愛犬の手形を残そう!世界にひとつだけの思い出作り

丸くて独特のふわふわ感が飼い主の心を掴んで離さない「愛犬の手」。
愛犬のこれまでの成長がうかがえるポイントでもあるため、さまざまなシーンにおいて愛犬の手形を残す飼い主さんも多いんですよ。
本記事では、愛犬の手形の取り方について解説します。 2025年09月21日作成

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愛犬の手形ってどんなときに取ってるの?

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成長とともにどんどん大きく、たくましくなっていく愛犬の手形。
愛犬の手形を取っている飼い主さんの多くは、記念日をはじめとした決まった日に取ることが多い傾向にあります。
特に、愛犬が家族になった日や誕生日などは、一年に一度やってくる大切な記念日。
愛犬の手形を取ることで、初めて出会った頃に比べてどれだけ大きくなったかを比較・実感できるんです。

また手形を記録として形にしておくことで、愛犬が亡くなった後も思い出として残せます。
寂しくなったときにいつでも見返せるので、愛犬との絆がいつまでも消えることがありません。

愛犬の手形の取り方

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愛犬の手形を取るのは愛犬の成長記録になるだけでなく、愛犬と触れ合いながら作業ができるので手形を取るなかでコミュニケーションを図ることもできますよ。
ここからは、愛犬の手形の取り方のうち、気軽に実践できる方法を紹介します。

インクを使った手形の取り方

インクを使った手形の取り方は、愛犬の肉球に直接インクを付けてスタンプのように画用紙などへ押す方法です。
インクの色や種類を変えることで、さまざまな雰囲気の手形が取れますよ。
力を入れてギュッと押すと痛がる可能性があるため、手形をつける際には愛犬の手足を持ってやさしく押し付けましょう。
よりきれいに手形を残したいなら、肉球まわりの毛をカットしておくのがポイント!
肉球まわりに毛があると手形がぼやけてしまうだけでなく、毛にインクが付着して後から落としにくくなります。

使うインクについては、スタンプパッドでもアクリル絵の具でも問題ありません。
しかし、インクが付着した手をそのままにしていると、汚れた手足で部屋中を歩き回ったりインクをなめたりしてしまい、健康リスクやトラブルにつながる可能性があります。
そのため、インクを使って手形を取った後は、すぐに愛犬の手足を犬用シャンプーで洗ってくださいね。

粘土を使った手形の取り方

より立体感のある手形を残したいなら、粘土を使った手形の取り方がおすすめです。
粘土は柔らかいため、上から愛犬に踏んでもらうだけで手形のくぼみが簡単に残せます。
手全体へ均等に力が入るように押すことで、よりきれいに手形が取れます。
四角いまま手形をつけるだけでなく、あらかじめクッキー型などを使って自分の好きな形に粘土を成形してから手形を取っても可愛いですよ!
愛犬のイメージに合った色・形の粘土を選べば、よりおしゃれに手形を残せるでしょう。

紙粘土を使う場合は、手形を取ってから2~3日程度乾燥させると手形のインテリアやフィギュアが完成します。
粘土の細かい粉が愛犬の手に付着することもあるので、インクを使った方法と同様に、手形を取ったあとの手足はしっかり洗い流してあげてくださいね。

愛犬の手形が宝物になる3つのアイデア

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愛犬の手形を取ったら、成長記録として大切に残しておきたいですよね。
実は少し工夫することで、愛犬の手形をよりおしゃれに残しておけますよ。
ここからは、愛犬の手形が宝物になるアイデアを紹介します。

①手形・足形記録ノート

手形・足形記録ノートであれば、愛犬の成長過程を流れに沿って記録できます。
やり方はスケッチブックやノートのページに、1か月~1年ごとに愛犬の手形を押していくだけ。
ページをめくれば、子犬の頃からシニア犬になるまでの手形の大きさ・形の変化が一目でチェックできるので、愛犬の成長を実感できるでしょう。
また、いつ取った手形なのかが分かるように、取った手形の下には記録した日時を記載しておいてくださいね。

