子猫のトイレトレーニングがうまくいかない時の原因は?しつけのコツとおすすめの猫用トイレ4選

子猫のトイレトレーニングがなかなか進まないと焦ってしまいますよね。今回は、子猫のトイレトレーニングがうまくいかない時の原因やトレーニングのコツやおすすめの猫トイレをご紹介していきます。 2022年11月16日作成

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子猫のトイレトレーニングはいつから始めるの?

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子猫のトイレトレーニングは、生後3〜4週間ほどで始めることが出来ます。

猫は比較的早くトレイで排泄できるようになると言われていて、中には、トイレトレーニング無しでもトレイを使えるようになる猫もいるほどです。

ですが、ほとんどの子猫はトイレトレーニングが必要であるため、最初にきちんとしつけることがとても大切です。

トイレトレーニングが上手くいかないときは、何かしらの原因がある場合が多いので、猫の行動に気を配ってあげるようにしましょう。

子猫のトイレトレーニングが上手くいかない原因とは?

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失敗すると怒ってしまう

トイレが失敗した時に猫を怒ったりしていませんか。トレイを失敗した時子猫を怒ってしまうと、子猫は「排泄したから怒られた」と勘違いしてしまい、排泄を我慢したり、飼い主にバレないようにこっそりと隠れてするようになってしまいます。

このような状態になってしまうと、トイレトレーニングを完了させることが難しくなるので、トレイに失敗しても絶対に怒らないようにしましょう。

粗相をした場所はすぐに掃除する

猫は臭いに敏感なので、排泄物の臭いが残っているとまた同じ場所で排泄をしてしまいます。そのため、粗相をしたら直ちに掃除して、臭いを残さないようにしましょう。

その際に柑橘系の香りがある消臭剤などを使うのがおすすめです。猫は柑橘系の臭いが苦手なので、その場所で粗相することがなくなるはずですよ。

トイレの環境が良くない

もしかしたらトイレの環境が良くないのかもしれません。特にトイレや猫砂の種類は猫によって相性が異なります。嫌がっている素振りをしていないか観察してあげるようにしましょう。

また、多頭飼いの場合は、他の猫が使ったトイレは基本的に使用しません。トイレの数は、飼っている猫の数プラス1を目安にすると猫は安心してトイレで排泄をしてくれます。

病気を患っている

何をしても粗相してしまう場合は、病気の可能性があります。明らかに排泄回数が多い・少ない場合や、排泄物に出血などの異常が見られる場合は、早急に病院で診てもらうようにしましょう。

病気ではなくても、ストレスが溜まり過ぎていると、トイレトレーニングに支障をきたします。環境の変化や運動不足など猫のストレスの原因につながることがないか考えてあげることが大切です。

子猫のトイレトレーニングのコツ

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トイレサインを見逃さない

まずはトイレで排泄をすることを子猫に教えてあげることが必要です。子猫は排泄をする前に、床をクンクン嗅ぎ回ったりと普段とは違う行動をします。

このタイミングを見逃すことなく、子猫をトイレにそっと誘導してあげましょう。排泄するタイミングは、朝起きた時やご飯を食べた後など、ある程度決まっています。子猫の排泄パターンを把握しておけば、そこまで大変ではないので実践してあげるようにしましょう。

トイレに臭いを残しておく

トイレで排泄が成功したら、その場所を覚えるまで臭いを少し残しておきましょう。猫は臭いに非常に敏感なので、自分の尿の臭いが残っている場所をトイレと認識します。

粗相をしてしまった時も、汚れを拭き取ったティッシュなどをトイレの中に入れておきます。こうすることでトイレに子猫の臭いを移すことができ、子猫がトイレを排泄場所だと認識しやすくなるのです。

トイレは静かなところに設置

猫にとってトイレ中は無防備な状態なので、安全性が低いところでは安心して排泄をすることが出来ません。

例えば、人の出入りが激しいドアの付近や洗濯機の音が気になる洗面所付近などは避けた方がいいでしょう。

できるだけ人目につかない静かなところに設置してあげると、トイレトレーニングもスムーズに進んでいくかもしれません。

猫の性格に合わせてトイレの種類を選ぶ

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猫にとってトイレはとても大切な場所なので、自分に合っていないトイレだと使わなくなってしまうことも珍しくありません。子猫がトイレを嫌がっている素振りをしている場合は、トイレそのものに原因があると考えていいでしょう。猫のトイレは設置場所の他にもトイレの種類や大きさ、猫砂の種類がとても重要です。

