夏は室内でも熱中症に気を付けよう!犬にとって快適な室温を解説

夏は熱中症に気を付けなければなりませんが、室内でも熱中症のリスクがあります。
エアコンで愛犬に快適な生活を送らせてあげたいと考える人もいるでしょうが、実際に室温は何度に設定すれば良いのでしょうか?
この記事は、犬にとって快適な室温と室温管理をする際の注意点について解説します。 2022年08月30日作成

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犬が快適に過ごせる室温

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まずは、犬にとって快適な室温について解説します。
寒くても暑くても犬には良くないので、しっかりとチェックしておきましょう。

犬が快適に過ごせるのは20℃前後

犬が快適に過ごせる室温は、20℃前後だと言われています。
もちろん犬種や被毛の長さなどによって多少は異なりますが、基本的に室温を20℃前後に保っておけば、犬は快適に過ごすことができるでしょう。
しかし、クーラーの設定温度を20℃にすると室内が冷えすぎてしまうため、クーラーの設定温度は26℃前後にすることをおすすめします。

犬が暑がっているときのサイン

犬が暑いときは、舌を出してハァハァと呼吸をします。
これをパンティングといいますが、パンティングをすることで体内に溜まった熱を外に放出しているのです。
犬は汗腺が鼻と肉球にしかなく、体温調節が苦手です。
もしも犬が室内でパンティングをしている場合は、クーラーの設定温度を下げたり、涼しい場所を作ってあげたりするなど、暑さ対策をする必要があります。

快適な湿度は50%前後

室温が20℃前後であっても湿度が高ければ、犬は熱中症になってしまう可能性があります。
そのため、室温だけでなく湿度もチェックするようにしましょう。
ひとつの目安ですが、快適な湿度は50%前後だといわれています。
湿度の高くなる夏は除湿器などを使用して、適度な湿度を保つようにしましょう。

犬のために室温管理をする際の注意点

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次に、犬のために室温管理をする際の注意点をご説明します。
注意点を守り、犬が快適に過ごせるようにしましょう。

犬が体温調節できる場所を作る

夏に室温を保つためにはクーラーが必須ですが、クーラーばかりに頼るのは避けましょう。
日光の当たらない部屋にクールマットを敷くなど、犬が自らで体温調節できる場所を作ってあげることも大切です。

クーラーの風を直接犬に当てない

人間と同様に、クーラーの風を直接犬に当てないようにしましょう。
クーラーの風に長時間当たっていると、かえって体調不良の原因になります。
そのため、ケージや犬用ベッドなど犬が休憩するような場所にクーラーの風が当たらないように配慮することが大切です。
当然ながら、室温の冷やしすぎも良くありません。

安易にサマーカットをしない

暑そうにしている犬のために、犬をサマーカットにしようとする人がいますが、安易にサマーカットにするのはやめましょう。
たしかに、サマーカットにすることで室温が若干高くても快適に過ごすことができるようになるかもしれません。
しかし、サマーカットは日光が犬の皮膚に直接あたるようになるため、肌の弱い犬種は皮膚炎など何らかの異常がみられることがあります。
長毛種は長毛種である理由があり、長い被毛は自身の皮膚を守ってくれる役割があります。
安易にサマーカットにせず、一度トリマーや獣医師に相談したほうが良いでしょう。

おすすめのペット用暑さ対策グッズ4選

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犬の暑さ対策には、さまざまな市販されているグッズを使用するのもおすすめです。
最後に、おすすめのペット用暑さ対策グッズをご紹介します。

ひんやり冷却マット

接触冷感生地を使用した、ジェルマットです。
このマットを日光の当たらない場所に設置しておくことで、犬が暑さを感じたらマットの上に移動するでしょう。
マットは水洗いすることができるため、清潔を保つことができます。


ひんやり冷却マット

犬用 クールバンド

中に保冷剤を入れて犬の首元に巻きつける、暑さ対策グッズです。
これがあれば、暑い日の散歩も快適に楽しむことができるでしょう。
4重構造の保冷シートは、犬の身体を冷えすぎることなく、適度な冷たさを与えてくれます。


犬用 クールバンド

オアシス 横置き型

中に保冷剤を入れることができる、ペットハウスです。
保冷剤を入れることで、ハウス内を涼しくしてくれるため、暑い日の良い休憩スペースになるでしょう。
ハウス内にある吸水シートにより、ハウスに結露が起こる心配もありません。


オアシス 横置き型

人工大理石プレート

樹脂を固めて作った、人工大理石です。
大理石に似た質感で、ひんやりと冷たいのが特徴です。
汚れたらサッと簡単に拭き取ることができる、お手入れのしやすさもおすすめのポイントといえるでしょう。


人工大理石プレート

夏の室温には気を付けよう

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犬は言葉を話すことができないため、飼い主が室温や湿度に気を配る必要があります。
犬が快適に過ごせる室温は20℃前後といわれていますが、クーラーの設定温度を20℃にすると室内が冷えすぎてしまうため、クーラーを使用する場合は26℃前後に設定することをおすすめします。
また、クーラーの風が犬に当たらないようにするために、ケージや犬用ベッドはクーラーの近くに設置しないようにすることが大切です。
暑さ対策グッズを上手に利用しながら、暑い夏を乗り切りましょう。

参考サイト

JINSHOP(参照日:2022-07-20)
https://item.rakuten.co.jp/jinshop/pet03/

SHITAMACHI PET YOUHINTEN(参照日:2022-07-20)
https://item.rakuten.co.jp/shitamachi-pet/dog001/

SDK工房(参照日:2022-07-20)
https://item.rakuten.co.jp/auc-sdk/10000003/

I CRAFT(参照日:2022-07-20)
https://item.rakuten.co.jp/icraft1214/10000098/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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