②手形アート

愛犬とのコミュニケーションを楽しみながら手形を記録するなら「手形アート」もおすすめです。
大きめの画用紙を用意したらその上で愛犬を自由に歩かせ、歩いた足跡をベースに色を塗ったり絵を描いたりすることで、その子にしか出せない表現のアートが完成します。
例えば、あらかじめ木の幹や枝を描いておいて、その上をピンクや緑色のインクをつけた手足で愛犬に歩いてもらえば、おしゃれな木のイラストになりますよ。

完成した手形アートはフォトフレームや額縁などに入れて飾っておけば、愛犬と過ごす部屋を華やかに彩れるでしょう。

手形の大きさの変化を見られるだけでなく、その子の歩き方の癖や手形を取る際にイタズラした跡なども残せるのが魅力。
作った手形アートを後から見返したら、思い出話に花を咲かせられるでしょう。
ただ手形を記録するのではなく、愛犬と飼い主さんが一緒に遊んだりコミュニケーションを取りながら手形を残せるアイデアです。

③手形キーホルダー

愛犬といつも一緒にいたいなら「手形キーホルダー」を作るのもおすすめです。
紙粘土を使って取った手形の端にキリなどで穴をあけ、ボールチェーンやストラップなどを通すだけで完成します。
キーホルダーだけでなく、ロングチェーンを取り付ければ愛犬の可愛らしさが感じられるペンダントにもなりますよ。
部屋に飾るだけでなく、スマートフォンやバッグに取り付ければ気軽に持ち歩くこともできるので、愛犬といつも一緒にいる気分を味わえるでしょう。
あらかじめニスやレジンで手形キーホルダーをコーティングしておけば、持ち歩いている際の傷や汚れから守れますよ。

愛犬の手形を取るときに必要なもの

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愛犬の手形を取るときに必要なものは、手形の取り方によって多少違いますが、主に以下のような道具を使います。

≪必要なもの一覧≫
・インク(絵具・スタンプパッド など)
・柔らかい粘土(紙粘土・樹脂粘土 など)
・手形を残すための紙・ノート
・手形を飾るフォトフレーム・箱

インクを使う場合は、使った後に落としやすい水性インクを選ぶことが大切です。
また、近年は自宅で手軽に愛犬の手形が取れるように専用のキットも販売されているため、ぜひ活用してみましょう。

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(1)シャチハタ ぺたっち 犬・猫用

簡単な使い方で愛犬の手形が取れる、インキを使った手形・足形専用キットです。
付属のインキパッドでフィルムにムラなくインキを塗り、反対側から愛犬の手足を押し付けるだけで、可愛い手形が取れますよ。
インクに直接触れないので、手形を取るときに愛犬の手足が汚れる心配もありません。
後片付けはウェットシートで簡単!約25回分の足形が取れるから、愛犬の成長記録を取りたいときにおすすめです。


シャチハタ ぺたっち 犬・猫用

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(2)pearhead クリーンタッチインクパッド

愛犬の手足を汚さずに手形が取れる、カード型の手形・足形キットです。
インク面を下にしてカードをセットすれば、あとは上から愛犬の手足を乗せるだけ。
1~2日程度乾燥させれば、愛犬のおしゃれな足形アートが完成します。
インクはシンプルな黒色なので、取った足形をフォトフレームなどに入れて飾っても素敵ですよ!


pearhead クリーンタッチインクパッド

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(3)リンキングフレーム

写真をつなげて飾れる、おしゃれな連結デザインのフォトフレームです。
フレームの裏表合わせて8枚のL判写真をまとめて飾れるので、これまで取った手形を並べて飾っておけば、愛犬の成長過程を一目で比較できるでしょう。
使わないときにはフレームを折りたたんでコンパクトに収納できるから、飾らないときにも邪魔になりません。


リンキングフレーム

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(4)DEAR PET 簡単スタンプキット

愛犬の両手足の形を並べて残せる、足跡スタンプキットです。
台紙の上にスタンプシートを乗せたら、上から愛犬の手足で押さえるだけで簡単に手形が残せます。
付属の保護シートを上から貼り付ければ、飾っている間にインクが擦れてしまう心配もありません。
記念日にはもちろん、愛犬の終活などにもぴったりなグッズです。


DEAR PET 簡単スタンプキット

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(5)EC-life あしあとスタンプパッド

愛犬の肉球の形をくっきり残せる、手形・足形用のスタンプパッドです。
足がインクに直接触れないデザインになっているため、愛犬の手足が汚れる心配がありません。
パッドの大きさはS・Mの2種類展開なので、小型犬はもちろん手足が大きい大型犬にもぴったりなグッズです。


