犬の車酔いの症状や対策方法を紹介!おすすめのドライブボックス4選

愛犬とのお出かけや病院などに行く際、交通手段として車を利用する飼い主さんも多いですよね。犬によっては、車酔いの症状が出てしまう犬もいます。今回は犬の車酔いの症状と対策方法などについてまとめていきます。 2023年03月27日作成

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犬が車酔いする原因は?

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車の揺れや振動

犬も人間も耳の中に渦巻状の内耳をいう器官があり、内耳の中にある三半規管が揺れや振動を受けることで平衡感覚や自律神経が乱れ、吐き気や頭痛などの車酔いの症状があらわれます。

車内のニオイ

犬はとても嗅覚が優れている動物です。車内のニオイやガソリンのニオイが強い刺激となり、体調不良を引き起こしてしまうかもしれません。車内用の消臭剤や芳香剤は人間にとって良いニオイでも、犬にとっては強烈なニオイに感じているかもしれません。

空腹や満腹状態

人と同じように車の揺れや振動によって、空腹時は胃酸が出て、満腹時は胃に大きな負担がかかり吐き気をもよおすこともあります。

車が怖い

車に慣れていない犬は、車の中の環境は普段と全く違い落ち着かない空間です。環境の変化に敏感な犬の場合、ストレスを強く感じて吐き気の症状が出てしまうこともあります。

犬の車酔いの症状

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【初期】
よだれの量が増えたり、落ち着きがなく動き回ったり、あくびをよくするなど、比較的わかりやすい症状があらわれます。普段にもよく見られる症状ですが、ストレスからの不安や緊張状態からこのような行動をしている可能性があります。

【軽度】
呼吸が荒くなり、よだれや鼻水が大量に出ます。また、体が震えるなどの症状があらわれます。初期症状に合わせてこのような症状がみられるときには、車酔いの症状が悪化していると思っていいでしょう。

【重度】
下痢や嘔吐をして頭を下げてぐったりするなどの症状があらわれます。このような症状がみられるときには、重度の車酔いの可能性が高いでしょう。

犬の車酔いを防ぐには?

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外出前、車に乗る前に注意すること

愛犬が車酔いをしてしまうことが分かっていて、出かける予定が決まっている場合には、事前に動物病院に相談して酔い止めの薬を処方してもらいましょう。

満腹でも空腹でも車酔いしやすくなってしまうので、2~3時間前には食事を済ませるようにします。

また、車で眠れば車酔いの症状も起こりにくくなります。車に乗る前に適度な散歩などで運動をさせておくことで、車の中で眠ってくれるかもしれません。ニオイのきつい芳香剤などは撤去して、車の空気を入れ替えておくことも大切です。

乗っている最中には

安全運転を心がけ、車の揺れを最小限に抑えるようにしてあげましょう。窓を少しだけ開けてこまめに換気をします。この時に窓を開けすぎて犬が顔を出すことがないように気を付けましょう。
長時間のドライブの際には、公園や高速道路のサービスエリアのドッグランなどでこまめに休憩をはさみましょう。

車酔いをしてしまったら

症状が出始めたら、車を止め休憩をとり、外の空気を吸わせてあげましょう。犬が吐いてしまったときには慌てず静かに片づけてあげましょう。飼い主の起こった声やパニックの声を聞くとますます不安になってしまい、車に乗ることがトラウマになってしまいます。

車に乗るときには、車酔いで嘔吐や下痢をしてしまう事も想定してペットシーツやウェットティッシュなどを多めに用意しておくとよいでしょう。

車に慣れさせておく

普段から車に慣れさせておくことも、犬の車酔い対策としてはおすすめです。
エンジンをかけていない車の中で10分くらい過ごしたり、近場の公園に車で行って遊んであげたりすると、「車に乗る=楽しいこと」という認識になり、車への恐怖心が薄れる場合もあります。

少しずつ出かける距離を伸ばし、車に慣れさせてあげましょう。また、ドライブボックスを使用して揺れを軽減させてあげる事で、車に乗ることへの不安が薄れる事もあります。

ドライブボックスを使ってみよう

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ドライブボックスとは、犬が車に乗る際に使用する犬用のカーシートです。
犬が動き回るのを防いだり、車内を清潔に保つためにも使用します。ボックスの中で落ち着けるため、車酔いの対策にも役立ちます。ドライブボックスを選ぶ際には下記の点を着目して選びましょう。

サイズ

犬種の大きさに合ったドライブボックスを選びましょう。ピッタリすぎるものではなく、犬がくるっと回れるほどの余裕があるサイズを選びましょう。

掃除のしやすさ

ドライブボックスは狭い空間なので汚れもたまりやすいです。そのため、お手入れのしやすいものを選びましょう。洗濯機で丸洗いできる素材のものがおすすめです。
万が一、車酔いで下痢や嘔吐をしてしまった場合にも撥水、防水加工の施してあるドライブボックスは粗相も染み込まず、水で丸洗いができます。
雨の日に外を歩いた後で濡れてしまっても車のシートを濡らさずにすむのでおすすめです。

安全性

ドライブボックスは車のシートにしっかりと固定でき、さらにドライブボックスに飛び出し防止リードがついているものを選びましょう。

人間のシートベルトと同じ役割をします。車の中で落ち着きがない犬も安心して車に乗せる事ができます。

おすすめの犬用ドライブボックス4選

CuPe ペットキャリー

セミハードケースでしっかりした作りのドライブボックスです。重量もとても軽いので軽々運ぶことができます。丸洗いができるので衛生的にも安心して使えます。


CuPe ペットキャリー

EMME ドライブベッド

ふわふわした素材の寝心地がいいベッドに、車のシートにしっかりと固定できるベルトが付いています。しっかり厚みのあるベッドなので、ドライブ先で普通のベッドとしても使用できます。


EMME ドライブベッド

アイリスオーヤマ ドライブボックス

折りたたみ式のドライブボックスです。使用しない場合は折りたたんで収納でき、組み立ても簡単です。中敷きにはペットシーツを固定することができ、ペットシーツがずれることもありません。天井にメッシュがついていて閉めることもできるので、わんぱくな犬でも車内で安心して使えます。


アイリスオーヤマ ドライブボックス

ドライブベッド クッション

車のシートに固定するためのベルトとループがしっかりしていて安全性はしっかりしています。ポケットが多くおやつやペットシーツなどの収納もできて便利です。クッションがふかふかで寝心地も良さそうなドライブボックスです。


ドライブベッド クッション

車酔いする犬の負担を減らしてあげよう

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今回は犬の車酔いの症状、予防、おすすめのドライブボックスについてまとめました。車酔いになってしまうのは仕方のないことですが、事前にできる対策をして少しでも犬の負担を減らしてあげられるようにしましょう。
ドライブボックスは犬の動きを制御するだけでなく、車酔いによる嘔吐や下痢の症状が起きてしまった際にも車が汚れることを最小限に抑えてくれるでしょう。車をよく利用する際には、ぜひ活用してくださいね。

参考サイト
インポートショップ アリス(参照日:2023-2-9)
https://item.rakuten.co.jp/alice00/cqrdv2a002-z02b0/

lifechoice寝具厳選館(参照日:2023-2-9)
https://item.rakuten.co.jp/lifeinqc/dh0058s/

快適ペットライフ(参照日:2023-2-9)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/533244/

インテリアのゲキカグ(参照日:2023-2-9)
https://item.rakuten.co.jp/gekiyasukaguya/etc001608/

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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