犬にも血液型ってあるの?愛犬の血液型を知ることのメリット

人間と同様に、犬にも血液型はあるのでしょうか?
もしも犬に血液型はあるのだとすれば、飼い主として愛犬の血液型を知っておくことはメリットになるはずです。
この記事では、犬にも血液型があるかどうかや、愛犬の血液型を知るメリットについて解説します。 2023年08月12日作成

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犬にも血液型はある?

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まずは本題である、犬にも血液型はあるかどうかについて解説します。
また、どれくらいの種類の血液型があるかも見てみましょう。

犬にも血液型はある

結論からいうと、犬にも血液型はあります。
しかし、人間とは少し方式が異なるのです。
人間の血液型はご存じのとおりABO式で、A型とB型、AB型、そしてO型の4種類が挙げられます。
それに対して犬の血液型はDEA式で、DEA1.1やDEA1.2、DEA3など8種類に分かれています。

犬の血液型は13種類以上?

DEA式である犬の血液型は、先述した8種類それぞれに抗原を持っているかどうかで、「+」や「-」としてさらに細かく分けられます。
DEA1.1(-)やDEA1.2(+)など、人間よりも複雑な血液型分類になっているといえるでしょう。
ちなみに、犬の血液型は13種類以上あると考えられています。
実は、犬の血液型については研究を続けている段階であり、正確な数はわかっていないのです。

犬は複数の血液型を保有している

13種類以上ある血液型もそうですが、犬は1匹の体内に数種類の血液型が並存しているのです。
人間の血液型は1人に対してひとつしかないため、1匹に対して複数の血液型を持つ犬は、人間よりも複雑であるといえるでしょう。

犬の血液型の判定方法

13種類以上あるといわれる犬の血液型を判定するのは、簡単ではありません。
現在の犬の血液型の検査は、DEA1.1を保有しているかどうかを調べるものです。
これは、動物病院内で検査キットを使用したり、検査会社に外注したりすることで判定できます。
どちらも少量の血液を採取することで検査が可能なため、犬の身体に負担をかける心配はないでしょう。
現時点でDEA1.1以外の血液型を調べるのは簡単ではありませんが、実際に輸血を行う際には必ず交差適合試験を行うため、血液型の不適合によるリスクは少ないはずです。

愛犬の血液型を知るメリットとは?

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愛犬の血液型を知ることは、飼い主として大きなメリットがあります。
万が一のことも踏まえて、愛犬の血液型を調べておきましょう。

安全に輸血を受けることが可能

犬も人間と同様に、万が一の事故などで大量出血をした時などは、輸血が必要になります。
犬を安全に輸血するためには、血液型の適合が重要になります。
特に犬の場合は、DEA1.1の血液型の有無が重要になるでしょう。
DEA1.1は強い免疫反応を起こす性質があるため、DEA1.1(+)の犬がDEA1.1(-)の犬に輸血をすることは、リスクを伴います。

ちなみに、逆にDEA1.1(-)の犬がDEA1.1(+)の犬に輸血をすることは、問題ありません。
当然ながら実際の輸血は交差適合試験の結果を踏まえて行われますが、事前に愛犬の血液型を知っていれば、万が一の時に慌てる心配が少なくなります。

供血犬として役に立てる

犬は人間のように、輸血により血液を集めて保管して、輸血が必要な医療機関に届ける仕組みが整っていません。
そのため、動物病院で輸血が必要になった場合は動物病院で飼育されている供血犬を利用して輸血を行います。

また、輸血が必要な犬の飼い主が自分で供血犬を探さなければならないこともあるでしょう。
万が一のために愛犬を供血犬として獣医師会や動物病院に登録しておけば、ほかの犬に輸血が必要な時に、愛犬の血でほかの犬を助けることができるかもしれません。
もちろん供血犬になるには年齢や健康状態などの検査をクリアする必要がありますが、愛犬がほかの犬の命を救う手助けができるのであれば、供血犬として登録したいという人もいるでしょう。

犬の血液型と性格の関連性

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人間では、血液型によって性格が若干異なるといわれています。
これは信ぴょう性があるものではないですが、犬も同様に血液型によって性格の違いはあるのでしょうか?

犬の血液型と性格の関連性はない

犬の血液型によって、性格が異なるということはありません。
ちなみに、人間も血液型によって性格は異なることはないでしょう。
人間の場合は、幼い頃から血液型占いや周りの人の影響で、血液型占いの結果に近い性格になるといわれています。
また、犬は血液型が13種類以上あるため、万が一血液型によって性格が異なったとしても、かなり細かい性格診断が必要になるでしょう。

犬の性格は社会化期の過ごし方に影響される

犬の性格は、社会化期の過ごし方に影響されると考えられています。
子犬の頃にドッグランなどでさまざまな人や犬と触れ合わせたり、家にほかの人や犬を呼んだりすることで、犬は社交的になっていくのでしょう。
逆に、子犬の頃にほかの人や犬と触れ合わせず、家族以外と接する機会の少なかった犬は、人見知りになる傾向があります。
ちなみに、血液型によって性格が違うことはないですが、犬種によって性格が変わることはあるでしょう。
犬種はそれぞれ使役犬や愛玩犬など目的を持って交配されてきたため、ある程度性格は一定になるはずです。

愛犬の血液型を知っておこう!

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犬の血液型は13種類以上あり複雑なため、完全に愛犬の血液型を知るのは難しいかもしれません。
しかし、血液型であるDEA1.1を保有しているかどうかは調べることができます。
それを知っているだけでも、万が一の輸血の際に慌てる必要はなくなるはずです。
また、愛犬の血がほかの犬を助けることに繋がる可能性もあります。
万が一のためにも、愛犬の血液型を知っておいたほうが良いでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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