犬の社会化とは?社会期に慣れさせておきたいことや必要性をご紹介

犬にとって社会化期はとても大切な時期です。社会化期は慣れさせておきたいことがたくさんあります。ここでは、犬の社会化期に慣れさせておきたいことや必要性についてご紹介します。 2022年07月07日作成

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犬の「社会化期」とは?

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犬の社会化期とは、いろんなことに興味を持ち挑戦することができる時期のことです。この時期に人や他の犬との接し方、外の環境(歩行者、自動車や自転車など)、天候などを知り、環境に慣れることができます。

社会化期は生後1ヶ月〜3ヶ月程度の短い時期となり、この時期にいろんな刺激や環境などに触れさせることで、後々も環境の変化や出来事に慣れやすくなります。
生後1ヶ月の時期はワクチン接種や狂犬病ワクチンなどの接種が済んでいないことが多く、散歩に連れ出すことができません。しかし、抱っこで外に連れ出すことは可能なので、積極的に環境に慣れてもらうことが大切です。

社会化期の重要性とは?

この社会化期はほんの数ヶ月の時期しかありません。成長してからも徐々にいろんな環境に慣れることはできますが、社会化期に比べるとより多くの時間が必要になります。
そのため、犬にとっても飼い主にとっても、社会化期はとても重要なものです。

社会化期には、犬が人間社会で暮らす中で大事なことを学ぶ時期です。
飼い主以外の人や他の犬と会う機会は、散歩中がほとんどでしょう。この時、他の犬や人に慣れていないと、吠えたり飛びかかったり、唸るなどの問題行動がみられる場合があります。
他人や他の犬に慣れていれば、そのような行動を起こすことはありません。
社会化期は今後犬が人間社会で生きるためにも必要な時期なのです。

社会化期になにもしないとどうなる?

犬の社会化期に何もしないと、犬は他の人や犬に対して恐怖心を感じてしまうことがあります。さらに、外の環境にも慣れないため、散歩を嫌がり、パニック状態になってしまうケースもあります。他の人や犬がいる環境に連れ出すことが難しくなるため、散歩だけでなく、家族でのお出かけも場所を選ぶことになる可能性が高くなってしまいます。
他にも、雷や雨などにも過剰に反応してしまうこともあります。社会化期に雷や雨の音を聞かせることにより、恐怖心を軽減させる効果も期待できます。

社会化期に慣れさせておきたいことは?

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社会化期は犬にとっても飼い主にとっても大切な時期です。そのため、この時期にいろんなことに慣れさせる必要があります。
ここでは社会化期に慣れさせておきたいことについてご紹介します。

犬同士のコミュニケーション

犬同士のコミュニケーションを取ることにより、他の犬との接し方やじゃれる際の噛む力などを学んでいきます。
子犬同士じゃれて遊んでいるように見えますが、「これ以上強く噛むと痛い」「噛まれると痛い」などを知っていきます。噛む力に関しては、社会化期に学ぶことで、成長した時に本気で噛まれることを軽減させる効果が期待できます。

いろんな物や音などの環境

人にとっては当たり前な物でも、社会化期の子犬にとっては全てが新しく知る物となります。家具や家電製品から発生する音、インターホンの呼び出し音など、迎え入れたばかりの頃は驚いてしまうことも多いです。そのため、社会化期には物や音を聞かせ慣れさせていくことが大切です。子犬だから、眠っているからといって聞かせないようにしてしまうと、成長した時に不安になることもあります。

家の中の環境だけでなく、外の環境にも慣れさせておきましょう。自動車や自転車、通行人、家、公園、工事現場などいろんな物を見せてあげることで、後々散歩に連れ出す時にパニックになることを防ぐことができます。

加減を覚える

噛む力や他の犬や人との接し方などの加減を覚えることで、成犬になった時にトラブルを起こしにくくなります。
特に、噛む力の加減に関してはしっかり覚えさせることが大切です。成長後に本気で噛まれてしまうと、大怪我につながる可能性もあります。

甘噛みは社会化期に覚えることも大切ですが、飼い主がしっかりしつけることも大切です。甘噛みがひどいからといって社会化期に覚えられなかったというわけではありません。家庭に迎え入れてから甘噛みをさせないようにしつけていきましょう。

社会化させるための方法とは?

社会化期はとても大事な時期ということがわかりましたが、実際にどんなことをしていけばいいのでしょうか。生後1~3ヶ月の間は免疫力も体力も低いため、無理させることはできません。
ここでは社会化させるための方法についてご紹介します。

社会化期に外に連れ出してあげる

社会化させるためには、この時期に外に連れ出してあげることが大切です。社会化期の時期はワクチンプログラムが終了していないことが多く散歩はしないよう、獣医師から言われていることも多いでしょう。

しかし、散歩はできなくても抱っこをして外に連れ出すことは可能です。抱っこもしくは犬用のカートに乗せて散歩に連れ出してあげることがおすすめです。

この時に注意したいのが、他の人や犬との接触です。特に他の犬との接触は控えましょう。人に触られることは犬にとって大切なことですが、ワクチンプログラムが終了していない段階で他の犬と接すると、病気に感染してしまうリスクが考えられます。

また、「誰もいないから少しならいいかな…」と、地面を歩かせてしまうのもいけません。基本的に抱っこやカートに乗せて行動させましょう。
社会化期の子犬は体力もなく、免疫力も低い状態です。他の人や犬、物との接触には注意しましょう。

たくさんの人に会わせる

家族だけでなく、他の人とも接することで、人間との接し方を知ることができます。社会化期に人と接することがない犬は、家族以外の人に恐怖心を感じてしまいます。そのため、他の人に近づかずに吠えたり唸るなどの行動を取る場合もあります。

犬同士で遊ばせる

ワクチンプログラムが終了している犬や、動物病院で開催されるパピークラスなどに連れていき、他の犬と交流させることがおすすめです。感染症などにしっかり配慮されているため、リスクも低く遊ばせることができます。
いざ散歩に出た際にも、他の犬に対しての接し方を学ぶことも期待できるでしょう。

社会化期にはいろんなことに慣れさせておく

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ここでは、犬の社会化期に慣れさせておきたいことや必要性についてご紹介しました。犬の社会化期は、犬の今後の性格を左右することもある大事な時期です。この時期には、環境、人や他のペット・動物などに慣れさせておきましょう。
社会化期は好奇心旺盛な時期なので、失敗してもいろんなことに挑戦させてあげるといいでしょう。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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