犬がおもちゃを噛むのはなぜ？丈夫なおもちゃもご紹介

まずは、犬がおもちゃを噛む理由についてご説明します。
ここをチェックしておくことで、犬がおもちゃ好きな理由もわかるでしょう。

犬がおもちゃを噛むのは、単純に噛むと楽しいからです。
噛むと音が鳴ったり不規則に跳ねたりと、犬にとっておもちゃはワクワクするグッズといえます。

永久歯が生えそろっていない子犬は、歯の生え変わりの時期に歯がむずがゆくなります。
歯のむずがゆさを解消するために良いのが、おもちゃです。
噛み応えのあるおもちゃは、犬の歯のむずがゆさを緩和してくれるでしょう。
また、歯の生え変わりの時期に手元におもちゃがない子犬は、家具などを噛んで気を紛らわせようとすることが多いです。

犬は、本能的に物を噛んだり追いかけたりすることが大好きです。
これは狩猟本能によるもので、物を追いかけて捕まえる、噛むという欲求をおもちゃで満たすことができます。
特に、犬がボールやロープなどのおもちゃが好きなのも、欲求が満たせるという理由からでしょう。

犬によっては、おもちゃを噛むことが好きなあまり、いつまでもおもちゃを離してくれないことがあります。
実は犬がおもちゃを離してくれない理由は、飼い主にあるのです。
犬は、おもちゃを離すことで、「おもちゃを飼い主に奪われる」と考えているのでしょう。
おそらく、犬は過去に飼い主におもちゃを渡した時に、そのままおもちゃを返してもらえなかった経験があるはずです。
犬がおもちゃを離してくれないという問題を解決するには、「おもちゃを離して終わる」ではなく、「おもちゃを離したことを褒めて終わる」ということが大切です。
おもちゃを離したことをきちんと褒めることで、犬は「おもちゃを奪われた」ということよりも、「飼い主に褒められた」と感じて遊びを終えることができます。

犬によっては、おもちゃを全然噛んでくれないこともあります。
おもちゃを噛まない犬は、おもちゃが嫌いなのでしょうか？

子犬の頃に十分におもちゃに触れられなかった犬は、おもちゃを噛んで遊ぶものだと認識していないことがあります。
このような場合は、犬におもちゃが楽しいものだと認識させることで、おもちゃを噛んで遊ぶようになるでしょう。

おもちゃを噛まない犬は、ほかに興味があるのかもしれません。
犬は、常に楽しそうなことをキョロキョロと探しています。
そのため、窓からの景色やほかの犬など、おもちゃ以外に楽しそうなことがたくさんあるのでしょう。
当然ながら、犬がおもちゃの楽しさを理解できていないという可能性もあります。

犬は、基本的に飼い主のことが大好きです。
そのため、おもちゃ以上に飼い主と触れ合っているほうが楽しいと考えているのかもしれません。
特に甘えん坊の犬は、飼い主との触れ合いを大切にするでしょう。
飼い主としては犬との触れ合いは幸せに感じるでしょうが、運動不足解消のためにもたまにはおもちゃでも遊んでおくことをおすすめします。

おもちゃで遊ぶことが大好きな犬は、すぐにおもちゃを噛んで破壊してしまうこともあるでしょう。
最後に、おすすめの丈夫なおもちゃをご紹介します。

天然コットン素材でできた、ロープのおもちゃです。
15個セットになっているため、壊れる心配なく遊ぶことができます。
また、遊びながらデンタルケアも期待できるでしょう。

北海道のエゾ鹿の角を、犬のおもちゃに見立てた商品です。
当然ながら天然の鹿の角であるため、しっかりとした硬さで犬の噛むという本能を満たすことができるでしょう。
壊れにくく丈夫で、長い間噛み続けることが可能です。

大型犬には、このおもちゃがおすすめです。
太くてしっかりとしたロープタイプのおもちゃで、しっかりと噛むことができます。
犬との引っ張り合いの遊びをしても、壊れる心配は少ないでしょう。

とうもろこしのような見た目をした、犬用おもちゃです。
噛みやすい形で、喜んで噛み続けるでしょう。
しっかりとした噛み応えで、デンタルケアにも期待できます。

犬がおもちゃを噛むのは、逃げる物を追いかけて噛むという、本能によるものです。
また、おもちゃから音が鳴って楽しいなどの理由もあるでしょう。
もしも犬がおもちゃを噛まないのであれば、それはおもちゃの楽しさを認識できていない可能性が挙げられます。
日頃から犬とおもちゃで遊んでコミュニケーションをとることで、おもちゃは楽しいものだと認識してくれるでしょう。