ドッグフードのタイプ別保存方法
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まずは、ドッグフードの正しい保存方法をご説明します。
ドッグフードのタイプによって保存方法が異なるため、ひとつずつ見ていきましょう。
ドライフードの保存方法
ドライフードは、酸化防止剤が添加されていることが多いため、開封後すぐに品質が悪くなるわけではありません。
しかし、開封日から遅くなっても1ヶ月後には食べきるようにしましょう。
暑い時期であれば、特に気を付けなければなりません。
ドライフードの保存方法としては、小分けパックに移して冷暗所に保存するのがおすすめです。
いくら酸化防止剤が使用されているといっても、何度も空気に触れることを繰り返すと品質の劣化に繋がります。
小分けパックであれば、多少は酸化を抑えることができるでしょう。
ちなみに、乾燥剤や脱酸素剤もいっしょに入れておくと良さそうです。
また、品質が落ちにくいフードストッカーに入れるのもおすすめです。
半生タイプの保存方法
ソフトドライや、セミモイストと呼ばれる半生タイプのドッグフードは、ドライフードよりも水分量が多く、すぐに腐敗してしまいます。
そのため、多くの半生タイプのドッグフードは、すぐに食べきれる少量パックに入っていることが多いです。
しかし、少量パックであっても小型犬であれば1日で食べきれないこともあるでしょう。
そんなときには、タッパーやフードストッカーに入れて、冷蔵庫で保存するとある程度は腐敗を遅らせることができます。
ウェットフードの保存方法
缶詰に入っていることが多いウェットフードは、ほかのタイプに比べて多くの水分が含まれています。
そのため、開封してから遅くとも2日以内には食べきるようにしなければなりません。
1日で食べきれないときは、小分けにしたものをラップした上でチャック付き袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。
もちろん、冷凍したものを解凍した後は、すぐに食べきってしまわなければなりません。
ドッグフードを保存する際の注意点
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ドッグフードを保存するときは、いくつかの注意点もあります。
注意点を守って、愛犬が毎日食べるドッグフードを美味しく保存してあげましょう。
なるべく早めに食べきる
ドライフードであっても、ドッグフードは開封後すぐに食べきるようにしましょう。
おそらく、ドライフードは1度で食べきれる量ではないでしょう。
そのため、なるべく小分けにされているものを選ぶ必要があります。
犬が1匹しかいないのにも関わらず割安の10kgの業務用サイズのドッグフードを購入すると、品質が劣化して食いつきも悪くなってしまうはずです。
空気を抜く
ドッグフードに含まれる脂肪分や水分は、空気に触れることで酸化や腐敗が進んでいきます。
そのため、保存をするときはなるべく空気を抜くようにしましょう。
チャック付き袋やタッパーに入れるときには、先述したように乾燥剤や脱酸素剤を入れて、空気による酸化や腐敗を予防します。
おすすめのフードストッカー 4選
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ドッグフードを新鮮な状態で保つには、フードストッカーを利用するのもおすすめです。
最後に、おすすめのフードストッカーをご紹介します。
YAMAZAKI ペットフードストッカー タワー 1.2kg
スリムタイプのフードストッカーです。
フタをスライドして、サッとドッグフードを盛り付けることができます。
分解して丸洗いでき、常に清潔を保てるのも嬉しいポイントです。
YAMAZAKI ペットフードストッカー タワー 6.5kg
シンプルなデザインの、フードストッカーです。
パッキン付きのフタで、ドッグフードを酸化や湿気から守ってくれるでしょう。
3.3kgまでのドッグフードであれば、袋ごと収納できるのもメリットです。
シンプルヒューマン ペットフードストッカー
犬の多頭飼いをしている場合は、このフードストッカーがおすすめです。
シリコンパッキンが付いており、ドッグフードの鮮度を保ってくれることが期待できます。
キャスターが付いており、使い勝手も抜群です。
計量カップ付 密閉フードストッカー
持ち運びがしやすいサイズのフードストッカーです。
ダブルバックル設計により、容器内の密閉性が一定に保たれています。
軽量カップが付いており、一定の量のドッグフードを与えることができるでしょう。
ドッグフードはきちんと保存しよう
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ドッグフードの鮮度を保つためには、タイプに合った保存方法をすることが大切です。
ドライフードであれば乾燥剤や脱酸素剤を入れて、フードストッカーなどを使用して保存します。
また、半生タイプやウェットフードは、なるべく開封後すぐに使い切るようにしましょう。
保存方法をきちんと守り、愛犬の毎日の食事をより良いものにすることが、飼い主としての努めです。
roomy(参照日:2022-09-15)
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リビングート 楽天市場店(参照日:2022-09-15)
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ユウタツ(参照日:2022-09-15)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。