猫は眠いときにどんな仕草をする？おすすめの猫用ベッド4選もご紹介

まずは、猫が眠いときにみせる仕草をご紹介します。
愛猫が本当に眠いときに安心して寝られるように、寝やすい環境を整えてあげましょう。

猫が目をとろんと細めるときは、眠いサインです。
これは人間にもみられますが、猫が眠気に抗うように目を細めているのは、すぐにでも寝たいと考えているときでしょう。
ちなみに、猫はいまにも寝てしまいそうに目を細めたり、眠気に負けないように立ちながら目を細めたりすることもあります。

猫が喉をゴロゴロと鳴らすのは、猫が喜んでいるときの仕草です。
しかし、眠いときにも喉をゴロゴロと鳴らすことがあります。
特にリラックスしているときにみられるので、猫が喉を鳴らしているときには激しく構うことをせずに、優しく見守るようにしましょう。
撫でるときにも、猫が嫌がらないように優しく撫でる必要があります。

猫が眠いときには、毛づくろいをすることがあります。
猫はきれい好きな動物のため日頃から毛づくろいをするでしょうが、お気に入りのベッドの上で毛づくろいをしていたら、もうすぐ寝るというサインでしょう。
これは、猫の寝る前のルーティンなのかもしれません。

1日の大半を寝て過ごす猫にとって、寝ることはとても大切です。
そのため、寝るときに猫を構うと攻撃的になることがあります。
これは、私たち人間が眠いときに誰かに構われると、イライラしてしまう感覚に近いといえそうです。

当然、猫も眠いときはあくびをします。
ほかにも、退屈なときや寝起きなどにみせるあくびですが、実は緊張をしているときにもあくびをすることがあります。
これは、緊張による身体の硬直を、あくびでほぐそうとしていることが考えられるでしょう。

猫は、眠いと飼い主に甘えてくることがあります。
飼い主の服をモミモミと踏んできたり、身体を擦りつけてきたりするでしょう。
特に野良経験のない飼い猫は、親離れができていないため寝る前は飼い主に甘えてくることが多くなります。

猫は、眠いと身体に変化もみられます。
目や耳、尻尾などそれぞれの部位の変化を見ていきましょう。

猫の目頭側のまぶたの裏側にある白い膜を、瞬膜といいます。
瞬膜は、眼球を守る役割がある器官ですが、猫が眠いときには瞬膜が眼球を守ろうと、自然と広がっていきます。
猫の目がとろんとして細くなっているときにまぶたを優しくめくってみると、広がった瞬膜を見ることができるでしょう。

猫は、寝る前に体温を下げようとして、耳が熱くなります。
また、身体にこもった熱を排出しようと、耳以外に肉球も熱くなるでしょう。

猫は、起きているときに名前を呼ぶと、返事をして近くまで寄ってくることがあります。
しかし、眠いときにはいちいち飼い主の下まで行くのが面倒なので、尻尾をパタパタとさせて返事をすることがあるでしょう。
猫が尻尾で返事をするときは、かなりの眠気を感じているサインなので、そっとしておいたほうが良さそうです。

最後に、おすすめの猫用ベッドをご紹介します。
これらのベッドを用意しておけば、愛猫が眠いときにもゆったりと寝ることができるでしょう。

猫が顎を乗せて寝られるように、フチ部分が枕になった猫用ベッドです。
しっかりとしたボリューム感があり、安心して寝ることができるでしょう。
また、さまざまなカラーが用意されているため、どんな部屋にも合わせることができるはずです。

猫耳の形が可愛らしい、ちぐら型の猫用ベッドです。
頑丈な綿ロープは猫が爪をといでも壊れにくく、長い間使用し続けることができます。
また、選べる2サイズと4カラーで、愛猫や部屋のデザインに合わせると良いでしょう。

猫がすっぽりと収まる、犬猫兼用のベッドです。
分厚く型崩れがしにくいため、安心して寝ることができるでしょう。
また、身体を包み込んでくれる形は、寒い日でも問題なく寝ることが可能です。

高級感のある、猫用ハンモックです。
4つのカラーから、部屋のデザインに合わせて選ぶことができます。
また、組み立て式ではありますが、簡単に組み立てることができるでしょう。

猫は、1日の大半を寝て過ごします。
しかし、熟睡することは少なく、小さな物音でもすぐに動けるように警戒心を解くことはありません。
そんな猫でも、思わず自然と寝てしまうような、本当に眠いときはあります。
本当に眠いときは、目を細めたりあくびをしたり、ときには攻撃的になることもあるでしょう。
また、まぶたの裏側にある瞬膜が広がり、飼い主が名前を呼んでも面倒そうに尻尾で返事をするようになります。
そんなときに猫が安心して寝られるように睡眠環境を整えてあげることが、私たち飼い主の義務といえるでしょう。