トイレの大きさは、猫の体の大きさの1.5倍程度のものが理想です。あまりにも小さ過ぎたりおおきすぎると、猫は安心して排泄できません。

また、猫のトイレにはさまざまな種類があります。猫の性格に合わせてトイレの種類を選んであげるようにしましょう。

猫のトイレの種類

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オープンタイプ

オープンタイプは箱型のトイレで、その名の通り何にも覆われてないオープンな構造です。排泄を隠れてしたいという猫には、あまり好まれないかもしれませんね。

さらに猫砂が外に出やすいというデメリットもありますが、オープンタイプは構造がシンプルで掃除が簡単なので、飼い主さんにとっては好都合かもしれません。

ドームタイプ

ドームタイプは屋根と壁に覆われたトイレで、猫砂が外に飛び散りにくい構造になっています。ですが、猫によっては怖がって入るのを拒否することがあるので、猫の性質をよく理解してから購入した方が失敗することがないでしょう。

システムトイレ

システムトイレは、オープンタイプやドームタイプのトイレの底にトイレシートを設置することができる構造になっています。

猫のおしっこをしっかりと吸収してくれるので、臭い対策したい方におすすめのトイレです。システムトイレ用の猫砂を使えば、トイレシートを週一度程度変えるだけでいいので、非常にお手入れが楽です。

全自動タイプ

全自動タイプは、自動で汚れた猫砂や便を処理してくれるトイレです。外出が多い飼い主さんでも、トイレが自動で綺麗な状態ににしてくれます。ですが、価格が高いことと、電源を確保する必要があるので、設置場所を決めてから購入した方がいいでしょう。

おすすめの猫用トイレ4選

①コーナン キャットトイレ

オープン型のトイレです。大きな猫でも安心して使えるサイズ感が人気です。さらにスコップとハーフカバー付きなので、お掃除も楽々することが出来ます。ハーフカバーは取り外しできるので、気軽に洗うことができ、清潔感を保つことが出来ます。価格もお手頃なのでファーストトイレにおすすめのトイレです。


コーナン キャットトイレ

②アイリスオーヤマ 上から猫トイレ

バケツのような猫用のトイレです。四方が壁に囲まれているため、砂の飛び散りや臭いの拡がりを軽減してくれます。また、猫が蓋に手を置けるため、立ちながら排泄してしまう猫にもおすすめだそうですよ。


アイリスオーヤマ 上から猫トイレ

③ユニ・チャーム デオトイレ ハーフカバー本体セット

猫砂とペットシートを併用するタイプのシステムトイレです。ペットシートは1週間分のおしっこを吸収するので、お手入れがとっても簡単です。ユーザーの声を反映して、砂の飛び散りの改善や広いスペースの確保、スノコ部分の砂の目詰まりを解消しているので、使いやすさも抜群です。


ユニ・チャーム デオトイレ ハーフカバー本体セット

④ペッツリー 全自動猫トイレ

全自動の猫用トイレです。トイレ処理する手間がなくなるので、多頭飼いの方にもおすすめのトイレです。さらに旅行などで長時間、家を開ける時もトイレを綺麗に保つことが出来ます。ただし、使用できない猫砂があるので、事前によく確認してから購入するようにしてください。


ペッツリー 全自動猫トイレ

子猫の気持ちに寄り添ったトイレトレーニング

トイレトレーニングは、子猫によってはとても大変な試練かもしれません。子猫の気持ちに寄り添って気長に付き合ってあげることから、信頼関係が生まれるのかもしれませんね。トイレの環境を整えてあげて、安心して排泄できるようにしてあげましょう。

参考サイト

コーナンeショップ 楽天市場店(参照日:2022-10-20)
https://item.rakuten.co.jp/kohnan-eshop/4522831020355/
https://item.rakuten.co.jp/kohnan-eshop/4520699618851/

Pet館〜ペット館〜(参照日:2022-10-20)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/227724/

ハピポート 楽天市場店(参照日:2022-10-20)
https://item.rakuten.co.jp/happiport/petree-0001/

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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