EC-life あしあとスタンプパッド

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(6)ボークス 手形粘土

愛犬の手形を取るのにぴったりな、軽くてやわらかい樹脂粘土です。
手足を置いた際に粘土が肉球などに付着しにくいため、サッと簡単に手形を取れます。
肉球の細かいシワまで再現しやすいうえ、乾燥後はほとんど縮まないので、愛犬本人の手形そのままの大きさ・形を残せますよ。
粘土のカラーはポップな4種類なので、愛犬のイメージに合わせて使えますね。


ボークス 手形粘土

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(7)中部電磁器工業 天使のねんど

一般的な紙粘土に比べて約1/8の軽さが特徴の紙粘土です。
マシュマロのように柔らかい触感により、愛犬の手足の細かい部分までしっかり形に残せるでしょう。
水性・油性・蛍光ペンのインクを加えれば、好きな色に変えられますよ。
乾燥後は接着剤などが使えるので、取った手形をインテリアやキーホルダーにアレンジしたいときにもおすすめです。


中部電磁器工業 天使のねんど

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(8)moQmo おしばなし文庫 手がた足がたのはなし。

おしばなのように手形・足形を残せる、ブック型のメモリアルボックスです。
軽くて通気性のよい天然の桐素材を使用しており、紙や粘土で取った愛犬の手形を長くきれいに残せるでしょう。
「天使のねんど」が付属しているので、ボックスに敷き詰めた粘土の上から愛犬の手足を置けばきれいな手形が取れますよ。


moQmo おしばなし文庫 手がた足がたのはなし。

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(9)stamp box 手形スタンプパッド パームカラー

耐水性・耐光性に優れた水性顔料系インキを採用した、コンパクトなスタンプパッドです。
パッドのフタが後ろまで回るので、片手で簡単にインクを塗れます。
19種類もの豊富なカラーバリエーションがあるので、愛犬のイメージや作りたい手形アートの内容に合わせて選べますよ。
インクは水洗いや濡れたティッシュなどで簡単に落とせるので、手形を取った後のお手入れも楽々ですね!


stamp box 手形スタンプパッド パームカラー

愛犬の手形を取るときに便利なグッズ(10)シャチハタ てがたすたんぷ

色紙やアルバムなどのさまざまな紙質に加えて、布にも手形を残せる特殊インクを採用したスタンプキットです。
布に手形を残す場合には、アイロンをかけることでインクが定着するので、愛犬への愛と思い出がこもったオリジナルTシャツが作れますよ。
インクの色は4種類展開されているので、愛犬のイメージに合わせて選んであげてくださいね。


シャチハタ てがたすたんぷ

手形を取って、愛犬の成長を実感してみよう!

出典:https://www.shutterstock.com

愛犬の手は日々変化するため、定期的に手形を残すことで愛犬の成長や変化を実感できるでしょう。
しかし、なかには手足を持たれるのが嫌と感じる子もいるので、無理やり取るとストレスに感じることも。
そのため、手形を取るのを愛犬が嫌がる場合は作業を中止してあげてくださいね。
本記事で紹介したやり方や便利グッズを参考に、愛犬とのコミュニケーションを楽しみながら手形の記録を残してみましょう。

参考サイト

・シャチハタオフィシャルショップ 楽天市場店(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/shachihata/9083-17305/

・パラーニョ フォーマルスタイル 楽天市場(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/paranino-formalstyle/peh-00007p/

・ZAKKA SHOP.COM 楽天市場(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/zakkashop/30267/

・DEAR PET 楽天市場(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/dearpet/lu0018/

・EC-life 楽天市場(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/ec-life/stamp-asiato/

・シュゲール 楽天市場(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/shugale/281643/

・ART LOCO 楽天市場(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/artloco/060036/

・FavoriteStyle 楽天市場店(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/favoritestyle/00003296/

・stamp-box 楽天市場店(参照日:2025/7/21)
https://item.rakuten.co.jp/stampbox/39010/
https://item.rakuten.co.jp/stampbox/11613/

著者情報

西野由樹

生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。

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