猫が飼い主にまとわりつくのはなぜ?理由と対処方法を解説

猫が、飼い主にまとわりついて離れないことがあります。
飼い主としてはとても愛らしく見える行動ですが、その行動にはきちんとした理由があったのです。
この記事では、猫が飼い主にまとわりつく理由と対処方法を解説します。 2024年05月04日作成

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猫が飼い主にまとわりつく理由とは?

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まずは、猫が飼い主にまとわりつく理由を解説します。
猫の行動のひとつを見ても、このようにいろいろな理由があるのです。

愛情表現

猫は飼い主に対して愛情を示すために、身体を擦り付けてくることがあります。
「今日も元気そうだね」と、飼い主にまとわりつくのは猫なりの愛情表現なのでしょう。

何かを要求している

猫は遊びや食事、撫でられたい時など、様々な理由で飼い主にまとわりつきます。
これは何らかの要求をしていると考えられますが、飼い主に要求が伝わるまでしつこくまとわりついたり鳴いたりして、飼い主に気が付いてもらおうとするでしょう。

安心感を得たい

野良猫は基本的に一匹で行動しますが、飼い猫は社交的であり飼い主の近くにいることで安心感を得ます。
もちろん常に飼い主が近くにいることが良いというわけではありませんが、気まぐれな猫であってもたまには飼い主の近くにいたいと感じるものです。

体調不良

猫は、言葉を話すことができません。
そのため、体調不良の時でもどうにかして飼い主に気が付いてもらうしかないでしょう。
その方法のひとつとして、飼い主にまとわりついているのかもしれません。
いつもは近くに来ない猫が急にまとわりついてくるようになった場合は、下痢や嘔吐をしていないか、食欲はあるかなど体調の変化に敏感になる必要がありそうです。

分離不安症

猫が飼い主のトイレやお風呂にまでまとわりついてこようとするのは、分離不安症という病気が原因かもしれません。
詳しくは後述しますが、分離不安症は飼い主から離れることで大きな不安を感じてしまう精神的な病気です。

猫が飼い主にまとわりつく時の対処方法

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次に、猫が飼い主にまとわりつく時の対処方法をご紹介します。
正しい対処をして、猫を安心させてあげましょう。

撫でてあげる

猫が飼い主にまとわりついてくる時は、優しく撫でてあげましょう。
飼い主の近くにいることで安心感を得たい猫であれば、飼い主に撫でてもらうことでより安心するはずです。

遊んであげる

猫がまとわりついてくる時は、いっしょに遊んであげるのも良いでしょう。
もしかしたら、猫は欲求不満でストレスが溜まっているため、飼い主と思い切り遊びたいのかもしれません。
猫じゃらしなどいっしょに遊べるおもちゃを利用することで、猫のストレスや運動不足解消に繋がるでしょう。

無視をする

撫でてあげたり遊んであげたり、時には猫がしつこいからとおやつを与えてしまう人もいるでしょう。
当然ながら猫の要求にある程度応えることは大切ですが、何でもかんでも猫の要求に応えていると、「何かあればまとわりつけば良いんだ!」と学習してしまいます。
そのため、猫がまとわりついてきたとしても、無視をする対処も必要です。
猫に「飼い主にまとわりついても何ももらえないのか」と理解すれば、猫がまとわりついてくることはなくなるでしょう。
しかし、猫がまとわりついてくるのはひとつの愛情表現でもあるため、度が過ぎていなければ無視をしなくても良いです。

動物病院へ連れて行く

もしも猫が飼い主にまとわりついている時に、体調不良の症状がみられたり過度にまとわりついてきたりする時は、一度動物病院に連れて行くのも良いかもしれません。
万が一病気であった時には早期発見に繋がりますし、そうでなくても猫がまとわりついてくる理由がある程度特定できるはずです。
また、分離不安症であった場合は正しい対処をしなければ症状が治まらないため、なるべく早く獣医師に相談することをおすすめします。

猫が飼い主から離れられなくなる「分離不安症」とは?

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猫が飼い主にまとわりつくのは、分離不安症という病気が原因の可能性もあります。
最後に、猫の分離不安症についてご説明します。

猫の分離不安症の症状

猫の分離不安症は、飼い主に過度にまとわりついてくる以外に、飼い主の帰宅時に異常な喜び方をしたり飼い主の留守中に問題行動を起こしたりします。
また、猫によっては抑うつ状態になったり自分の尻尾を噛んだりするなどの自傷行為をしてしまうこともあるでしょう。
分離不安症は飼い主と離れると大きなストレスとなってしまうため、早めの対処が必要になります。

猫の分離不安症の原因

猫の分離不安症の原因はいろいろありますが、大きな原因としては2つです。
ひとつは、生活環境の変化です。
転勤などで引っ越しをした場合、猫は住み慣れた場所を失うと大きなストレスとなり、安心感を得るために飼い主に依存してしまいます。
そしてふたつめの原因が、飼い主によるものです。
飼い主が過度に猫に構いすぎるため、いわゆる共依存のような状況に陥ってしまうのです。
愛猫のことが可愛いのは当然ですが、程良い距離間を保つことが大切だといえます。

猫の分離不安症の対処方法

猫の分離不安症の対処方法のひとつとして、飼い主の留守中の生活環境を整えてあげるというものが挙げられます。
飼い主がいなくてもひとりで安心して過ごせるように、隠れられるベッドや一人遊び用のおもちゃなど、留守番グッズを充実させてあげましょう。
また、日頃から飼い主が猫に構いすぎないことも大切です。
帰宅後は猫に構う前に手洗いうがいを済ませて室内着に着替えてから猫を撫でるなど、猫が第一というような生活を送らないように心がけましょう。
ちなみに、飼い主が外出すると長時間戻ってこないという猫の不安を解消させるために、数分の外出を何度も繰り返すなども効果的です。
これらの対処方法でも効果がみられない場合は、獣医師に相談してみるのも良いでしょう。

猫が飼い主にまとわりつくのは理由がある

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猫が飼い主にまとわりつくのは、安心感が得たかったり何かを要求していたりとさまざまです。
また、猫によっては分離不安症という精神的な病気を抱えてしまっている可能性もあります。
分離不安症の猫であれば過度に構うことはできませんが、猫がまとわりついてくる時は何らかのメッセージを伝えたい時なので、少し期待に応えてあげるのも良いでしょう。
猫の状況をみながら正しい対処をすることで、愛猫との信頼関係を築くことができるはずです。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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