暑い毎日が続いていますね。熱中症や夏バテ対策はしていますか?人間と同様に、犬も夏バテや熱中症を起こす可能性があります。最悪なケースを引き起こさない為にも、大切な愛犬の為に暑い夏を乗り切る対策をしていきましょう。
夏バテの症状をご紹介いたします。
犬も夏バテをするの?と思う飼い主さんもいると思いますが、人間と同じように、犬も暑さに弱い生き物です。
夏バテとは、どのような症状なのでしょうか?一つでも症状が当てはまるのであれば要注意です。一度、体調を観察してみて下さい。
・下痢・嘔吐・軟便
・食欲の低下
・元気がない
・睡眠時間が普段よりあきらかに多い
上記のような症状が続くのであれば、要注意です。念の為に、動物病院で診察してもらって下さい。
これは夏バテ?愛犬が食欲不振に・・・
フードを少量残す程度の食欲であれば心配ないと思いますが、全くフードを口にしないようであれば問題ありです。
いつも、どのくらいの量を食べていて、それに比べて現状はどうなのか?水分は取れていて、元気はあるのか?便の硬さや嘔吐はないかといったように食欲不振が夏バテの要因なのかがわかるように日頃から愛犬の食欲状況を記録して起きましょう。いつもと違う点があれば早めに獣医師に相談して下さい。
夏のフード対策
フードを冷蔵庫に入れるというのも一つの方法です。また、ウェットフードタイプのフードは水分量が多いので、食いつきが良くなる可能性があります。
また、夏はフードが傷みやすくなるので使い切りタイプがオススメです。
夏のフード保管について
ドライフードは、一ヶ月以内に使い切るように心がけて下さい。一ヶ月を越えると酸化が始まります。しっかりと湿気が防げる状態になっているのか、一度、保存環境を見直して酸化の対策をするようにしましょう。密閉容器に入れるなどの対策の他に、湿度が少ない冷蔵庫に入れるのも良いようです。
水分をとることも大切です
体温管理をする上で水分補給の対策は最も重要な点と言えます。
冷やすと美味しいゼリータイプのおやつも販売されていますので、凍らせて与えるのも夏バテ対策に有効だと思います。
暑い時は特に食いつきが良いかと思いますが、多くあげすぎてしまうと犬も人間同様お腹がゆるくなる可能性があります。しっかりと量をコントロールし、愛犬の様子を見ながら与えて下さい。
犬の熱中症に注意
暑い夏。夏バテより深刻な問題が熱中症です。対処が遅れると、取り返しがつかない事になります。いざという時の為に知識を身につけましょう。
初期症状
体温が40℃以上に上昇すると呼吸が乱れ、パンディングが治まらずぼーとした症状を引き起こす可能性があります。すぐ体を冷やして、動物病院で処置をしてもらって下さい。
最初の判断が大切です。対処としては、人肌程度の水で体を冷やして下さい。アイスパックは体の体内まで冷やすのに時間がかかるのでオススメ出来ません。
夏バテ対策グッズ
夜や朝方の涼しい時間帯を見計らって散歩に行くのも夏バテ対策の一つではありますが、プラスして夏に使用できるクール商品も販売されています。用途に合わせて使い分けてみて下さい。
クールマット
通常はベットとして利用できますが、暑い夏はジェルを敷くことでクールベットになります。
専用保冷ジェルは冷蔵庫で8時間ほど冷やし、利用します。
ジェルを噛んで出してしまったらと不安の場合は、アルミタイプのものも販売されているので、そちらを利用してみて下さい。
クール衣類
ベストを水に湿らせて愛犬に着用させます。水が気化する際の吸熱効果を利用してひんやりとした快適さが長時間続きます。水に濡らすだけなので、繰り返し何度も使えます。
マジックテープ1つで簡単に脱ぎ着をさせられ、水に濡らしたまま持ち運びができる専用の袋も付属されているので散歩時に使用するのにオススメです。
虫除けスプレー
夏に多いのが虫です。植物由来のケアスプレーなので、愛犬にも安心して使用できます。
また、クール成分(メントール)が配合されているので、散歩中の虫と夏バテ対策を同時に行えます。
暑い夏でも愛犬には健康的に過ごして欲しいですね。
日々の生活の中のいつもの行動を少し見直すだけでも愛犬の変化にすぐに気付くことが出来ますし、食事や水分補給、そして散歩時の一手間の工夫で予防することも可能ですので、是非参考にしてみてくださいね。
著者情報
UCHINOCO編集部
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