犬用のリュック型キャリーバッグのメリット
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まずは、犬用のリュック型キャリーバッグのメリットをご説明します。
リュック型ならではのメリットを、使用する前に知っておきましょう。
重さが軽減される
リュック型キャリーバッグは両肩で背負って持つため、重さが軽減されます。
大型犬をリュック型キャリーバッグで背負うことはありませんが、小型犬であっても5kgほどはあるでしょう。
5kgの犬を手に持つタイプのキャリーバッグで長い時間持ち続けるのは、意外に辛いものです。
しかし、5kgの犬を背負って持つと、力のない人でも簡単に持ち運ぶことができます。
両手が自由になる
両手が自由になるのも、リュック型キャリーバッグの大きなメリットです。
犬をキャリーバッグに入れて持ち運んでいると、目的地を探すためにスマートフォンを使うこともあるでしょう。
また、犬と外出をする時は、トイレシートや飲み水など、さまざまなものを持ち歩かなければなりません。
そんな時に両手が空いていると、犬以外の荷物も持ちやすくなります。
ちなみに、地震などの災害で避難する時にも、両手が空いているとありがたいものです。
公共交通機関に乗りやすい
リュック型キャリーバッグは、公共交通機関も利用しやすいというメリットがあります。
公共交通機関で犬の持ち運びをする時は、細かく規定が設定されています。
例えば、JR各社はキャリーと犬の合計重量が10kgでなければなりません。
また、キャリーの3辺の合計が120cm以内でなければならないという決まりもあるため、クレートタイプなどのキャリーバッグでは規定外となってしまうこともあります。
しかし、リュック型キャリーバッグはコンパクトな作りなので、規定内に収まりやすいです。
犬の負担が少ない
リュック型キャリーバッグは、移動中の揺れが少ないというメリットもあります。
手持ちタイプのキャリーバッグは、どうしても飼い主が持ち歩く時に揺れてしまうでしょう。
持ち替えたり引きずったりすることがなく、場合によっては自転車などでの移動も可能なリュック型キャリーバッグは、犬への負担が少ないのもポイントです。
犬用のリュック型キャリーバッグを使用する際の注意点
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犬用のリュック型キャリーバッグはとても便利ですが、いくつかの注意点もあります。
注意点を守り、犬も飼い主も安心して使用できるようにしましょう。
こまめに犬の様子をチェックする
リュック型キャリーバッグは、犬を背負うため犬の様子をチェックしにくいというデメリットがあります。
特に暑い時期や長時間の移動が伴う時は、犬の体調も変化しやすいです。
犬の様子が見られないということは、犬の急な体調の変化にも対応できないということになります。
そのため、公共交通機関を利用する時などは、リュックを前向きに持つのがおすすめです。
犬が飛び出す可能性がある
リュック型キャリーバッグはファスナーで開け閉めをするため、基本的に犬が飛び出す心配はありません。
しかし、キャリーバッグを常に背負っていると、何らかの原因でファスナーが開いてしまった時に気が付かずに、犬が飛び出してしまう可能性があります。
もしもリュック型キャリーバッグを使用する際は、飛び出し防止用リードを付けるなどの対策が必要です。
おすすめのリュックタイプのペットキャリー4選
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「結局のところ、どんなものを選んだら良いかわからない……」という人もいるでしょう。
最後に、おすすめのリュックタイプのペットキャリーをご紹介します。
ペットキャリーリュック
広々としたスペースで、犬がゆったりと過ごせるペットキャリーです。
リュックの両脇にはボトルホルダーと収納スペースがあるため、両手が空いて楽に移動でいるでしょう。
また、災害時などにはペットハウスとしての使用も可能で、使い勝手が良い商品です。
ポンポリース 3WAYキャリーバッグ
通常のリュック型はもちろん、手持ちキャリーや抱っこバッグとしても使用できるペットキャリーです。
4面がメッシュ窓になっており通気性が抜群で、キャリー内が蒸れる心配もないでしょう。
また、飼い主の背負いやすさにも配慮されており、たくさんのベルトが付いています。
ネオプレーン バックパックキャリー
クッション性の高い肩紐で、負担が少ないペットキャリーです。
また、シンプルでおしゃれなデザインが特徴です。
ネオプレーン素材で、丸洗いできるのが嬉しいポイントといえます。
OUTDOOR PRODUCTS リュックキャリー
定番デザインのリュックを、ペット用にアレンジした商品です。
ペットキャリーに見えないおしゃれでシンプルなデザインは、性別や世代を問わずに使用できるでしょう。
また、全体にポリエステル素材を採用して軽量化がされていのも特徴です。
犬用リュック型キャリーバッグを上手に利用しよう
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犬用キャリーバッグは、持ちやすくて両手が空くという、飼い主として大きなメリットがあるグッズです。
しかしその一方で、愛犬の様子が見えにくいというデメリットもあります。
デメリットは愛犬の様子をこまめにチェックすれば良いですし、飛び出し防止用リードを付けていれば犬が飛び出してしまう心配もありません。
デメリットを補えば犬用リュック型キャリーバッグはとても便利なグッズなので、上手に利用すると良いでしょう。
Tcc Online Shop(参照日:2023-08-07)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。