一番の理由は不安
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子猫が鳴く一番の理由として考えられるのは強い不安があげられます。猫は急な環境の
変化を嫌う傾向があります。子猫であればなおの事でしょう。母親の姿が見えないという理由や、保護猫であれば戸外から室内へ連れてこられたという不安など様々な理由にストレスを感じてしまいます。
トイレ
トイレを我慢しているため鳴くという事も考えられます。初めてするトイレに慣れていなかったりすると、なかなか用を足してくれません。対策として、初めて使うトイレでは、あらかじめ自分の尿の匂いの付いた砂を少し混ぜてあげると良いでしょう。
また、トイレが汚れていても用を足すのを我慢してしまいます。猫はとても綺麗好きな動物なので、いつも清潔を心がけてあげましょう。
お腹が空いている
夜に子猫が鳴く場合はお腹が空いているとも考えられます。この場合の対策は、お腹が満たされれば眠くなり飼い主と一緒に眠りやすくなるので、寝る前にご飯を与える様にすると良いでしょう。猫は夜行性ですが、サイクルを飼い主の生活に近づける事は可能です。
発情期
身体が小さく子猫だと思っていても、早い子は生後半年で発情を迎える子もいます。周りで発情期を迎えた野良猫が鳴いたりなどの環境だと、それに反応し通常よりも早く発情してしまうケースもあります。この時は鳴き声もいつもとは違う感じなのですぐに分かるでしょう。
これは猫自身もどうする事も出来ない欲求ですが、大声で一晩中泣き続けるなどご近所などへの鳴き声トラブルとなってしまうでしょう。
ストレスで鳴く場合の対策は?
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不安からくるストレスで子猫が鳴く場合には、スキンシップが大事といえます。ですが鳴くたびにスキンシップしていたら、子猫はその様に学習してしまいます。かまってあげる時はきっちりと決め、生活にリズムを作っていきましょう。
運動不足なども鳴く原因の一つなので、一緒に遊んであげる事も大事です。猫は高い所に登る事が大好きです。日中仕事で遊んであげられないなどの理由があるご家庭では、キャットタワーを置いてあげるなどしてみるのも良いでしょう。
この様に精神的にも満たされ生活にメリハリがつけば、本来猫は単独行動を好む動物なので、徐々に飼い主のサイクルに近づき鳴く事も少なくなります。
発情期で鳴く場合の対策は?
発情期の鳴き声は去勢手術することで抑える事ができます。できればタイミングとしては、発情前が好ましいでしょう。この去勢手術にはメリットもあります。大きな声で鳴かなくなるという事の他、スプレー行為や生殖器の病気なども防ぐこともできます。
望んでいない繁殖なども予防できますので、ご家庭で話し合い早めの対策を取る事をおすすめします。
体調が悪くて鳴いているケースも
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何らかの病気が原因で、体調不良によって鳴いているというケースも考えられます。いつもより長い時間鳴いていたり鳴き声に力がない時は、飼い主に何かを訴えています。
神経などに異常があっても、無意識に猫は鳴き続けるという事もあります。この様に鳴き声などに異変を感じたら、まずは獣医師に相談する事をおすすめします。
根本の理由を知ろう
毎日愛猫の観察をしていれば、何を欲しているのかが自然と分かる様になります。体調不良で鳴いているのか、かまって欲しくて鳴いているのか、自然と飼い主側も学習できるものです。
表情や声のハリはどうなのか、注意していつも観察してあげましょう。子猫が鳴くという事は必ず何かのサインを出している時です。適切に対処できるよう普段からスキンシップを取り、お互いが快適な暮らしができるように心掛けたいものです。
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UCHINOCO編集部
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