グルメな柴犬のドッグフード選びで見るべきポイントとおすすめ15選

柴犬のフード選びに困っている飼い主さんは意外と多いようです。それは、以下のような理由が大きいと考えられています。

・気に入らないフードは頑なに食べない
・アレルギー性の皮膚炎を起こしやすい
・太りやすい

柴犬のドッグフード選びは、簡単かと思いきや、以上のような理由から「どんなフードが体にいいんだろう…」と悩む方もいるようです。

街で見かける柴犬の中には、丸々としたフォルムの肥満気味かな？と思える子もいますね。本来ならば、ほどよく腰のくびれが見られるのが、柴犬にとっての理想的なフォルムなのですが、食べすぎや運動不足によって肥満になっている子もいます。

肥満になると、色々な病気の引き金にもなるため、毎日のフード選びとその量はきちんと管理してあげましょう。

既に肥満になっている場合は獣医師のアドバイスが必要かもしれませんが、そうでない場合も注意が必要です。質の高い原料が使われている、高タンパクで低カロリー、低脂肪のものを選びましょう。主原料には、肉や魚が50％以上含まれていると望ましいとされています。読んでも何を指すのか分からないものや、肉・魚以外が多くを占めるものは避けた方が無難といえます。

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は、体内で合成することができない栄養です。フィッシュオイルによく含まれている成分で、食品から補う必要があります。これが不足すると皮膚のトラブルを起こしやすくなったり、傷が治りにくくなったりします。

ドッグフードの品質を保つために、添加物が使われていることはしばしばあります。これがすべて危険というわけではありませんが、できるだけ自然由来のものや無添加にこだわっているものが安心です。原料の品質がよいものの多くは、わざわざ添加物を使わなくても美味しい味や香りがします。添加物によって食い付きの良さを狙うものよりも、安心して与えられるのではないでしょうか。

生後10ヶ月以上の柴犬のためのドッグフードです。シニア用は別途あります。柴犬のもつ独特な被毛と皮膚の健康に役立ち、適正なタンパク質の量とカロリーによって筋肉量を落とさずカロリーが維持できるのがポイント。多くの柴犬に与えやすいフードではないでしょうか。

こちらは、ロイヤルカナンの子犬用です。生後10ヶ月までの柴犬の子犬用につくられており、子犬ならではの消化機能や健康に配慮されています。消化率の高い、超高消化性タンパクである植物性分離タンパクと、鶏や七面鳥といった肉類が原材料に使われています。

成犬・高齢犬の全犬種に対応したドッグフードです。ドッグフードメーカーがブリーダー用として提供していたもので、品質にもこだわってつくられているそう。大容量ですがお財布に優しいため、多頭飼育の家庭にぴったり。このドッグフード1つでさまざまな犬種のご飯がまかなえるのは嬉しいですね。

完全無添加、国内自社工場のみで生産されている、全犬種対応のドッグフードです。鶏肉、鹿肉、馬肉といった原材料を使用し、すべて人間が食べられる品質の高いものを厳選。5種類の中から、3つをセレクトして注文できます。

全犬種対応、無添加で馬肉を主原料としたドッグフードです。ドッグフード工房で作られているフードの中でも人気が高い馬肉。健康志向の高い飼い主さんに選ばれやすく、食い付きもよいとされています。牛肉に比べると、鉄分やグリコーゲンが多く含まれており、体力の源となります。ミネラルや繊維質も豊富です。

中型犬から大型犬に適したドッグフードです。柴犬の場合は、生後12ヶ月くらいからの摂取が目安となっています。美しい皮膚や被毛、そして消化吸収に配慮してつくられており、15種類の自然素材をバランスよくブレンド。主原料は、チキン生肉や乾燥チキンなどが使用されています。

1歳～6歳までの全犬種対応のドッグフードです。小粒を好む子におすすめのサイズで、チキンやターキーといった鶏肉が原料に使われています。シニア犬には同ブランドの別製品があるため、7歳を迎えたら切り替えることができます。

牛、鶏、豚、魚の4種類が試せるお得なセットです。味に厳しい柴犬の、食い付きに問題がある方は一度試したくなるセットではないでしょうか。まだ好みが分からない、という段階で試すと、その後のフードも決めやすくなるでしょう。

生食を最適な形でフリーズドライしたドッグフードです。水で戻すと完全な生食にそっくりな見た目になります。ラム肉にはカルニチン、キングサーモンにはアスタキサンチンやオメガ3脂肪酸が豊富です。

ニュージーランドで自然放牧で飼育された牛をたっぷりと使っています。穀物は使わず、アレルギーに配慮。本来の犬の食性を考慮しつくられています。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が豊富に含まれており、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準も満たしています。

全年齢に対応の、日本製のドッグフードです。新鮮な豚肉など、材料もすべて国産。グルテンフリーでアレルギーに配慮し、低温調理によって食材そのものの味わいが引き立つようになっています。

食材の栄養をそのまま閉じ込めドライフードにしています。グルテンを含まないためアレルギーが気になる子にも使いやすく、メインに使われているタンパク質はチキン・鹿・サーモンの3種類。1種類を選ぶことができます。

高タンパクで低カロリーな馬肉を使っています。アレルギーになりにくい食材とされ、ミネラルや食物繊維が豊富。家庭でつくる調理法と同じように時間をかけてつくられており、完全無添加のフードです。全年齢対象で、小型犬から大型犬まで与えることができるため、多頭飼育家庭にもおすすめです。

ドッグフード特有の匂いや油っぽさが抑えられた、原料やサイズの選択肢が豊富なフードです。選べるお肉は牛・鶏・豚・馬・魚の5種類。優先順位1位に「犬の健康」を掲げた、安全性にこだわったフードです。

人間が食べられるレベルの原材料のみ使用した、魚がメインのフードです。穀物は使用されておらず、新鮮なイワシやタラが使われているためアレルギーが気になる子にも選びやすいのではないでしょうか。オーブンベイク製法という作り方で、旨味や栄養をしっかりと閉じ込めています。

今回は、柴犬のためのドッグフード選びに役立つ情報と、おすすめのフードをご紹介しました。グルメな子が多い柴犬にとって、フードの食い付きはとても大事なポイントです。同時に、アレルギーや肥満にも配慮して作られたものを量を守って与えると、健康管理に役立ちます。