついたり、足でキックしたりして遊べます。耳の部分は丈夫な生地で出来ているので、くわえて放り投げて遊ぶこともできます。

うさぎは運動不足になると肥満やストレスの原因となります。さらに怒りっぽくなることもあるため、普段からしっかり体を動かすことができる時間を確保しておきましょう。うさぎは狭い場所でも入り込んでしまうため、危ないものは片付け、散歩中はしっかり見守るようにしましょう。