猫の爪切りは必要?爪とぎの違いや頻度・注意点についてもご紹介

猫は爪とぎをするイメージが強いですが、爪切りとの違いは何でしょうか?爪とぎをしていれば爪切りはしなくてもいいのでしょうか。ここでは、猫の爪切りの必要性、爪とぎとの違い、爪切りの頻度・注意点についてもご紹介します。 2022年03月09日作成

  • 猫のカテゴリ - 猫の健康ケア猫のカテゴリ - 猫の健康ケア
  • VIEW:1,680

猫の爪切りの必要性とは?

出典:https://www.shutterstock.com

猫も爪が伸びるためこまめに爪切りをする必要があります。中には、爪とぎをしているから爪切りはいらないのでは…と思っている方もいますが、爪切りはしなければいけません。
ここでは、猫の爪切りの必要性についてご紹介します。

爪の長さを一定に保つためにも必要

猫の爪切りは、爪の長さを一定に保つためにも必要なことです。猫の爪は丸い形をしており、中に血管が走っています。そのままにすると爪はどんどん伸びていき、中の血管も長くなります。中の血管は神経が走っているため、切ってしまうと出血だけでなく痛みもあるため、猫が爪切りを嫌がるようになってしまいます。
爪切りをこまめにすることで中の血管を伸ばすことなく、安全な長さを一定に保てるようになります。

爪切りを怠ると怪我の可能性も

猫の爪切りを怠ると、怪我の可能性もあります。猫の爪が伸びたままの状態にすると、猫を抱っこした時や猫が嫌がることをしなければいけない時などに引っかかれ怪我をしてしまいます。さらに、長い爪が猫の肉球に刺さり、猫自身も怪我をすることがあるため、猫のためにも爪切りはこまめに行いましょう。

こまめに爪切りをすることで猫も慣れていく

猫の爪切りをこまめにすることで、日常ケアをすることに慣れてくれるようになります。猫とともに暮らすと、爪切りだけでなく、ブラッシングや顔周りのケアも必要になります。はじめは嫌がる場合も、こまめにケアをすることで、だんだんとケアを右傾売れてれるようになっていきます。
猫がいろんなケアになれることで、動物病院などの処置にも少し我慢できるようになります。もちろん性格によりますが、我慢を覚えることで、少し頑張れるようにもなっていきます。

爪切りと爪とぎの違いや爪切りの頻度について

出典:https://www.shutterstock.com

猫に爪切りが必要なのであれば、なぜ爪とぎをするのでしょうか。さらに、爪切りはどれくらいの間隔で切っていけばいいのでしょうか。
ここでは、爪切りと爪とぎの違い、爪切りの頻度や注意点についてご紹介します。

爪切りと爪とぎの違い

爪とぎと爪切りとでは、その目的が異なります。爪切りは爪の長さを短くすることですが、爪とぎは古い爪をはがし爪をとがらせることができます。さらに、爪とぎをすることで、運動不足解消、リフレッシュ効果も期待できます。

爪切りの頻度

爪切りの頻度は2週間〜1ヶ月に1回程度です。猫の爪は伸びるのが早いため、できれだ2週間おきに爪の様子を見て、必要に応じて切っていくことがおすすめです。子猫や成猫の場合はすぐ伸びてしまうこともあるため、1週間おきに確認しましょう。

爪切りの注意点

爪切りの注意点は、爪の血管を切らないこと、暴れる時は無理やり行わないことです。
爪切りで血管を切ってしまうと出血してしまったり、猫が痛がって暴れてしまいます。爪の先端の尖っている部分から少しずつカットしていきましょう。

猫が爪切りをしている時に暴れていしまう時には、無理やりやらないことが望ましいです。猫の体は柔らかくしっかり抑えていてもすり抜けてしまいます。逃げ出すだけならまだしも、パニックになりお互い怪我をしてしまう可能性もあります。

猫が嫌がり暴れてしまう場合は、タオルや洗濯ネットにくるむことがおすすめです。それでも暴れてしまい自宅で爪切りができない場合は、ペットサロンや動物病院につれていき、専門家にお願いしましょう。

おすすめ爪切り・爪ケアをご紹介

猫の爪ケアには爪切りだけなく、爪やすりなどの商品も販売されています。
ここでは、おすすめ爪切り・爪ケアについてご紹介します。

Zan ギロチンタイプ

ギロチンタイプのペット用爪切りです。切れ味を調節することができ、飼い主が指を挟まないよう改良されています。切れ味が良いので、切っている途中で爪が割れることも防いでくれます。


Zan ギロチンタイプ

猫壱 ストレスなくスパッと切れる猫用爪切り

ハサミタイプの爪切りです。切る位置が見やすい形状になっており、どちらの聞き手でも使用することも可能です。ハサミの大きさが小さめになっているので、猫の爪が切りやすい仕様になっています。


猫壱 ストレスなくスパッと切れる猫用爪切り

ペティオ プレシャンテ 電動ネイルヤスリ

猫用の電動爪やすりです。爪切りが苦手な猫におすすめです。やすりで少しずつ爪を磨いてくれます。
爪の弱い猫や爪周りに疾患がある猫には使用することができないため注意しましょう。


ペティオ プレシャンテ 電動ネイルヤスリ

フルーツ村のペットたち 爪ヤスリ

犬猫用の爪やすりです。表面がやすりになっているので、爪切りが終わった部位に優しくかけていきます。猫の中にはやすりの感触が嫌な子もいるため、無理のない範囲でやっていきましょう。やすりをすることで爪が丸くなり、引っかかれても痛くなりにくくすることができます。


フルーツ村のペットたち 爪ヤスリ

定期的に爪切りをしよう

出典:https://www.shutterstock.com

ここでは、猫の爪切りの必要性、爪とぎとの違い、爪切りの頻度・注意点についてもご紹介しました。猫の爪切りは爪の長さを一定に保つためにも大事で、爪切りを怠るとさまざまな問題が生じてきます。愛猫のためにも爪のケアはこまめに行なってあげましょう。

参考サイト

・にっぽん津々浦々(参照日:2022-02-17)
https://item.rakuten.co.jp/tsutsu-uraura/zan-002/

・charm 楽天市場店 (参照日:2022-02-17)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/189549/

・ゆーとぴあ~猫用品専門店 (参照日:2022-02-17)
https://item.rakuten.co.jp/utopia/260256/

・コジコジ (参照日:2022-02-17)
https://item.rakuten.co.jp/koji/4984937611354/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

オススメ

新着記事