犬は豆腐を食べても大丈夫?メリットや注意点などをご紹介

豆腐は大豆から作られた高タンパク質で栄養価の高い食材です。そんな食べ物を犬にも与えてあげたいところですが、犬が食べても問題はないのでしょうか?
ここでは、犬は豆腐を食べてもいいのかご紹介します。 2021年06月03日作成

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犬は豆腐を食べても大丈夫?

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犬には食べてはいけない食べ物が多くあります。人が食べている食事を与えないように気をつけている方も多いでしょう。
豆腐は大豆から作られた高タンパク質で栄養価の高い食べ物です。では、犬は豆腐を食べても大丈夫なのでしょうか。
ここでは、犬が豆腐を食べても大丈夫なのかということについてご紹介します。

犬は豆腐を食べても大丈夫

結論から言うと、犬は豆腐を食べても大丈夫です。
しかし、中には大豆アレルギーを持っている犬もいるので、アレルギー体質の場合や他にもアレルギーを持っている犬は避けたほうがいいでしょう。

豆腐は低カロリー・高タンパクなので、犬の健康を保つためにも役立ちます。
豆腐を原料に使った犬用のおやつも販売されており、ダイエット中のおやつとしても活用することができます。
また、避妊去勢手術を終えた犬や肥満傾向の犬にもおすすめの食材です。

豆腐の栄養素は?

豆腐は大豆から作られた食材で、タンパク質を多く含んでいます。
タンパク質は、犬の健康を保つうえで必要な栄養素です。さらにイソフラボンやミネラルも多く含んでおり、犬の健康をサポートするためにも役立つ食材です。

大豆はタンパク質を補うことができる食材です。ドッグフードのトッピングとして、手作り食に加えるための食材としても活用することができます。

犬が豆腐を食べることのメリットとは?

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豆腐はたくさんの栄養を含んでいるので、犬に与えたいと考える飼い主さんも多くいることでしょう。豆腐を犬に与えることは、栄養を補給できる以外にもたくさんのメリットがあります。
ここでは、犬に豆腐を与えることのメリットについてご紹介します。

豊富な栄養素を摂取できる

豆腐を食べることで、豆腐に含まれる豊富な栄養素を摂取することができます。
豆腐には、タンパク質、リノール酸、レシチン、サポニン、イソフラボン、オリゴ糖、カルシウム、ビタミンなどが含まれています。
豆腐は犬の健康を保つのに役立つ効果がある成分を多く含んだ食材なのです。

ダイエットに役立つ

豆腐は商品にもよりますが、100gあたり約60~80カロリーほどの低カロリー食材です。食べやすく、糖質が少ないので、ダイエットにも最適です。

犬のダイエットは、とても根気がいるもので、体重を落とせばいいという問題ではありません。健康的なかたちで徐々に体重を減らしていかなければいけません。無理にダイエットすることで体を痛めてしまったり、体調を崩してしまう可能性もあります。

犬のダイエットには、体を動かし運動量を増やすだけでなく、摂取カロリーを減らすため通常食べているドッグフードの量を減らす必要もあります。その際に不足する栄養分を豆腐で補うという方法があるのです。

犬のダイエットはしっかりとカロリー計算を行い、計画的に実行していくことが大事です。
かかりつけの動物病院に相談し、豆腐を活用してダイエットする方法を勉強してから行いましょう。

豆腐を与える時の注意点とは?

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豆腐は栄養価が高く、犬に与えても問題のない食材です。しかし、豆腐をたくさん与え過ぎてしまうのはよくありません。
ここでは、豆腐を与える時の注意点についてご紹介します。

冷たいまま犬に与えない

犬に豆腐を与える時には、冷たいまま与えないようにしましょう。豆腐は基本的に冷蔵庫で保存する食べ物です。冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態のまま与えると、犬のお腹が冷えてしまい、下痢や嘔吐などの症状につながるおそれがあります。

犬に与える時には、人肌程度まで温めてから与えましょう。
逆に温めすぎて熱いとやけどをしてしまうので、豆腐の温度調節には注意しましょう。

摂取量には気をつける

犬に豆腐を与える時には摂取量に注意しましょう。
いくら栄養価の高いものでも、むやみに与えると体調を崩してしまう可能性があります。

豆腐の摂取量の目安は、体重5kg未満に犬は約10~20g、体重10kg未満の犬は約30~40g、体重20kg未満の犬は約50gとされています。

ただし、犬によって個体差があるので、豆腐を与える量は犬の様子を見ながら調節してください。基本的に摂取量内で調節し、多く与えすぎないように注意しましょう。

子犬の場合は、体や内蔵の機能が成犬ほど成長していないので、与えるのは控えましょう。

大豆アレルギーに注意

犬が大豆アレルギーを持っている可能性があるので注意しましょう。
大豆アレルギーでは皮膚の痒みや赤み、下痢や嘔吐などの症状が見られることがあります。

豆腐を初めて食べさせる時には、体調の良い時の午前中に小指の先程度の少量を与え、しばらく様子を見てください。1日様子を見て体調に変化がないようであれば、次の日から少しずつ量を増やします。もし何らかの体調不良が見られる場合は、すぐに豆腐を与えるのを止めましょう。

動物病院では、どの食材にアレルギーを持っているのか、検査することで事前に知ることができます。豆腐にアレルギーがあるか知りたい場合は、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。

豆腐で健康面をサポート!

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ここでは、犬は豆腐を食べてもいいのかご紹介しました。
犬は豆腐を食べても問題ありませんが、大豆に対してアレルギーを持っている場合は与えるのを止めましょう。
豆腐はたくさんの栄養を含んでいるので、犬の健康面のサポートするための効果にも期待ができます。
豆腐を与える時には、注意点をしっかり踏まえた上で、犬の体調を確認しながら与えていきましょう。

参考サイト

文部科学省 食品成分データベース「豆腐類」(参照日:2021-03-20)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=4_04033_7

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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