犬にささみを与えても大丈夫?
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まず結論から言うと、犬にささみを与えても問題はありません。
犬には高タンパク質・低炭水化物の食事が理想です。ささみはタンパク質を豊富に含んでいるため犬にも最適な食材となっています。
タンパク質は体を作るために必要な栄養素です。ただ、過剰に摂取することで臓器に負担をかけることがあるため、与える量をしっかり守ることが大切です。
犬にささみを与えるメリットとは?
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ささみは栄養価の高い食材です。では犬がささみを食べることによりどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは犬にささみを与えるメリットについてご紹介します。
良質なタンパク質を摂取できる
タンパク質は三大栄養素にも含まれ、エネルギーの源になります。犬にとってタンパク質は必要なもので、犬の体を作るだけでなく健康な生活を送るためにも必要です。
タンパク質は不足してしまうと被毛や皮膚の状態が悪くなるだけでなく、体調不良にもつながります。しかし、過剰に摂取することで肝臓や腎臓に負担をかけてしまうため、与える量には注意しなければいけません。
低カロリー
ささみは100gあたり約100キロカロリーです。豚肉(ロース)は100gあたり141キロカロリー、牛肉は100gあたり371キロカロリーとなり、ささみは肉の中でもかなり低カロリーです。
体重制限中の犬でもしっかりタンパク質を摂取することができるためおすすめな食材の一つです。
疲労回復効果が期待できる
ささみにはアミノ酸やビタミンB群が豊富に含まれています。そのため疲労回復効果が期待できるでしょう。
ささみを与えるときの注意点とは?
ささみを与えることはいろんなメリットがありますが、与えるときには注意点を踏まえておくことが大切です。
ここではささみを与えるときの注意点についてご紹介します。
生で与えない
与えるときは中心までしっかり熱が入った状態で与えましょう。
ささみを生で与えてしまうと食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。食中毒担ってしまうと下痢や嘔吐を繰り返し、体調を崩すだけでなく入院が必要になるケースもあります。状態が悪ければ命に関わる状態になる可能性もあります。生のささみを触った箸や手なども犬になめさせることのないように注意が必要です。
調味料などで味付けをしない
基本的に犬は塩や砂糖、醤油などの味付けは必要ありません。逆に味付けをすることでミネラルやカロリーの過剰摂取にもつながります。茹でるときに塩分を足すのも避けた方がいいでしょう。
味が濃い食べ物の方が犬はとても喜ぶかもしれません。しかし、基本的には犬には不要なものです。嗜好性は上がりますが、病気を引き起こす可能性が高くなりますので、調味料を加えることのないようにしましょう。
過剰に与えない
犬は総合栄養食のドッグフードを食べていれば基本的には健康的に生活ができるようになっています。ささみはあくまで栄養補助食のようなものと捉えておきましょう。
与えるときには1日の給与量をしっかり確認し、給与量がわからないときは1日の食事量の10~20%程度に抑えるようにしましょう。
犬にささみを初めて与えるときは犬の体調が良いときに与えましょう。アレルギーなどが見られたときにすぐに対応できるよう、かかりつけの動物病院の診察時間内に与えることがおすすめです。できれば午前中に与え1日様子を見れるようにしておきましょう。
ささみを使用した犬用おやつ4選
ささみは低カロリーなためダイエット中の犬にもおすすめです。そのためささみを使ったおやつはたくさん販売されています。
ここではささみを使用した犬用おやつをご紹介します。
ドギーマン 絹紗 キューブ プレーン
ささみを使用したキューブ型の犬用おやつです。絹のようなふんわり柔らかい食感で、ごほうびにぴったりのおやつとなっています。
ペティオ ささみふわり。
鶏ささみを食べやすくふわりと仕上げた犬用のおやつです。ソフトなふわふわ食感で、小型犬やシニア犬にも安心して与えられるでしょう
ママクック フリーズドライのササミ 犬用
国内産生鶏肉を瞬間凍結し、そのままの状態でフリーズドライした犬用のおやつです。良質な鶏肉を使用し、特殊製法で旨味と香りと栄養素をそのまま閉じ込めています。保存料や着色料などの添加物は一切使用しておらず、フードに混ぜて嗜好性をアップさせることもできます。
アイリスオーヤマ まるごとささみジャーキー
超大袋タイプのささみジャーキーです。中身は小袋に分かれているため安心して与えることができます。高齢犬、小型犬も食べやすい細切りタイプになっているため安心して与えることができます。
与え方をしっかり守ろう
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ここでは「犬にささみを与えることができるのか、与えるメリットや注意点、ささみを使用した犬用おやつについて」ご紹介しました。
犬にはささみを与えても問題ありません。ささみは低カロリーで高タンパク質の食材なのでダイエット中の犬にもおすすめです。しかし、過剰に与えることで体の臓器に負担をかけてしまう可能性もあるため与える量には注意しましょう。
おやつやドッグフードのトッピングとして与えることをおすすめします。
・ペットスタジオ (参照日:2022-11-6)
https://item.rakuten.co.jp/pet-studio/po-0068-ss/
・エゾマルシェ - 犬も猫も人も - (参照日:2022-11-6)
https://item.rakuten.co.jp/sizuka/1765/
https://item.rakuten.co.jp/sizuka/1804/
・Pet館~ペット館~(参照日:2022-11-6)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/512942/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。