猫のトイレはこれで決まり!おすすめの猫砂と迷ったときの選び方

猫のトイレにほとんどの方が使う猫砂。種類がいくつかあり、何を選べば良いのか迷っていませんか?ここでは、猫砂の種類ごとの特徴やおすすめ、迷ったときの選び方についてご紹介します。 2022年04月24日作成

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猫砂の好みはトイレ事情を変える重大なポイント

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猫は、比較的トイレを覚えやすく、実際にしつけにほとんど時間がかからなかったという飼い主さんは多いです。しかし、一方で、なかなかトイレでの排泄がうまくいかず、困っているという方もいます。

トイレで排泄することが分かっている猫でも、気に入らなければ別の場所で排泄してしまったり、トイレを我慢してしまったりすることは珍しくありません。お布団などトイレ以外で排泄してしまうと、簡単に洗えなくて困ったり、猫がトイレを我慢しすぎて膀胱炎などの病気を起こしてしまったりと、色んな問題も出てきます。

猫は、とてもキレイ好きでトイレ環境に敏感な子が多いです。それは、野生だった頃の名残も影響しており、自分のニオイが残ったり、縄張りに自分以外のニオイがあったりすることを嫌うからだと考えられています。

猫砂が自分の好みに合っているかどうかでも、トイレで排泄するかどうかが変わる猫もいます。猫砂にはいくつかの種類がありますが、試しに他の種類に変えたとたんにトイレがきちんとできるようになった、あるいはしなくなったというケースはよくあります。

猫がトイレに飽きることもある

猫は環境の変化を嫌う動物だと言われていますが、実は時にちょっとした変化を好む動物でもあります。まさに気まぐれとも言える猫の好みは、トイレにも関係してくることがあり、長らく問題なく使っていたトイレを急に使わなくなることもあるようです。トイレや猫砂を変えると解決することもしばしばあります。

猫砂の種類と特徴、おすすめをご紹介

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さて、ここからは猫砂の種類とそれぞれの特徴について見ていきましょう。猫砂は、主に5つの種類があります。

・紙系
・鉱物系
・木系
・おから
・シリカゲル

猫の性格によって、好みの猫砂のタイプも変わる傾向にあるようですので、どんな猫におすすめなのかもあわせてご紹介します。
ただし、これはあくまでも目安です。猫砂選びに困ったときに、1つの情報として参考にしてみてはいかがでしょうか。

飼い主にとっては使いやすい「紙系」

紙でできた猫砂は、飼い主にとっても扱いやすく便利な点が特徴です。原料は再生紙やポリマーで、とても軽くて運びやすいですね。トイレに流せるタイプも多くて、処理しやすくなっています。吸水性が高く、他の猫砂に比べるとほこりもたちにくいです。ただ、粒がとても軽いため、勢いよく砂をかける猫の場合、飛び散りの量も増えます。トイレの形状にもよりますが、飛び散りがひどいようなら他のタイプを検討しても良いかもしれません。

紙系の猫砂は、特にキレイ好きな性格の子に好まれる傾向にあります。消臭成分がしっかりと入っているものも多いため、ニオイに敏感な子にぴったりです。例えば、排せつ物が残っているトイレでは排泄しない、ウンチをした後は必ず飼い主に報告をして掃除をせがむ、毛繕いが大好きなどの様子がみられれば、紙系の猫砂が向いているかもしれません。

アイリスオーヤマ 紙の猫砂

再生パルプを原料とした猫砂です。特別な香りがついておらず、人工的な香りが苦手な猫にもおすすめです。大きめな粒なので肉球に挟まりにくくなっています。おしっこを素早く吸収し、固まるため掃除は簡単で、トイレにも流せます。


アイリスオーヤマ 紙の猫砂

最もポピュラー?「鉱物系」

鉱物系の猫砂は、粘土の一種・ベントナイトなどからできています。砂場の砂ほどの細かさのものもあり、最も自然に近い猫砂とも言えるでしょう。排せつ物を埋めやすく、野性味の強い猫に好まれるようです。

例えば、屋外で生活したことのある保護猫ちゃんや、野性味が強いとされるベンガルなどの猫種には、鉱物系が好まれる可能性があります。

ベントナイト 固まる猫砂

良質のベントナイトが使用されており、銀イオンの抗菌粒を配合しています。そのため、しっかりと固まり脱臭・抗菌もできる優れもの。固まるスピードが早く無駄も防げます。


ベントナイト 固まる猫砂

自然の香り「木系」

おがくずや、ヒノキの廃材などがよく用いられる「木系」の猫砂は、やさしい木の香りがします。おとなしい子や、ルーティーンがある子など、淡々と生活を送れるような性格の子に好まれると言われることもあります。

常陸化工 トイレに流せる木製猫砂

木を原料とした猫砂で、特に人気が高いのがこちらの商品です。木の粉が使われており、軽くて扱いやすいのも特徴です。また、トイレにも流せる利便性の高さが魅力ですね。


常陸化工 トイレに流せる木製猫砂

食べ物の再利用から生まれた「おから」

言葉のとおり豆乳の絞りカスの「おから」を再利用して作られている猫砂です。吸収力がとても高く、トイレに流せるものも多くあります。ニオイは少し独特で、猫によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。

トフカスサンドK

油脂分の少ないおからだけで作られています。おから独特の香りは少なく、より固まりやすい点が特徴です。おからには、フラボノイド効果があるため、消臭にも役立ちます。燃やせるゴミ・トイレの両方で処理できます。


トフカスサンドK

消臭効果が強い「シリカゲル」

脱臭剤・乾燥材にも使われている素材だからこそ、消臭効果が高いです。システムトイレ用の猫砂に使われることも多く、そうした場合は固まらずに数週間はそのまま使用可能です。

アイリスオーヤマ シリカゲルの猫砂

シリカゲルの猫砂です。システムトイレで使うと、約1ヶ月はそのまま交換しなくても問題ありません。とてもお手入れの手間が省けて便利です。燃えないゴミとしての処分が必要になります。単体で使うだけでなく、他の猫砂に混ぜてニオイ対策にも使えます。


アイリスオーヤマ シリカゲルの猫砂

猫砂の種類はたくさん!猫のお気に入りを見つけてあげて

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苦労なく用意した猫砂を使ってくれれば問題ないのですが、猫の好みによっては猫砂が気に入らず粗相をしてしまうこともあります。トイレに問題があるようなら、猫砂の観点からも考えてみましょう。また、猫砂によって特徴も変わってきます。ニオイやお掃除の手間などを総合的に考えて、飼い主さんの扱いやすいものを見つけて試しても良いですね。

参考サイト

キャットランド(参照日2022-3-25)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/a533439/
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/1315516/

よろずやマルシェ(参照日2022-3-25)
https://item.rakuten.co.jp/onestep/pec006/

Pet館~ペット館~(参照日2022-3-25)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/9130523/

快適ペットライフ(参照日2022-3-25)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/717925/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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