ゴールデンレトリバーにおやつをあげる際の注意点とは?健康に配慮したおやつ選びのポイント

体の大きなゴールデンレトリバー。おやつの量も小型犬とは違って多くなり、あげているうちに「この量で大丈夫?」と不安になることもあるでしょう。ここでは、ゴールデンレトリバーのおやつをあげる際の注意点や健康に配慮したおやつ選びのポイントについてご紹介します。 2023年10月27日作成

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ゴールデンレトリバーにおやつを与える際の注意点は?

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食いしん坊で、おやつが見えるとなると大はしゃぎする子も多いゴールデンレトリバー。ついつい、喜ぶ顔が見たいからとおやつを必要以上にあげてしまう方も少なくありません。しかし、おやつのあげすぎは肥満を招き、お腹いっぱいになるとフードの食い付きが悪くなって栄養が偏る可能性も出てきます。

室内飼いが主流になった現代では、ゴールデンレトリバーだけでなく肥満になる犬が増えていると言われており、注意が必要です。

おやつの割合はフードのカロリーの10%が目安

基本的に、おやつはフードにプラスするのではなく、おやつ分で摂取するカロリーはフードから削るのが原則です。したがって、愛犬の体格に応じた1日のフードの適正量を知る必要があります。

あくまでも目安ですが、ゴールデンレトリバーの場合は1日のフード量が150g程度です。すると、10%は15gになります。おやつを与えるのであれば1日15gまでとし、おやつをしっかり食べた分はフードの量を減らして調整する必要があります。

原則、おやつは飼い主がいるときに

よく、お留守番の際にガムや骨のおやつが良いと言われますが、場合によっては飼い主が見ていない時のおやつは喉につまらせたり量が調整できずに消化不良を起こしたりといった問題も発生しやすくなります。

大きなジャーキーやガム、鹿の骨などは、噛んでストレスが発散できたり暇潰しになるなどのメリットがありますが、お留守番の寂しさを埋めるために出しっぱなしにして出掛けるのはあまりおすすめではありません。喉に詰まらない程度にカットして与えるか、飼い主が手に持ったまま噛ませるか、そばで見守るかのいずれかがで食べさせてあげると安心です。

いつものフードを隠して、探しながら遊べるノーズワークなら、こういった心配はありません。お留守番中の遊びに困ったら、いつものフードを使ったノーズワークがおすすめです。

アレルギーに気を付ける

犬用おやつのバリエーションはとても豊富で、何を選べば良いのか迷うこともあるでしょう。おやつの場合、嗜好性を高めるために色々な添加物が使われることも珍しくないため、ドッグフードと同様に原料に気を付けて選ぶと健康づくりに役立ちます。

ゴールデンレトリバーはアレルギーを起こしやすいとも言われます。これまでアレルギーの指摘がないとしても、できるだけアレルギーを起こしやすい食材は避けた方が無難です。

ゴールデンレトリバーのおやつ選びで見ておきたいポイント

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できるだけ愛犬の健康を考慮して、与えやすいおやつを探したい場合には、以下のポイントを意識してみてはいかがでしょうか。

できるだけ無添加で原料の分かるものを選ぶ

添加物のすべてが悪いわけではありませんが、アレルギー等を考慮するとできれば必要以上の添加物が使われていないものや、自然由来のもので作られているものがおすすめです。原料の部分を見て、明らかに分かる食材が並んでいれば安心感も大きいでしょう。

食べやすい形状かどうかを確認する

おやつには、小型犬向きのものや大型犬向きのものがあります。口の大きさや顎の力によって、食べられるものとそうでないものがあるからです。ゴールデンレトリバーの場合、顎の力や歯の状態が問題なければおやつの大半は食べることができるでしょうが、念のために確認しておきましょう。シニアや歯の状態がよくない場合には、柔らかいおやつが食べやすいなど、それぞれのワンちゃんの状態を見て選ぶことが大事です。

ゴールデンレトリバーのおすすめおやつ15選

鮭スライス

北海道の鮭を皮つきのままスライスし乾燥させたおやつです。もちろん食塩は無添加。サクサクと食べやすい固さで、手で簡単にちぎってあげることもできます。シニア犬や顎の力が弱い子にも与えやすいですね。


鮭スライス

香心ポーク 香心さんの豚ハツ(心臓)

完全無添加・無着色のおやつです。阿蘇の美味しいお水を飲んで無薬の飼料を食べて育ったブランド豚のハツで作られています。ハツは、豚肉に比べてビタミンDの含有量が多く、骨や歯の健康をサポートしてくれるそう。手で簡単に割ることができます。


香心ポーク 香心さんの豚ハツ(心臓)

