子犬の餌の回数と量は?目安と決め方

子犬の時期に大切なのは食事です。特に日に日に成長していく時期の餌の回数と量は重要となってきますが、どの時期にどれくらいの餌をいつ与えたらいいのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。犬の成長ごとに餌の回数と量を解説していきます。 2024年07月26日作成

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子犬を迎え育てていくにあたって、一番知りたいことは「食事」についてではないでしょうか?
子犬の時期の食事はとても大切で、きちんと栄養がとれる食生活をさせてあげる必要があります。この時期に正しい食事が出来ていないと、しっかり成長していくことが出来ないので気を付けましょう。
犬は年齢や種類に応じて餌の回数や量が異なるため、犬の今の状態を知り、合う食生活をさせましょう。ではライフステージごとの食事を解説していきます。

食事を与える前に

出典元:https://www.shutterstock.com/

子犬の時期は月齢と体重に応じて食事量と回数を決めていきます。
生後1ヶ月ほどまでは母乳やミルクで育ち、1ヶ月ほどして乳歯が生え始めたら離乳食の始まりです。
離乳食が始まったら、できれば毎日体重を測るようにしましょう。
自宅で箱の中に子犬を入れて体重計の上に乗せたり、ある程度大きくなってきたら犬を抱っこして自分も体重計に乗り、自分の体重を差し引いても良いです。
日に日に体重が増えてきちんと成長できているかをチェックするようにしましょう。

生後1ヶ月~3ヶ月

1~3ヶ月は、まだまだ子犬の時期です。
1回の食事量も少なく、消化器官が未発達なため1度にたくさんのフードを消化吸収することが出来ません。
なのでこの時期は3~5回に分けて食事をさせるのが一般的です。特に離乳食を始めたばかりのことは小分けにして与えると良いですね。
食事量は種類や個体によって異なるため、食べているフードのメーカーが推奨する食事量を参考にすると良いでしょう。さらに毎日の体重の変化や便の様子をチェックし、食事量を加減するようにします。
またこの時期は、ドライフードでは消化器官にかかる負担が大きいため、ドライフードをふやかして与えるようにします。そうすることでスムーズに消化吸収することが出来るので、子犬にかかる負担が少なくなります。成長と共に、徐々にフードを硬めにふやかして、ドライフードに移行していきましょう。

3ヶ月~6ヶ月

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成長期真っ只中のこの時期。体重もぐんぐんと増えるため、食事量も増えてくるはずです。消化器官も発達し歯が生え変わるので、3~4ヶ月でふやかしたフードからドライフードへ移行させます。
この時期になると食事の回数を減らし始め、1日2~3回に分けて与えましょう。成長のために多くの栄養が必要になるので、子犬用の高栄養のフードを選ぶようにします。運動量が増え始めるので、急に食事回数や食事量を減らしてしまうと低血糖になる可能性があるので、徐々に調節するようにします。
また、大きくしたくないからといってダイエットをさせるのは絶対にやめましょう。成長期のダイエットは体に悪影響を及ぼします。子犬の時期は少し太っているぐらいでも問題ありません。

6ヶ月~12ヶ月

子犬の成長が落ち着き、だいたい8か月ほどで成犬になります。
体重の増えも止まってくる頃なので、体重に合わせて食事量を安定させ1日1~2回で与えるようにします。飼い主のライフスタイルに合わせて1日1回の食事でもかまいませんが、いきなり1日1回にするのではなく徐々に移行するようにしましょう。
またこの時期に、子犬用のフードから成犬用のフードへ移行します。フードを移行させる時は1週間ほどかけて移行させるようにします。急に切り替えると体がびっくりして下痢や嘔吐を起こすこともあるので注意が必要です。
成犬になってから食事量が多すぎたり、カロリーを必要以上に摂取すると肥満になるので、メーカー推奨の食事量を目安に体重管理を行いましょう。

ご飯を食べなくなった!

子犬がご飯を食べなくなったら、どうしたらよいでしょう。ご飯は食べないけど、おやつは食べるという場合には、フードが好みに合っていない可能性があります。おやつの美味しさを知って、好きな方だけ食べたいと思っているのかも。

しかし、おやつが食べたいと甘えてきたり、どうしてもご飯を食べないからといっても、おやつを増やすのはNGです。おやつばかり与えてしまうと、もっとご飯を食べなくなってしまいます。子犬にも好き嫌いがあります。味や触感など好みがあるため、気に入るフードを探してあげましょう。

また、おやつも食べない、元気がないという場合には、何かしらの疾患も考えられますので、動物病院に連れていきましょう。

まとめ

子犬から成犬になるまでは、日に日に成長し食事も逐一変化していきます。
大変な時期ですが、愛犬に見合った食事を与える事で元気に成長していくことが出来るので愛情をこめてお世話してあげましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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