犬もクーラー病になる?原因や対処方法などを解説

暑い時期になると、犬の熱中症対策としてクーラーを使用しなければなりません。
しかし、クーラーの使い方を間違うと、犬に風邪のような症状が起こるクーラー病を発症することがあります。
この記事では、犬のクーラー病の原因や正しい対処方法、適切な設定温度について解説します。 2022年09月26日作成

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犬のクーラー病の原因

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まずは、犬のクーラー病の原因についてご説明します。
愛犬がクーラー病を発症しないように、原因を理解しておきましょう。

外気温と室温差による自律神経の乱れ

暑い時期は、どうしても外気温と室温に差が生じてしまいます。
私たち人間も、室内から外に出たときにムワッと暑さや湿気を感じることがあるでしょう。
そのときの気温差が大きいことにより、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れると体調を崩しやすくなり、結果的にクーラー病を発症することがあります。

クーラーの設定温度が適切でない

人間と犬は異なる動物のため、快適だと感じる温度も違います。
暑い時期にクーラーを使用して、人間が涼しくて快適だと感じても、犬にとっては寒すぎるかもしれません。
クーラーの設定温度が犬にとって適切でないことから、クーラー病を発症している可能性があります。

乾燥

空気の乾燥も、クーラー病の原因になります。
暑い時期は蒸し暑いため、乾燥に対して気にすることは少ないでしょう。
しかし、クーラーをつけっぱなしにしていると、意外に空気は乾燥していくものです。
空気の乾燥は犬の気管を痛めてしまいクーラー病の原因にもなるため、湿気の多い暑い時期であっても、注意が必要です。

犬のクーラー病の対処方法

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次に、犬のクーラー病の対処方法をご紹介します。
併せて、犬のための適切な設定温度についても見ていきましょう。

犬が快適だと感じる適切な設定温度にする

愛犬がクーラー病を発症しないようにするためには、やはり室温を適切にすることが大切です。
犬が快適だと感じる気温は、26℃前後だといわれています。
そのため、クーラーを使用するのであれば26~28℃を目安に設定すると良いでしょう。

外気温との差を感じさせないようにする

室温が低い状態で外出すると、外気温の差により自律神経が乱れて、クーラー病を発症する原因になります。
そのため、なるべく犬を外に出す前に外気温との差を感じさせないようにしましょう。
散歩に行く10分程前からクーラーを切るなどをして、できる限り室温と外気温の差を縮めます。
そうすることで、わずかながらも自律神経の乱れを予防することができるでしょう。
また、散歩前に一時的にクーラーを使用していない部屋に移動させるのもおすすめです。

クーラーの風が直接当たらないようにする

人間にもいえることですが、クーラーの風が直接当たると体調を崩してしまいます。
そのため、犬にクーラーの風が直接当たらないように注意しましょう。
犬が普段過ごしているベッドやケージにクーラーの風が当たるのであれば、場所を変えることをおすすめします。
もしもクーラーの設定温度が高くても風が直接当たり続けるのは身体に良くないため、絶対に避けましょう。

服を着せる

犬用の服は寒さ対策のイメージが強いですが、犬を暑さから守るためにも効果的です。
服を着せていれば、クーラーの風が直接当たるのも避けられて、クーラー病対策に繋がります。
もちろん犬が暑そうにしていれば服を脱がせてあげたら良いだけなので、犬に服を着せることはクーラー病の対処としては適切だといえるでしょう。

おすすめの暑さ対策グッズ4選

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最後に、おすすめの暑さ対策グッズをご紹介します。
これらのグッズをうまく利用して、熱中症から愛犬を守ってあげましょう。

オアシス 横置き型

クーラーを使用しなくても快適に寝られるように、このハウスを用意してあげると良いでしょう。
中に保冷剤を入れることができ、ハウス内をひんやりと涼しい空間にすることが可能です。
また、吸水シートも付属しており結露の心配もありません。


オアシス 横置き型

TENNY ペットマット

優れた熱伝導性冷感生地を使用した、クールマットです。
犬がマットの上で寝るとすばやく放熱して、快適に寝られることができます。
洗濯で丸洗いすることも可能で、常に清潔な状態で、愛犬に快適な睡眠を提供できるでしょう。


TENNY ペットマット

大理石 ひんやり ペット用ボード

高級感のある天然大理石を使用した、犬の暑さ対策グッズです。
保冷剤などにはない、大理石による自然な冷たさを感じることができます。
この商品を日光の当たらない場所に設置することで、クーラーを使用しない暑さ対策になるでしょう。


大理石 ひんやり ペット用ボード

ペット用 ひんやりクールネックバンド

犬の散歩時の暑さ対策には、このクールバンドがおすすめです。
ポケット部分に保冷剤を入れることができて、暑い時期の散歩でも首元をひんやりと冷たくしてくれるでしょう。
また、さまざまなデザインが用意されているため、愛犬に合ったものを探す楽しさもあります。


ペット用 ひんやりクールネックバンド

犬のクーラー病には十分に注意しよう

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犬のクーラー病は、命に関わる心配は少ないですが、風邪のような症状が起こり体調不良の原因になります。
体調不良は下痢や食欲不振などにより、何らかの病気の原因にもなるため、犬のクーラー病には十分に注意しなければなりません。
室内の適切な設定温度や外気温差による自律神経の乱れなど、クーラー病を発症しないように日頃から意識して生活をしましょう。

参考サイト

SDK工房(参照日:2022-08-18)
https://item.rakuten.co.jp/auc-sdk/10000003/

CHAMMY(参照日:2022-08-18)
https://item.rakuten.co.jp/chammy/c-m/

石専門店.com(参照日:2022-08-18)
https://item.rakuten.co.jp/mgs/485510-2/

SHITAMACHI PET YOUHINTEN(参照日:2022-08-18)
https://item.rakuten.co.jp/shitamachi-pet/dog001/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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