フレンチブルドッグのお散歩を快適に！ハーネスの選び方とおすすめハーネス15選

ひと昔に比べると、ハーネスを活用するワンちゃんの姿をよく目にするようになりました。そこで疑問に思うのが、犬にとってハーネスがよいのか、それとも首輪がよいのかという問題です。

結論から言うと、ハーネスと首輪はそれぞれの良さとデメリットがあり、どちらが良いとは言い切ることができません。

ハーネスを使う場合でも、首輪を併用した方が安全だったり、便利だったりすることもあります。しかし、首輪だけ使用すると愛犬の負担が大きくなることもあるのです。

特にフレブルには、ハーネスが選ばれることが多いようです。それは、フレブルの特徴にも関係してきます。

フレブルは、ぺしゃっと潰れた鼻がとても愛らしい犬種です。しかし、鼻の中は狭くなっており、呼吸器の症状を起こしやすいという少し心配な面もあります。お散歩時にどんどんリードを引っ張ってしまう子なら、そのぶん首輪による圧迫も強くなり、余計に息苦しく呼吸も乱れやすくなります。

気管が平たく潰れてしまう「気管虚脱」という病気にも注意が必要です。ただでさえ、お散歩中に息があがりやすい犬種のため、できるだけ首への負担が少ないアイテムを選びたいものですね。

ハーネスは、お散歩でリードを引っ張ったとしても、その負荷が首に集中しないという点が大きなメリットです。首を圧迫し締め付けることはなく、その負荷が全身に分散する構造となっているものが多く、息苦しさや首への圧迫に伴う健康上の悪影響を回避しやすくなります。

ワンちゃんの首には、気管だけでなく、動脈や静脈、食道、リンパ節、甲状腺、下顎腺など重要な器官が集まっています。首輪で圧迫をすることは、これらの器官に負担をかけることにつながり、明らかに良いとは言えないことが想像できるでしょう。

もちろん、お散歩のしつけがきちんと出来ていて、飼い主さんの言うことをきき、突然走り出す恐れが全くないワンちゃんなら、首輪だけでも安全に負担なくお散歩できます。フレブルに限らず、お散歩の様子をよくみて、ハーネスの必要性について検討した方が良さそうですね。

よく勘違いされますが、必ずしもハーネスと首輪のどちらか一方だけ選ぶ必要はありません。ハーネス派でも、首輪は別途用意しておいた方が良い理由はいくつかあります。

もし、ハーネスが脱げてしまった時、迷子札のついた首輪をしておくと、保護されたあと速やかに連絡してもらうことができます。ハーネスが脱げる恐れがある場合、首輪とハーネスの両方に首輪をつけておくと安心です。

イタリア発、職人によるハンドメイドで作られている、フレブル専用のハーネスです。快適性の高い形状と、負担になりにくい耐久性のある素材が使われています。胸当ての部分などはネオプレンというウェットスーツにも使われている素材でできており、水に濡れても大丈夫です。

100％リサイクル素材のファブリックが使われているだけでなく、通気性もしっかり確保。エコに関心の高い方にも選びやすいでしょう。4箇所のアジャスターでサイズ調整ができます。

体をぐるっと覆うベスト型のハーネスです。マジックテープで簡単に着脱でき、バックルとサイズ調整のためのストラップで体型に合わせます。布の内側はメッシュになっており、蒸れや擦れを軽減してくれるのもポイント。

カラフルなストラップの色使いが個性的でおしゃれですね。シンプルなナイロン素材のストラップなので、必要以上に体を覆いたくない子にも使いやすそう。リードとのセットなので、統一感もあります。

頭からかぶって留めるだけ、足を持ち上げての装着が苦手な子にも使いやすいハーネスです。生地は肌あたりが優しくクッション性があり、サイズを一度調節しておけばその後の着脱はとても簡単。控えめながらユニークなデザインも魅力です。

手頃な価格でありながら抜けにくさにもこだわって作られていることから、愛用者も多いハーネスです。安全ロックがついていて、バックルが外れてしまう心配も減ります。サイズ調整は2ヶ所で行い、服の厚みに応じて臨機応変に調節することもできます。

ハーネスの左右にワンちゃんのお名前やコメントなどを自由に入れることができます。耐久性に優れた生地や素材で、バックルもしっかりした大きさがあり安心。引っ張り癖の強い子や、とっさのダッシュに備えて、飼い主さんが握りやすいハンドルも付いている点もポイントです。

機能性重視の日本製ハーネスです。デザインの珍しさでも注目を集めており、フレブルに似合いそうなおしゃれな柄が揃っています。国内の工場での製造、純日本製の金属パーツなど、素材や品質にこだわりたい方にもぴったりでしょう。

シンプルでお財布に優しい、普段使いにもぴったりなハーネスとリードのセットです。胸にあたる部分は弾性ゴムが使われていて、窮屈さを回避しながら衝撃を吸収してくれます。暗い道での安全性を高めるリフレクターラインが入っています。

色とりどり、サイズ展開が豊富です。肌にあたる部分はソフトな生地が用いられていて、クッション性もあります。メッシュ素材により通気性が確保されていて、全体的に反射ステッチが施されています。

こちらは先ほどのハーネスに胸当てが付いているタイプとなっています。着脱は簡単で、バックルでカチッととめるだけ。錆びや変形に強いアルミニウム合金の金具で、軽さと丈夫さをアップしています。

ハーネスの定番と言っても過言ではない、パピアのソフトベストハーネス。世界中で愛用されています。メッシュ素材で一年中使いやすく、サイズ調整も簡単。

ハーネスではなかなか見かけない、和柄がとても可愛く個性的です。強度の高い素材が用いられており、安全性にも配慮。成長に合わせて長く使えるように、4ヶ所でサイズ調整ができます。

暑い夏には1つ持っておきたい、保冷剤が入れられるハーネスです。素材は柔らかいコットン素材、保冷剤を忍ばせるためのポケットがついています。

控えめな色合いのシンプルなハーネスです。通気性のあるメッシュ素材で、足を通して着用するタイプですが背中のマジックテープとバックルでサイズを調整するため簡単。洗濯機でのお手入れも可能です。

今回は、フレブルにとってハーネスを使うメリットと、おすすめのハーネスをご紹介しました。お散歩中の首への負担が心配な方は、ハーネスを選んでみてはいかがでしょうか。購入の際は、きちんと愛犬のサイズを測って、ぴったりなものを選んであげてくださいね。