猫がご飯を食べないときは？高齢猫がご飯を食べないときの対処法

たくさんご飯を食べる子もいれば全くご飯を食べない子もいます。ご飯を食べてもらうためにいろいろ考えて工夫することもあるでしょう。
さらに、高齢期に入りご飯をあまり食べなくなったというケースもあります。
ここでは、高齢猫がご飯を食べない原因についてご紹介します。

食欲旺盛な猫でも、高齢になると少しずつご飯を食べるスピードや量が減っていき、胃や腸、肝臓、腎臓などの臓器の機能も徐々に低下していきます。そのため、食欲が落ちていきます。

ご飯を食べないと心配ですが、食べ過ぎもよくありません。高齢猫になると体力とともに基礎代謝も低下するため成猫時よりも代謝カロリーが下がります。高齢猫になっても成猫のときと同じ食事を与えてしまうとカロリーオーバーになり肥満を引き起こしまうため注意しましょう。

口腔内トラブルの中でも有名な病気が「歯周病」です。
歯周病は歯に歯石が付き歯茎が後退していく病気で、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。歯周病の怖いところは歯が抜け落ちた血管から細菌が侵入してしまうということです。細菌が血管の中に入ると全身に広がり、全身性疾患を引き起こします。
全身性疾患を引き起こすと死に至ることもあるため早めに対処することが望ましいです。

歯周病になると歯石がどんどん大きくなっていくだけでなく歯も抜けるためご飯が食べにくくなっていきます。歯周病は歯磨きなどで歯石を定期的に取り除くことで予防することができるため、子猫の頃から歯磨きをする習慣をつけることが望ましいです。

体調を崩したときには元気や食欲がなくなることが多くあります。そのため、ご飯を食べないというのは体調不良のサインでもあります。ご飯を食べないときには、元気はあるかどうか、排泄物の状態はどうかなども確認し、必要に応じて動物病院を受診しましょう。

どんな猫でもご飯を食べてくれないと心配になってしまいますよね。少しでも食べてくれるようにご飯を工夫して与えることが望ましいですが、どんなことをすればいいのでしょうか。
ここでは、高齢猫がご飯を食べないときの対処法についてご紹介します。

高齢猫がご飯を食べないときはドライフードをふやかしてみましょう。
ドライフードにお湯を入れ人肌まで冷まし与えることで嗜好性を上げることができます。さらにふやかした状態になっているため猫も食べやすく、食欲が落ちている猫でも食べてくれることが多いです。

ウェットフードは嗜好性が高いため、ドライフードから切り替えることで猫の食いつきが戻る可能性があります。ウェットフードは含まれている水分量も多いため水分補給にも役立ちます。さらに、カロリーが高いものが多く、少量でもしっかり栄養を補給することが可能です。注意点としてはウェットフードを選ぶときには「総合栄養食」のものを選びましょう。

また、いつものフードにトッピングしてみることでも嗜好性を上げることができます。

どうしても食欲が戻らないときは、猫が体調を崩している可能性があります。そのため、早めに動物病院を受診することで病気の早期発見につなげることができます。高齢期に入ると体の中の病気になることも多いため、早めに受診することがおすすめです。

高齢期に入った猫に少しでもご飯を食べてもらうためにはカロリーや嗜好性の高いウェットフードがおすすめです。
ここでは、高齢猫のおすすめウェットフードを紹介します。

７歳以上の中高齢期猫用のウェットフードです。独自の抗酸化成分を配合し、猫が本能的に求める栄養バランスを追求し作られています。飽きがこない美味しさを実現した総合栄養食です。

こだわりの自然原材料で作られたナチュラルウェットフードです。水分が豊富に含まれているため嗜好性も抜群です。開けたての美味しさを味わうことができる小分けタイプとなっています。
毎日新鮮なウェットフードを与えることができるのも特徴の一つです。ニュートロは総合栄養局より厳しい栄養基準を満たしたフード作りに取り込んでいるおり、安心して愛猫に与えることができます。

肉類だけでなく魚もしっかり与えたいという方におすすめの缶詰です。良質なタンパク質だけでなく、DHAやEPAなどの成分を豊富に含んでいだけでなく、必須アミノ酸もバランスよく配合されています。総合栄養食なので、健康的な生活を送るための栄養もしっかり含まれています。

肉食の猫のための高タンパク質のウェットフードです。穀物を使用せず、厳選された自然素材で作られています。総合栄養食の基準を満たしているので、安心して与えることができます。味も色んな種類があるため愛猫が好きな味を探してみましょう。

ここでは、高齢猫がご飯を食べない原因や対処法などを解説しました。
高齢猫になると体の機能や免疫力や体力が低下していきます。そのため食欲が落ちることも多いです。ご飯を食べないことには、他にも口腔内疾患により食べることができない、体調を崩しているなどの原因が考えられます。

ご飯を食べないときにはドライフードをふやかして与えることやウェットフード、ふりかけなどを活用することなど試してみましょう。しかし、ご飯を全く食べない場合は病気を患っている可能性があるため早めに動物病院を受診することをおすすめします。