子猫のトイレは何を選べばよい?子猫用トイレについて解説

子猫は身体が小さく手足も短いため、成猫用に作られたトイレは使いにくいと感じるはずです。
猫の排泄は、毎日の健康状態をチェックする大切なものなので、猫に合ったトイレを正しく選びをしましょう。
この記事では、子猫のトイレの選び方などについてご紹介します。 2021年11月06日作成

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子猫のトイレの選び方

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まずは本題である、子猫のトイレの選び方について見ていきましょう。
これらのポイントをクリアしていれば、成猫用のトイレであっても子猫は不自由なくトイレを使えるはずです。

猫用トイレの種類を知る

猫用トイレには、さまざまな種類があります。
それぞれの種類の特徴を知っておくことで、子猫に合ったトイレ選びができるようになるでしょう。
代表的な猫用トイレは、たらいタイプとシステムタイプです。
たらいタイプは、長方形の洗面器のような形をしており、使い勝手がよく安価なのが特徴といえます。
システムタイプは、たらいタイプに見た目は似ていますが、下段にある引き出しにトイレシートを敷くことができ、おしっこのにおいを抑える効果が期待できるトイレです。
ほかにも扉付のトイレやドームタイプなど、さまざまなトイレがあります。
子猫に特におすすめなのは、たらいタイプとドームタイプのトイレです。
特にたらいタイプは開放感があるため、子猫がトイレに入るのを怖がる心配もありません。

段差の低いものを選ぶ

子猫は運動能力があまりなく、高くジャンプすることもまだ得意とはしていません。
そのため、段差が高いトイレは避けたほうがよいでしょう。
段差が高ければ、子猫がトイレにたどり着けなくなってしまいます。
なるべく段差の低いものを選ぶことで、子猫は気軽にトイレに行くことができるでしょう。

掃除がしやすいものを選ぶ

これは成猫になった後も大切なことですが、掃除がしやすいトイレを選ぶようにしましょう。
猫はきれい好きな動物であることから、トイレが汚い場合はトイレ以外の場所で粗相をしてしまうようになる可能性があります。
特にトイレを覚えたての子猫は、一度粗相をしてしまうと癖になってしまうこともあるでしょう。
そのため、日々のこまめなトイレ掃除が億劫にならないような、シンプルな構造のものがおすすめです。

場合によっては自作する

子猫がトイレに入ることができないくらい小さければ、自作するのもおすすめです。
はじめのうちは、猫砂の上でトイレを済ませることを覚えてもらわなければなりません。
そのため、猫砂が敷き詰められるような大きめの缶などを用意して、そこにしっかりと猫砂を敷きましょう。
もちろんトイレの練習として一時的に使用するものですが、安全性には十分に注意することが大切です。

子猫のトイレのしつけ方

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はじめて猫を飼う人であれば、トイレをどうやってしつけたらよいかわからない人もいるでしょう。
次に、子猫のトイレのしつけ方について解説します。

静かな場所にトイレを設置する

私たち人間もそうですが、騒がしい場所では落ち着いて用を足すことができません。
そのため、猫用トイレは静かな場所に設置しましょう。
廊下などの人通りの多い場所には、置かないことがおすすめです。

ケージにトイレを入れておけば、自然と覚える!

猫のトイレのしつけは、基本的には必要ありません。
なぜなら、猫は砂の上で用を足すことを本能的に知っているからです。
ですが、室内に放し飼いをしていれば、子猫はトイレを見つけることができない可能性もあります。

そのため、子猫を迎え入れてから2週間程度は、広めのケージの中で過ごさせるようにしましょう。
ケージの1階部分にトイレを設置しておくことで、子猫は自然とトイレを覚えるはずです。
心配であれば、子猫がソワソワしだしたらトイレの上に猫を乗せることで、トイレで用を足すようになるでしょう。

また、子猫を迎え入れたペットショップなどで愛猫のおしっこのにおいが付いた猫砂をもらっておくこともおすすめです。
愛猫のおしっこのにおいが付いた猫砂をトイレに入れておくことで、子猫は自然とそこがトイレだと認識するようになるでしょう。

子猫におすすめのトイレ4選

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最後に、子猫におすすめのトイレをご紹介します。
「たくさんの種類があって、どれを選べばよいかわからない」という人は、購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか?

ニャンとも清潔トイレ 子ねこ用スタートセット

子猫用のトイレ本体とトイレシート、猫砂がセットになったシステムトイレです。
入口部分が7.5cmと低めに設計されているため、子猫でも問題なく出入りすることができるでしょう。
また、セット商品の猫砂はおしっこで固まることがなく、掃除の頻度を減らすことができるのもメリットです。


ニャンとも清潔トイレ 子ねこ用スタートセット

デオトイレ 子猫から体重5kgの成猫用

高さ12cmの低い入口は、子猫でも出入りしやすいはずです。
手入れが簡単で、掃除をするのに億劫になることもないでしょう。
また、インテリアに馴染みやすいシンプルなデザインも特徴です。


デオトイレ 子猫から体重5kgの成猫用

広々サイズの固まる砂用ネコトイレ

入口部分がそこまで高くないため、子猫でも問題なく出入りできるでしょう。
また、高い壁が猫砂の飛び散りも防いでくれます。
入口部分のカバーは、肉球に挟まった猫砂を取り除いてくれる効果が期待できます。


広々サイズの固まる砂用ネコトイレ

ウィークリートイレセット

入口部分が低く、子猫でも問題なく使用できるシステムトイレです。
商品名の通り、猫砂とトイレシートの効果により1週間トイレシートを取り替える必要がありません。
もちろんうんちは取り除かなければなりませんが、おしっこによって猫砂が固まらないため、毎日の掃除が楽になるでしょう。


ウィークリートイレセット

子猫のトイレは高さが重要だった!

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子猫は身体が小さいため、トイレが大きければ出入りすることができません。
トイレに入れないことで粗相をしてしまうと、それが癖になってしまうこともあるでしょう。
そのため、子猫のトイレ選びで特に重要なのは高さといえます。

出入口が低く作られているトイレであれば、子猫は不自由なく用を足すことができるはずです。
猫はトイレのしつけをあまり必要としていない動物であることから、しっかりとトイレの環境を整えてあげることが大切になります。

参考サイト

charm 楽天市場店(参照日:2021-10-07)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/195104/

コーナンeショップ(参照日:2021-10-07)
https://item.rakuten.co.jp/kohnan-eshop/4520699635544/

YTSHO(参照日:2021-10-07)
https://item.rakuten.co.jp/tougen0821/10000009/

ケンコーコム(参照日:2021-10-07)
https://item.rakuten.co.jp/kenkocom/e444748h/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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