犬に人間用のアイスを与えるのは絶対NGな理由とは？与えるなら犬用のアイスを！

まずは、犬に人間用のアイスを与えてはいけない理由をご説明します。
また、犬にアイスを与えたい時にはどうすれば良いのかについても見ていきましょう。

犬にとって人間用のアイスは、糖分を多く含んでいます。
そのため、犬が人間用のアイスを食べると肥満になる可能性があるでしょう。
また、当然ながら犬にとっても人間用のアイスは美味しいものなので、一度食べると味を覚えてしまい、何度も欲しがるようになってしまいます。
一度人間用のアイスを食べた後にもらえなくなってしまうと、逆にストレスとなってしまうことも考えられるため、一度でも犬に人間用のアイスを与えるのはやめておいた方が無難でしょう。

人間と同様に、犬もアイスを食べるとお腹を壊してしまうことがあります。
アイスは冷たいものなので、お腹が冷えて下痢になる可能性があるでしょう。
また、犬によっては人間用のアイスに使用されている乳成分が身体に合わないこともあります。
下痢や嘔吐などのリスクを避けるためにも、犬に人間用のアイスを与えるのは避けたほうが良さそうです。

人間用のアイスは、嗜好性を高めるためにさまざまな原材料が使用されています。
人間用のアイスに使用されている原材料で犬が気を付けなければならないものが、チョコレートやナッツ類でしょう。
チョコレートやナッツ類は人間用のアイスには頻繁に使用されていますが、これらを犬が食べると中毒症状が起こってしまい、場合によっては命に関わることもあります。

また、犬は食事を丸呑みすることから、ナッツ類が喉に詰まる危険性もあるでしょう。
フルーツを使用したアイスも、犬にとっては危険がある可能性もあります。
特にブドウは犬が食べると中毒症状を起こすため、気を付けなければなりません。

もしも犬にアイスを与えたい場合は、犬用として作られたアイスを与えると良いでしょう。
犬用のアイスであれば、犬の健康に悪影響を及ぼす心配は少ないです。
もちろん与えすぎはお腹が冷える原因になるため避けなければなりませんが、中毒症状により命に関わるような事態にはならないでしょう。
また、犬用のゼリーを凍らせて与えるのもおすすめです。

飼い主が目を離した隙に、犬が人間用のアイスを食べてしまうこともあるでしょう。
次に、犬が人間用のアイスを食べてしまった時の対処方法を解説します。

犬が人間用のアイスを食べてしまった際は、慌てずにアイスの成分を確認しましょう。
牛乳などの乳成分のほか、アレルギー物質がなければしばらく様子を見ても問題ありません。
下痢などをする可能性もありますが、しばらくすると症状は回復するはずです。
しかし、人間用のアイスにチョコレートやナッツ類、ブドウなどが使用されている場合は、すぐに対処しなければなりません。

もしも犬が食べた人間用のアイスにチョコレートやナッツ類、ブドウなどのアレルギー症状が起こる成分が含まれていた場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
食べたアイスの種類によっては、一口食べただけでも命に関わる可能性があります。
動物病院へは犬が人間用のアイスを食べてしまったことや、アイスのパッケージを持参するとスムーズに診察を受けることができるでしょう。

犬にアイスを与えたいのであれば、人間用ではなく犬用のものを用意しましょう。
最後に、おすすめの犬用のアイスをご紹介します。

犬用のアイスが6個セットになった商品です。
クッキー&クリームと馬肉チップの味が、3個ずつ入っています。
砂糖や卵、添加物が一切使用されていないため、安心して与えることができるでしょう。

スティックタイプの、犬用アイスです。
6つの味が2本ずつ入っているため、犬は飽きずに食べることができるでしょう。
また、使い分だけサッと取り出せる便利なトレー入りなのも、嬉しいポイントです。

果実の美味しさを凝縮した犬用アイスです。
砂糖は一切使用せず、天然の甘みのみで作られています。
また、完全無添加なので安心して与えることができるでしょう。

ジェラート専門店の、犬用プレミアムアイスです。
人間用のアイスよりも低カロリーで、栄養価も高く設計されています。
愛犬への食後や暑い日のデザートとして、おすすめです。

犬に人間用のアイスを与えると、肥満や中毒の原因になります。
また、お腹が冷えることで下痢をしてしまうこともあるでしょう。
下痢であれば時間が経てば治まるでしょうが、人間用のアイスに含まれるチョコレートやナッツ類を食べてしまうと中毒症状により、命に関わる可能性もあります。
そのため、もしも犬にアイスを与えたいのであれば、犬用に作られたものを与えると良いでしょう。