犬のトイレトレーニングの手順を紹介！おすすめの犬用トイレ4選

犬がトイレを失敗してしまう理由はいくつか挙げられます。

・トイレの場所を知らない
・トイレが小さく体がはみ出してしまう
・失敗した時に飼い主に怒られたことがトラウマで隠れたところでする
・以前に失敗した場所にニオイが残っていてトイレだと思っている

犬は本来、特定の場所で排泄をする動物ではないので、トイレをすぐに覚えられなくても怒らないであげましょう。優しく導いてあげて、出来たら思いっきり褒めてあげましょう。

先述しましたが、犬は特定の場所で排泄をする動物ではありません。しかし、家の中のあちこちで排泄をしてしまったら、掃除も大変でとても困りますよね。トイレトレーニングは飼い主の根気も必要です。あきらめずにトレーニングを積むこと、環境を整えてあげることが必要です。
トイレトレーニングの重要なポイントをまとめます。

犬用のトイレは、犬の体に対して少し大き目のサイズの物を用意してあげましょう。犬がトイレの上でぐるりと回れるサイズがおすすめです。小さいトイレの上だと頭はトイレ上ですが体がはみ出してしまうことがあります。迎えた当初は出来ていて、成長したらはみ出してしまう場合は、トイレが小さくなってしまった可能性が高いでしょう。

犬はトイレの上でできているつもりですので、怒らずに大き目のトイレに変えてあげましょう。

トイレシートをいたずらしてしまう犬には、上部がメッシュになっているものもあります。トイレシートを引っかき、噛みちぎってしまうと誤飲の原因にもなります。お留守番中に一人だと退屈でシートにいたずらをしてしまう犬には、メッシュ付きのトイレトレーがいいでしょう。

子犬の時は排泄回数が多いのでこまめにシートを変えてあげましょう。犬はきれい好きなので、汚れたトイレを好みません。トイレトレーより小さめのシートを2枚敷いてあげましょう。2枚の真ん中から漏れが気になるようであれば、2枚の隙間部分にもう1枚重ねます。

子犬の頃は排泄の回数が多いのでこの方法で汚れた部分だけ取り替えてあげるとシートを無駄にせずに済みます。成犬になった犬は排泄量がシートの吸収力を上回ってしまい、足で汚れた箇所を踏んでしまうこともあります。吸収力の低いシートだと足の裏に排泄物がついて回りの床に足跡がついてしまいます。吸収力の高いシートを使い、周りが汚れないようにするといいですね。

子犬は寝起きや食後、運動後などのタイミングで排泄しやすいです。まずはケージの中にトイレを置くか、ケージ全体にトイレシートを敷き詰めます。自分のにおいがある場所に排泄をするので、1度使ったトイレシートをケージの中に入れておくといいでしょう。
決まった場所で排泄ができた場合には、いつもより大げさに褒めてあげましょう。「ここですると褒められる」と犬は学習し、次からもそこで排泄をするようになってきます。

トレーニング中はトイレを失敗した時の対応こそが肝心です。
トイレ以外の場所でしてしまった、トイレからはみ出してしまったときは大声で怒ったりせずにそっと静かに片づけましょう。失敗した時に飼い主が慌てて声をあげてしまうと褒められたと勘違いして、そこが正しいトイレの場所だと思ってしまうので注意が必要です。

また、大声で怒ってしまうと怒られることが怖くなり、排泄ができなくなることもあります。我慢できずに物陰で隠れて排泄をする場合や、我慢して膀胱炎になってしまう場合もあります。
失敗した際は刺激しないように静かに排泄物をふき取り、においが消えるように犬の排泄物用消臭スプレー等でしっかりとお掃除をしてあげましょう。

トイレの三方向が壁になっており、トレーニングにおすすめの犬用トイレです。壁で仕切られているので、トイレの場所だと認識しやすくなっています。トイレトレーニングが終わったらすのこを外して使えるようにシートを抑えるバックルがついているので長く使えます。

しっかり立った壁で、認識がしやすいトイレです。インテリアに馴染むようにストレージBOXをイメージしたおしゃれなデザインとなっています。トイレ本体の裏面に滑り止めがついており、犬がトイレの上をくるくる回ってもズレが発生しづらい構造となっています。

かわいいサボテンのポールが目印の犬用トイレです。メッシュの構造で排泄物が下に落ちて足濡れを防止します。裏面には大き目のすべり止めがついていてがたつきやズレを防いでくれます。

L字型の立ち壁付きのトイレトレーです。脚上げで排泄をする犬でも飛び散らず片づけが簡単です。カラーはネイビー系とホワイト系の2種類展開で、お部屋に合うものを選べます。

今回は、犬のトイレトレーニングについて紹介してきました。トイレを覚えるまでは片づけのことを考えてしまい、大変な思いをすることもあるでしょう。しかし飼い主が根気よく教えることで、犬も覚えてくれるはずです。犬のペースに合わせながら、しっかり教えてあげるようにしましょう。