犬のおんぶ紐とは、犬をおんぶするように背負うためのバッグやリュックなどのことを指します。世間一般的にはおんぶよりも抱っこする方が多いかもしれません。おんぶ紐を使用して犬をおんぶするタイミングとは、どのような時なのでしょうか。
どんなときに愛犬をおんぶする?
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外出時
外出時に犬を歩かせたくない時や、歩かせたくない場所に行った時等、例えば地面がぬかるんでいたり、ガラスの破片がちらばっていたり、危険な場所だったりした場合に良いでしょう。
犬が歩きたくなくなってしまった時
犬が歩きたくない時や疲れてしまった時や、お散歩から帰りたくなくてお散歩中に座り込んでしまった時など、犬がわがままになった時にもおんぶ紐はおすすめです。
自転車で移動する時
自転車で移動する時にカゴに犬を乗せると、犬が暴れてハンドル操作を誤ったり、転倒や脱走の危険もあります。そのようなときにはおんぶ紐を使用して犬を背負うことで、しっかり犬の動きを制限でき、運転時の安定性は向上するでしょう。
災害時
災害時など、愛犬を安全に避難させるときにおんぶ紐が役に立ちます。大きな地震が発生した場合に地面ががれきだらけだったりガラスやわれたものが散乱していたり歩くことが非常に困難です。
特に犬は服を着ません。着ていたとしてもほとんどの洋服が全身をすっぽりつつむものではありません。そのため肌がむき出しになっていますので、怪我をしやすいです。そんな時におんぶ紐は役立ちます。
犬のおんぶ紐のメリットとデメリットとは?
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おんぶ紐を使用するメリット
おんぶ紐は散歩や旅行、災害時など、愛犬とお出かけをする際に役立つでしょう。散歩や外出中などに犬が歩行困難に陥った場合にも便利です。慣れない場所で犬が怖がって動けなくなってしまったり、混雑した場所での移動にも役立ちます。犬が高齢で体力が低下している場合にも、カートを使わずに外出することができます。
おんぶ紐のデメリットも理解しておこう
犬は普段は4足歩行の動物ですが、おんぶすることで姿勢が横向きから縦向きに大きく
変化します。実はこの姿勢は、犬の背骨や腰などに負担をかけてしまっている可能性があるのです。
また、おんぶで犬を背負っている状態だと犬の姿が見えません。このような状態では、犬に異変が起こっても気づくのが遅くなってしまう可能性が考えられます。
おんぶ紐を使用できるのは小型犬〜中型犬まで
おんぶ紐は、小型犬から中型犬くらいにの小さめの犬に使用できます。大型犬の場合はにはおすすめできません。大型犬は重く、背負った飼い主がバランスを取りにくかったりするなど、犬を安全に運ぶことが難しくなります。大型犬用のおんぶ紐なども販売されていますが、ごく一部の力持ちの飼い主さんが利用できる程度でしょう。
おんぶ紐を使用する上で注意すべきこと
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おんぶ紐を使う時間は短いほうがよい
縦向きに背負われるというスタイルは、犬にとっては負担になります。おんぶされる時間が長いほど犬はつらくなってしまうので、おんぶする時間出来るだけ短めにしてあげましょう。もし長時間おんぶで移動する場合には、こまめに休憩を挟んでもいいかもしれません。
機能性を確認しよう
犬用のおんぶ紐は紐という名前で呼ばれてはいますが、実際にはリュックサックのようなものがほとんどです。穴から尻尾が出せたり、犬が首を傷めないようクッションやサイドポケットなど、犬の負担が軽減されるような工夫や機能が備わっているものを選ぶようにしましょう。ほかにも通気性の良いものや、犬の肌に優しい生地のものや、肩がいたくならないタイプや飛び出し防止のためのフックがついているもタイプもおすすめです。
サイズが合ったものを選ぶ
サイズが合わないと、脱走のリスクが高まったり、安定感が損なわれたりして、犬のストレスにつながります。ネット通販などの販売ページには、該当の商品の使用が可能な犬種やサイズが表記されているものが多いです。ご自宅の愛犬の犬種や大きさに合った商品を選ぶことで、安全にお出かけに使用することができるでしょう。
パニックに陥る犬も!?
おんぶ紐に慣れていない犬の場合、おんぶされることを怖がってパニック状態に陥る犬もいるかもしれません。また、途中までは問題なくおんぶできていたのに、突然嫌がって暴れてしまう危険性も考えられます。犬がおんぶを嫌がった時には、無理におんぶしようとせず、別の方法を考えた方がいいかもしれません。
ペットスリングもおすすめ!
もし、犬がおんぶ紐でのおんぶを嫌がったりする場合でも、ペットスリングであれば使用できるかもしれません。
ペットスリングとはショルダーバッグのようなペット用のバッグで、犬を下から抱き上げるようにして包み込んで持ち上げます。犬の態勢も座ったような状態になるため、犬の体への負担がおんぶの状態よりも軽減されることが期待できます。
犬が飼い主さんの前面に位置しているため犬の様子も確認しやすく、犬からも飼い主の顔を見ることができるので、安心して使用してくれるかもしれません。
おすすめのペットスリング5選
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SmileDog726 オリジナルドッグスリング
丈夫な綿とつなぎ目の無いリングを使用した、安全性にも考慮したペットスリングです。ベルトの幅を広く設計されているため、肩の負担を軽減してくれます。犬が飛び出さないようループが付いており、バッグ本体と一体となっているメッシュの巾着で蓋をすることで、公共の施設や交通機関も利用しやすく配慮されています。
ANZUDOG デニムスリング
デニム生地カラーのペットキャリーバッグです。クッション入りの幅広ショルダーなので、長時間の使用も疲れを感じにくいでしょう。メッシュ窓付きで風通しもよく、飛び出し防止のネットやベルトなど、機能面も充実したバッグとなっています。
ANZUDOG コットンスリング
中に入っている犬との密着度が高く、安心感が得られるドッグスリングです。ショルダー部分には分厚いクッションが入っているので、疲れにくくなっています。飛び出し防止のベルトも付属しており、サイドにはペットボトルの入るぐらいの大きなポケットがあります。
NACOLE dog ペットスリング
小型〜中型犬用のペットスリングです。撥水、撥油性にも優れ、耐久性も高くなっています。名前と犬のシルエットの刺繍を選択して無料で入れてもらうことが可能なので、世界で一つのペットスリングが完成でします。
kuruma ペットスリング ショルダーバッグ
大型のバックルが特徴のペットスリングです。肩紐がバックル方式なので、スリングの着脱が簡単になっています。リバーシブルで使用できたり、飛び出し防止のフック、スマホなどを入れられるサイドポケットなど、機能的なペットスリングとなっています。
愛犬をおんぶする際は注意点を守って安全に持ち運ぼう!
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犬のおんぶ紐は犬の歩行が困難な状況や、カゴなどが付いていない自転車での移動などに効果を発揮するでしょう。飼い主の両手も空くため、犬とのお出かけの自由度が高まることがメリット言えます。しかし、犬の体への負担や安全性、快適性などをしっかり考慮したうえで選ぶようにすることをおすすめします。特定の状況で便利なツールとして使用できますが、犬の安全と快適性を最優先に考えて使用するようにしましょう。
SmileDog726(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/smiledog726/10000001/
ANZUDOG/あんずドッグ(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/auc-youmore/anzu08/
https://item.rakuten.co.jp/auc-youmore/anzu33/
illumina(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/illumina/pet-sling/
NACOLE dog ナコルドッグ(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/illumina/pet-sling/
著者情報
Hanaco
子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。