ヒアルロン酸とさか棒

カリカリと、おかきのように食べられる鶏とさかでできたおやつです。佐賀県のブランド鶏「ありたどり」のとさかであり、限られた農場でしか生産されていません。完全無添加・無着色、原料にまでしっかりこだわって作られています。


ヒアルロン酸とさか棒

ieシリーズ ドッグスナック お試しセット

ビーフジャーキー、鹿アキレス、地鶏ささみ、豚肉、きびなごの5種類がお試しセットになっています。お肉やお魚、どちらが好みかはっきりしない場合は、まずお試しセットで反応を見てみるのもおすすめです。このおやつは、飼い主さんも食べられる安全性の高い食材のみで作られています。


ieシリーズ ドッグスナック お試しセット

干し芋スティック プレミアム

さつまいも100%、無添加のおやつです。しっとりとしていて、品質の良い部分だけを贅沢に使っているため甘味もしっかり感じられます。人が食べても問題ないため、ぜひ味見したいところ。一般的な干し芋よりも白く硬い部分が少ないのも特徴です。


干し芋スティック プレミアム

鹿角

大人気の鹿の角。加工の仕方はメーカーによって異なりますが、こちらは100度の高温スチームで15分以上の熱処理殺菌が行われています。雑菌や寄生虫などの心配がある場合には、こうした処理が行われている商品が安心ですね。また、断面で口の中を怪我しないように、面取りと研磨が施されています。

サリーとダリオ 選べるおやつ

国産の食材だけを使用した無添加のおやつです。8種類の中から好きなもの2つが選べるセット。大型犬の歯の強い子には、ボーン系がストレス発散におすすめ。デンタルケアの効果も期待できるそう。


サリーとダリオ 2種選べるおやつ

天然ハーブ育ちモンゴル産 馬アキレスロング

モンゴルの大草原で育った馬のアキレスを丁寧に乾燥させて作った無添加のおやつです。硬くかみごたえがあり、ストレス発散にとても便利。ダイエット中の子も食べやすい、脂肪分が少ないヘルシーさもポイントです。


天然ハーブ育ちモンゴル産 馬アキレスロング

鹿肉チップジャーキー

小型犬から大型犬まで、犬種を問わず食べられる鹿肉のジャーキーです。兵庫県の鹿の赤身肉を特別な方法で加工してあります。無添加で、鹿肉100%という特徴から、栄養もたっぷり。とても人気が高く、注文から届くまで少し時間がかかりますが、出来立ての状態で届くため待つ価値はあるでしょう。


鹿肉チップジャーキー

ドットわん 納豆ミニ

人間用の材料と加工工場で作られた、乾燥納豆です。無添加ですが、フリーズドライ製法のおかげで納豆の良い成分を残したまま長期保存が可能になっています。大豆には良質なタンパク質が含まれています。動物のお肉にアレルギーがある子にも選びやすいですね。


ドットわん 納豆ミニ

ナチュラルハーベスト キュービックチーズ

人工的な保存料、着色料、香料は一切使用していない、チーズのおやつです。塩分は1%に抑えてあり、サクサクとした食感が特徴。さっと一粒、ご褒美にあげやすいため便利です。


ナチュラルハーベスト キュービックチーズ

オリジナルクッキー

りんごやバナナ、かぼちゃ、にんじんなど、果物や野菜を使って作られたクッキーです。砂糖は使っていないため、自然な甘味や味がひきたちます。


オリジナルクッキー

四万十鶏ささみ コロコロステーキ

高知県の四万十鶏のささみが、小さなキューブ状のジャーキーになっています。お利口にできた時など、ご褒美にさっと一粒あげられるおやつは、何かと重宝しますね。


四万十鶏ささみ コロコロステーキ

バナナチップス

見るだけでバナナの良い香りが漂ってきそうなおやつです。バナナはフルーツの中でもカリウムやビタミン、ミネラルがたっぷり含まれている優秀食材として知られており、カロリーは控えめ。パリパリとした食感を好む子も多いようです。お肉やお魚のおやつに食い付きが悪い場合は、こちらを試してみては。


バナナチップス

鹿肉クッキー

鮮度の良い鹿肉を使って作られたクッキーです。無添加で、小型犬から大型犬まで与えることができます。保存期間が常温で1年までOKなのも嬉しいポイント。ドッグフードに負けないくらい栄養たっぷりで、食が細い子の栄養補給に選ぶ飼い主さんもいるようです。


鹿肉クッキー

ゴールデンレトリバーのおやつは安心できるものを選ぼう

出典:https://www.shutterstock.com

素材の味だけを引き立てて作られた無添加のおやつは、たくさん販売されています。食い付きの良さだけを見るのではなく、食材そのものに着目すると、より安心しておやつを食べさせてあげられますね。ゴールデンレトリバーのおやつ選びに困ったら、参考にしてみてはいかがでしょうか。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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