猫の巻き爪はどうやって対策する?巻き爪の原因も解説

猫も、人間同様に爪の管理を怠っていると巻き爪になることがあります。
猫の巻き爪を放置しておくと肉球に爪が刺さってしまう可能性があるため、日頃からきちんと対策をしておく必要があるでしょう。
この記事では、猫の巻き爪の原因や対策方法を解説します。 2022年10月26日作成

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猫の巻き爪の原因

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まずは、猫の巻き爪の原因をご説明します。
原因がわかっていれば、事前にきちんと予防できるようになるはずです。

爪切り不足

日頃から定期的に猫の爪切りを行っていなければ、巻き爪になってしまいます。
ひとつの目安としては、半年間まったく猫の爪を切っていなければ、徐々に巻き爪になってしまうでしょう。
しかし、日頃から爪とぎなどをきちんと行っている猫であれば、半年間爪切りを行っていなくても、巻き爪になるリスクは低くなります。
ちなみに、野良猫や外飼いをしている猫は、木登りなどで自然と爪がとがれているため、完全室内飼いの猫よりも巻き爪になりにくいでしょう。

爪とぎ不足

先述したように、日頃から爪とぎを行っている猫は巻き爪になりにくい傾向にあります。
猫の巻き爪は、爪切り不足だけではなく爪とぎ不足も大きな原因です。

シニア猫になると巻き爪のリスクが高くなる

巻き爪は、シニア猫になるにつれてリスクが高くなっていきます。
なぜなら、若い頃と比べて運動量が減るため、自然と爪とぎをする回数も減っていくからです。
シニア猫は肉球が乾燥して割れるなどさまざまな問題が出てくるため、巻き爪対策はきちんと行ってあげなければなりません。

猫の巻き爪の対策方法とは?

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次に、猫の巻き爪の対策方法を解説します。
これらの対策を日頃から行い、猫が巻き爪にならないようにしましょう。

定期的に爪切りを行う

当然ながら、猫の巻き爪の一番の対策方法は定期的な爪切りです。
定期的といっても、1ヶ月に1回程度で問題はありません。
猫の爪切りは先端からおよそ3mm程度切り、血管を切らないように注意しましょう。
少なくとも、3ヶ月に1回は爪切りを行うようにすることで、巻き爪対策に繋がります。

ですが、いままで一切爪切りを行ったことのない猫は、爪切りを嫌がることもあるでしょう。
そんなときには無理やり爪切りをしようとはせずに、1日1本ずつ行うなど、猫のストレスとならないように気を付ける必要があります。

爪とぎグッズを設置する

猫の爪とぎ不足も、巻き爪の原因になります。
そのため、爪とぎグッズを室内に設置すると良いでしょう。
爪とぎグッズにはさまざまな種類があるため、猫の気に入るものを選ぶことがおすすめです。
段ボール製や麻製のものなど、爪とぎ具合も異なります。

爪とぎ機能の付いたキャットタワーを設置する

猫は、高い場所に上るのが大好きな動物です。
そのため、室内にキャットタワーを設置する愛猫家も多いでしょう。
キャットタワーによっては、柱部分に爪とぎ機能が付いているものもあります。
爪とぎ機能の付いたキャットタワーであれば、別で爪とぎグッズを設置して場所を取らずに、効率的に巻き爪対策に繋がるでしょう。
また、シニア猫にはロータイプのキャットタワーがおすすめです。

猫の爪とぎ商品4選

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最後に、猫の爪とぎ商品をご紹介します。
猫が爪切りを嫌がるようであれば、これらのグッズを利用しながら巻き爪対策をしましょう。

極太猫爪とぎポール

簡単な上下運動もできる、爪とぎグッズです。
ハンモックも付いており、キャットタワーを設置するスペースがない場合でも巻き爪対策に繋がるでしょう。
しっかりとした土台で、猫が体重を預けながら爪とぎをしてもグラつく心配がありません。


極太猫爪とぎポール

猫の爪とぎ 6個パック

段ボール製の、オーソドックスな爪とぎグッズです。
またたびパウダーが付いているため、はじめて爪とぎをする猫でも気に入るでしょう。
また、6個セットになっており汚れたり壊れたりしたらすぐに入れ替えることができるのも、嬉しいポイントです。


猫の爪とぎ 6個パック

mju: ガリガリウォール スクラッチャー

家の壁で、爪とぎをする猫がいます。
飼い主としては壁紙がボロボロになってしまうため、何らかの対策をしたいと考えるはずです。
そんなときには、この爪とぎグッズがおすすめです。
この爪とぎグッズは壁に立てかけることができるため、日頃から壁で爪とぎをする猫が躊躇なく爪とぎできます。
また、目が細かい段ボールを使用しており、爪とぎをした後のカスが飛び散りにくいのもポイントです。


mju: ガリガリウォール スクラッチャー

Mwpo モロ Mwpo-54

シニア猫には、このロータイプのキャットタワーがおすすめです。
柱部分が爪とぎになっているため、シニア猫の爪とぎ、休憩スペースになるでしょう。
インテリアに馴染みやすい、シンプルなデザインも特徴です。
また、ハンモックは大きめの猫でもゆったりと寝ることができる広々とした作りです。


Mwpo モロ Mwpo-54

日頃から猫の巻き爪対策を!

出典:https://www.shutterstock.com/

猫が巻き爪になると、伸びた爪が肉球を傷つけてしまう可能性があります。
肉球が傷つくと、出血はもちろん痛みから運動量も減ってしまうでしょう。
そのため、日頃から猫の巻き爪対策をすることが大切です。
猫の巻き爪の原因は、爪切りや爪とぎ不足が主でしょう。
定期的な爪切りはもちろん、爪とぎグッズを設置することで、猫の巻き爪対策ができます。

参考サイト

MAXSHARE(参照日:2022-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/maxshare/a12355/

Catland(参照日:2022-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/i523372/
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/7049096/

Mwpo(参照日:2022-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/ohamakaguya/mwpo-54/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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