猫砂はどれを選べばよい?種類や選び方を解説

猫を飼っているのであれば、猫砂選びはとても重要です。
愛猫家の人たちは、猫砂をどのような基準で選んでいるのでしょうか?
この記事では、猫砂の種類や選び方を解説します。 2021年07月02日作成

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猫砂の種類

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猫砂には、たくさんの種類があります。
まずは、猫砂の種類や特徴を見ていきましょう。

鉱物系

鉱物系の猫砂は、もっともオーソドックスです。
細かい砂状のベンナイト鉱石から作られており、祖先が砂漠で暮らしていた猫にとっては馴染みの深い砂といえるでしょう。

鉱物系の猫砂のメリットは、猫が好みやすい形状と、おしっこがしっかりと固まる点です。
おしっこで固まった部分だけを廃棄できるため、経済的にも優しいといえます。
また、脱臭力に期待できるのもよい点です。

デメリットとしては、粒が細かいため猫の肉球に挟まりやすい点でしょう。
不燃ゴミとして捨てなければならないため、少し面倒な部分もあります。
ちなみに、ベンナイトの猫砂を誤飲した猫がベンナイト中毒になった例もあり、安全性に疑問が残る点も心配です。

おから系

おから系の猫砂は、大豆の搾りかすであるおからを使用して作られています。
粒が大きめなのが特徴で、独特のにおいがあります。

メリットとしては、その安全性です。
おからは猫が万が一誤飲をしても、健康上に被害がある心配がありません。
また、ある程度固まるので、経済的にもよいでしょう。

デメリットとして挙げられるのは、大豆やコーンアレルギーの猫には使用できない点です。
また、鉱物系の猫砂に比べると価格がやや高いことが挙げられます。

紙製

再生パルプで作られた猫砂である紙系は、処理の楽さが人気です。
猫が使用したあとには、そのままトイレに流すことができます。
また、ある程度の重みがあるため飛び散りにくいというメリットもあるでしょう。

デメリットとしては、まとめて猫砂をトイレに流すとトイレが詰まる可能性がある点です。
また、紙だけで作ることは難しく、凝固剤や消臭剤が使用されることがあるのも心配な点として挙げられます。

木系

ヒノキなどの木を原料とした猫砂もあります。
木系は、自然な香りから人気が高い猫砂です。
原料としての安全性が高い面も、メリットとして挙げられます。

デメリットとしては、ポロポロと崩れやすいことで、粉が散らばす可能性がある点でしょう。

シリカゲル

消臭ビーズのようなシリカゲルの猫砂は、消臭力が高い点が特徴です。
1日に何度も掃除をする手間がないため、トイレの管理が楽というメリットがあります。

デメリットとしては、別途ペットシートを購入しなければならない場合や、ほかに比べて高価な点です。
また、猫のおしっこの色やにおいは、健康管理をする上で基本となりますが、シリカゲルではおしっこによる健康管理がしにくいでしょう。

炭系

木炭などを原料した猫砂は、消臭力に優れています。
ただし、炭系の猫砂が単独で販売されていることは少なく、そのほとんどがおからなどの中に混ざっている形です。

猫砂の選び方

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さまざまな種類がある猫砂ですが、何を基準にして選べばよいのでしょうか?
正しい猫砂を選んで、猫に快適なトイレをしてもらいましょう。

安全性に問題がないか

猫砂は、猫が毎日使用するものですので、安全性に問題がないかどうかはとても大切です。
猫は自分で自分の身体をグルーミングするため、肉球に挟まった猫砂が口の中に入ってしまうこともあるでしょう。
そのため、猫の口に入っても問題のないものを選ぶことがおすすめです。

扱いがしやすいか

消臭力が優れていても、扱いにくければトイレ掃除が大変になってしまいます。
そのため、おしっこで固まりやすいか、使用後にどう処理をすればよいかも重要になるでしょう。
おすすめは、トイレに流せるタイプです。
また、燃えるゴミとして捨てることができるものでもよいでしょう。

飛び散りにくいか

猫は、1日に何回もトイレに出入りします。
そのたびに猫砂が飛び散っていると、部屋の掃除が大変です。
しかし、飛び散った猫砂を放置しているのも、衛生上よくありません。
そのため、飛び散りにくいものを選ぶことをおすすめします。
粒が大きい、重いなどの猫砂は飛び散りにくいでしょう。

おすすめの猫砂4選

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最後に、おすすめの猫砂をご紹介します。
「結局どの猫砂がよいのかわからない!」と、猫砂選びに困っている人は購入時の参考にしてみてください。

お茶の猫砂

おからの猫砂ですが、強い消臭効果が期待できるお茶が含まれています。
お茶に含まれる成分であるカテキンは猫に害がなく、爽やかな香りでおから独特のにおいも防いでくれるでしょう。
トイレに流せるのも、掃除が楽で嬉しいポイントです。


お茶の猫砂

紙の猫砂

しっかりと固まる、紙の猫砂です。
トイレに流せる手軽さと、紙製特有の飛び散りにくさが特徴です。
また、ほかの猫砂よりも軽いため、力のない人でも持ちやすいでしょう。

炭の猫砂

あまり見かけることのない、珍しい炭の猫砂です。
炭の力で脱臭率は95.6%と、猫のトイレのにおいに悩まされる心配は少なくなることが期待できます。
また、おしっこをした部分だけが固まって、そのまま燃えるゴミで捨てることができる手軽さもポイントです。

トイレに流せる木製猫砂

自然なヒノキの香りが嬉しい猫砂です。
おしっこもしっかりと固まり、非常に経済的といえるでしょう。
また、森林資材を再生利用して作られているため、環境にも優しい猫砂といえます。


トイレに流せる木製猫砂

猫砂選びは慎重にしよう

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猫砂は毎日使用するものですので、適当に選んではいけません。
猫が誤飲しても安全か、砂は飛び散りにくくないか、捨てるのは楽かなど、総合的に判断して猫砂選びをする必要があります。
もちろん価格面も重要ですが、一番は猫に無害かどうかです。
猫のことを考えて、猫に合った猫砂を選ぶようにしましょう。

参考サイト

ファーストFACTORY(参照日:2021-05-28)
https://item.rakuten.co.jp/first34/trusco-8274925/

マツモトキヨシ楽天市場店(参照日:2021-05-28)
https://item.rakuten.co.jp/matsukiyo/4905009714353/

new step 楽天市場店(参照日:2021-05-28)
https://item.rakuten.co.jp/newstep/tmo5rqjn2vus04lb/

charm 楽天市場店(参照日:2021-05-28)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/189489/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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