猫砂の種類・特徴とは?
出典:https://www.shutterstock.com
猫砂にはいくつか種類があります。種類によって特徴も廃棄方法も、固まり方なども異なるため、購入する前にどんな猫砂なのか知っておくことがおすすめです。
ここでは、猫砂の種類や特徴についてご紹介します。
紙製
紙でできているので、吸収力が高くとても軽い猫砂です。廃棄方法は可燃ごみに捨てるタイプのものがほとんどで、中にはトイレに流すことが可能なものもあり、処分が比較的簡単です。
しかし、紙製の猫砂は軽いため、猫の足にくっついてしまうことや、猫が砂かきをした時に簡単に飛び散ってしまうというデメリットもあります。
鉱物製
ベントナイトなどの成分を使って作られている猫砂です。砂のような食感で、なめらかです。吸収力がとてもよく、水分をしっかり固めて処分がしやすくなります。使った部分だけ捨てることもできるためとても経済的なのも特徴の一つです。
しかし、とても細かく散らばりやすいデメリットがあります。猫砂の補充の時に粉が舞うこともあります。また、鉱物系の猫砂は自治体により廃棄方法が異なり、可燃ごみの場合もあれば不燃ごみの場合もあるようなので、自治体の処分方法を確認しましょう。
木製
木材を使って作られた猫砂です。自然に優しく、消臭力が高さも特徴の一つとなっています。基本的に可燃ごみとして処分することもできるので、廃棄方法も簡単で便利です。
従来品は固まりにくいというデメリットもあるようでしたが、年々商品改良により固まりやすくなってきています。
おから製
おからが原料の猫砂です。消臭力が高く、猫の健康にも安心して使うことができることが特徴の一つとなっています。補充した時などに埃が舞いにくいので便利です。廃棄方法も、可燃ごみとして処分することができるので、処理しやすくなっています。
すべての猫でというわけではありませんが、おからのニオイに惹かれて猫砂を食べてしまう猫もいるようです。食べてしまう場合は他の猫砂に変えたほうがいいかもしれませんね。
シリカゲル製
化学物質であるシリカゲル製の猫砂は、消臭力が高いのが特徴の一つです。しっかり固まってくれるため、処分しやすく、経済的に使用することができます。
しかし、猫が誤って口にしてしまうと炎症を起こす可能性があるため、安全性という面では少し不安が残ります。
猫砂の選び方とは?
出典:https://www.shutterstock.com
猫砂とネットで検索するとかなりの種類が出てきます。その中から1種類を選ぶのはなかなか大変です。
ここでは、猫砂の選び方についてご紹介します。
処理のしやすさ
猫砂を選ぶ時には、処分のしやすさに注目しましょう。猫砂の中には、可燃ごみとして処分できず、自治体に確認してから処分しなければいけないものもあります。そのため、猫砂を購入する時には、処分方法を確認してから購入することがおすすめです。
紙製、おから製、木製などの猫砂は基本的に可燃ごみとして処分することができます。紙製やおから製の猫砂はトイレに流すことができる商品もあるため、選ぶ時のポイントにしてみましょう。
トイレに流せる商品でも一度に大量にトイレに流すことで排水管に詰まってしまうこともあるため、商品の処分方法などをしっかり確認してから使用しましょう。
消臭力
猫砂を選ぶ時には、消臭力にも注目しましょう。猫の尿は濃縮されて排泄されるためかなりニオイが強いです。消臭力の高い猫砂を利用することで、嫌なニオイが部屋中に広がることを防ぐことができます。
使い勝手の良さ
猫砂を選ぶ時には、使い勝手の良さにも注目しましょう。購入しやすい、持ち運びや保管が便利など飼い主が毎日使用しても苦にならないような便利な猫砂を購入しましょう。
おすすめ商品をご紹介
トイレにはペットシーツを活用する方法もありますが、猫砂を利用している方も多くいます。
ここでは、おすすめの猫砂についてご紹介します。
アイリスオーヤマ 紙の猫砂
紙で作られた猫砂で、しっかり固まるので経済的です。ふるっても崩れないため掃除も簡単で、トイレの中も清潔に保つことができます。粒の大きさは大きめになっているので肉球にハマりにくく、飛び散りにくいペレットタイプになっています。重さも1kgあたり約2kgになっているので、女性やお年寄りの方でも簡単に持ち運べます。
アイリスオーヤマ お茶の猫砂
国産静岡県産茶葉を配合して作られている猫砂です。お茶に含まれた抗菌・抗酸化作用によりニオイを発生させにくくする効果が期待できます。水分に反応するとしっかり固まるため、汚れた部分のみ取り除くことも可能です。水に溶けるため、水洗トイレで処理することも可能です。
流せるひのきの猫砂
国産ひのきで作られた猫砂で、1粒1粒が尿などをしっかり吸収してくれるので脱臭効果が期待できます。ペレットタイプなので、粉立ちはほとんどなく、掃除も簡単です。水洗トイレに流すことも燃やすことも可能なので、処理に困ることはありません。
パインウッド 猫砂
天然木の抗菌効果で無臭環境が期待できる猫砂です。使用部分は可燃ごみとして処分することができ、埃立ちも少ないので掃除も簡単です。天然木なので、猫の健康にも安全で、安心して使用することができます。
猫砂は扱いやすさで選ぼう
出典:https://www.shutterstock.com
ここでは、猫トイレの砂の種類や特徴、選ぶポイントについてご紹介しました。猫トイレには、トイレシートを利用している方もいますが、猫砂を利用している方も多くいます。猫砂には、いくつか種類があるため、お手入れのしやすさなどで選びましょう。
猫砂の中には、廃棄方法が異なり、中には自治体の処分方法に従って処分しなければいけない場合もあるため、安易に捨てることができないケースがあります。そのため、猫砂を購入する時には、猫砂のメリットや金額だけでなく、廃棄方法まで確認してから選ぶことをおすすめします。
・マツモトキヨシ楽天市場店(参照日:2022-01-18)
https://item.rakuten.co.jp/matsukiyo/4905009714353/
・ダイユーエイト楽天市場店 (参照日:2022-01-18)
https://item.rakuten.co.jp/daiyu8/4905009714346/
・快適ペットライフ (参照日:2022-01-18)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/1886624/
・PET World アミーゴ楽天市場店 (参照日:2022-01-18)
https://item.rakuten.co.jp/lic-amigo/4538449100013-set4/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。