【犬のお留守番・夏編】エアコンを付けておくべき理由を解説!

犬といっしょに生活をしていると、どうしても愛犬をひとりで留守番させなければいけない場面が出てきます。
暑い時期に留守番をさせるときに心配なのが熱中症です。
この記事では、暑い時期に犬に留守番をさせるときにエアコンを付けておくべき理由について解説します。 2021年07月10日作成

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犬が留守番しているときにエアコンを付けておく理由

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まずは、犬が留守番しているときにエアコンを付けておく理由についてご説明します。
犬を熱中症から守るためにも、暑い時期はかならずエアコンを付けて外出をするようにしましょう。

熱中症の危険性

犬が留守番しているときにエアコンを付けておかなければならない理由として一番に挙げられるのが、熱中症対策です。
熱中症は私たち人間も気を付けなければなりませんが、全身を被毛で覆われている犬はさらに気を付けなければなりません。

私たち人間は暑さを感じると全身の汗腺から汗を出し、汗が蒸発する際の気化熱によって体温を下げています。
犬は鼻と肉球にしか汗腺がなく、汗による体温調節ができません。
その代わり、犬の場合は暑さを感じると、息を荒げる「パンティング」という動作で体温を調節します。
しかし室温が高すぎるとパンティングだけではカバーすることができません。

そのため、エアコンで室温を下げて、犬を熱中症から守る必要があるのです。

湿度を下げることができる

エアコンは、ドライモードを使用することで湿度を下げることもできます。
室温が適温であっても湿度が高ければ、犬は熱中症になってしまう可能性があるでしょう。
そのため、エアコンを使用するのは湿度を下げるという意味でも効果的なのです。

犬の留守番でエアコンを使用する際の注意点とは?

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エアコンは熱中症対策として最大の効果を発揮しますが、使用の際には注意すべきポイントがあります。
これらを守らないと、かえって犬を体調不良にさせてしまう可能性があるでしょう。

設定温度を下げ過ぎない

犬は人間とでは、快適に感じる気温や湿度が違います。
そのため、部屋をエアコンでキンキンに冷やして外出をするのはやめましょう。
設定温度を下げ過ぎると、犬は体調不良になってしまう可能性があります。
おすすめのエアコンの設定温度は、25~26℃です。
極端に暑い日であれば25℃にしたほうがよいでしょうが、基本的には26℃でエアコンを設定しておくことをおすすめします。

エアコンの風が直接当たらないようにする

外出中に犬をサークルやケージに入れておく場合、エアコンの風が直接当たるような場所には設置しないよう気をつけましょう。
身体に冷風が長時間当たり続けると、体調を崩す原因にもなります。
直射日光とエアコンの風が当たらない場所に、犬がくつろげるスペースを確保してあげましょう。

エアコンを付ける際はサーキュレーターなども併用することで、効率よく室温を調整することができます。

停電の可能性

夏の時期はどの家庭でもエアコンを使用するため、電力消費量が増加します。
エアコンは電気で稼働するため、万が一停電が起きるとエアコンも止まってしまいます。
エアコンが止まるということは、犬を窓の閉め切った室内に放置するのと同様になり、大変危険です。
そのため、万が一停電が起きたときのための対策もしておかなければなりません。
例えば、冷却マットなどを洗面所などの日の当たらない場所に置いたり、凍らせた保冷剤をタオルに包んで置いたりなどです。

もちろん、飲み水も十分に用意しておきましょう。
万が一エアコンが止まっても、犬がしっかりと水分補給をしてくれれば、熱中症のリスクを少しでも下げることができます。

電気代がかかる

暑い時期は、犬が室内にいる間はエアコンを付けっぱなしにすることが理想です。
そのため、電気代はある程度かさんでしまうことは覚悟しておきましょう。
エアコンのメーカーや年式にもよりますが、暑い時期にエアコンを24時間付けっぱなしにした場合は、一ヶ月の電気代は1万5000円から2万5000円程度になると予想されます。
ですが、家族である愛犬の健康に代えることはできないため、この出費は仕方のないことだと諦めましょう。

おすすめの犬の暑さ対策グッズ4選

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最後に、おすすめの犬の暑さ対策グッズをご紹介します。
エアコンに合わせてこれらのグッズを使用することで、犬を暑さから守ることができるでしょう。

すず工房 クールチューブ

中に保冷剤を入れて犬の頭からかぶせることができる、首用冷却グッズです。
首を冷やすことで犬の身体を効率よく冷やすことができるため、犬の暑さ対策になるでしょう。
また、素材から製造まですべて日本製、なおかつハンドメイドで作られているのもポイントです。
保冷剤が万が一破れてしまい犬が舐めたとしても、有害な物質は一切使用していないため安心です。


すず工房 クールチューブ

クールジェルマット

冷蔵庫で冷やす手間がいらない、接触冷感マットです。
犬が座るとひんやりと冷たいので、快適に過ごすことができるでしょう。
エアコンと併用することで、犬が効率よく身体を冷やすことができるはずです。


クールジェルマット

TENNY クールマット

接触冷感生地を使用した、クールマットです。
犬の身体の熱を吸い上げて外に吐き出すことで、すばやく身体の熱を拡散することができます。
また、洗濯することもできるため、いつもきれいな状態を保つことができるでしょう。


TENNY クールマット

大理石ひんやりボード

イタリア産大理石を使用した、高級感のある冷却マットです。
これを日の当たらない場所に置いておくことで、犬は気持ちよく寝ることができるでしょう。
2枚以上を組み合わせることで、超大型犬でも使用することができるのも魅力です。


大理石ひんやりボード

犬を留守番させるときはエアコンも忘れずに!

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私たち人間は、暑ければ冷たいシャワーを浴びたり、服を脱いだりしてその場をしのぐことができますが、犬は自らそういったことをすることができません。
そのため、犬を暑さから守るためには飼い主が対策をとってあげる必要があります。

犬を暑さから守るためには、やはりエアコンを付けることが一番効果的です。
ただし、夏場は電力消費量も上がるため、停電のリスクも懸念されます。
万が一のことも考慮して、複数の暑さ対策を施しておきましょう。

参考サイト

SUZUKOUBOU(参照日:2021-06-01)
https://item.rakuten.co.jp/suzukoubou/10002224/

JINSHOP(参照日:2021-06-01)
https://item.rakuten.co.jp/jinshop/pet03/

CHAMMY(参照日:2021-06-01)
https://item.rakuten.co.jp/chammy/c-m/

石専門店.com(参照日:2021-06-01)
https://item.rakuten.co.jp/mgs/454216-2/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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