犬が目をそらすのはなぜ?理由や対処法についてご紹介

犬を目を合わせようとしたら、目をそらされたことはありませんか?この行動には、実は知っておくべき大切な意味があります。ここでは、犬が目をそらす理由や対処法についてご紹介します。 2023年01月18日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬の豆知識犬のカテゴリ - 犬の豆知識
  • VIEW:1,063

犬が目をそらす理由とは?

出典:https://www.shutterstock.com

人間にとっては、目線をそらす行動はあまり良くないイメージがありますが、犬の社会ではどうなのでしょうか。
ここでは、犬が目をそらす理由についてご紹介します。

ストレスに感じているため

じっと見つめ続けられると、人でも気まずいと感じることがありますよね。これは犬も同じで、ずっとみられることは緊張してしまい、それがストレスとなって目をそらしてしまいます。

怒られていると感じている

犬は飼い主に見つめられている時、少なからず何らかのプレッシャーを感じています。そのため、飼い主が怒っていると感じ、飼い主を落ち着かせるために目をそらします。

敵意はないという意味

犬同士は目を合わせたままの状態は、喧嘩をする一歩手前という状況になります。そのようなリスクを避け、相手を少しでも落ち着かせるために「敵意はない」という意味で目線をそむけるのです。
犬同士の交流はお尻や体のニオイを嗅ぎ合うことから始まります。万が一、目を合わせたままで立ち止まっている様子の犬を見かけたら、近づくことを避けておいたほうがよさそうです。

犬が目をそらした時の対処法は?

出典:https://www.shutterstock.com

犬が目をそらすことには何かしらの意味があることがわかりました。では、愛犬が目をそらした時、飼い主はどう対処するのがよいのでしょうか。
ここでは、犬が目をそらした時の対処法についてご紹介します。

じっと犬を見つめない

犬は相手に敵意がないことや、気持ちを落ち着かせてほしいがために目をそらしますが、それでもなお見つめられ続けるとストレスとなります。犬はそのストレスから逃れるために目をそらしているため、追い打ちのように見つめ続けることはやめましょう。

そっとしておく

犬が目をそらした時には、犬から目を離してあげることが望ましいです。目をそらしたからと言って犬を触りに行くことや、構うことは控えたほうがいいでしょう。犬が構ってほしい場合は、犬の方から近寄ってくるので、その時に思う存分遊んであげましょう。

ストレスは病気を引き起こす可能性もあるので注意!

犬にとってストレスは病気を引き起こす原因になる可能性もあります。
犬は気ままに生活しているように感じますが、いろんな事が原因でにストレスを感じています。ストレスは精神的に不安定になるだけでなく、免疫力なども低下することがあり、さまざまな病気の原因になることもあります。

犬がストレスを感じているサインがみられる場合は、早めに運動などでストレス発散してあげることがおすすめです。

犬が目を合わせようとしている時は?

出典:https://www.shutterstock.com

犬が目線をそらす行動にはさまざまな意味があることがわかりましたが、逆に犬の方から目を合わせてくる時には、どのような理由があるのでしょうか。
ここでは、犬が目を合わせようとしてくる理由をご紹介します。

愛情・信頼の証

犬は自分が信頼している相手の目を見ることで安心することができます。とある研究では見つめ合うことで幸せに関するホルモンが分泌することもわかっているようです。このような時は撫でてあげたり、声をかけるなどして、しっかり愛情表現で返してあげるようにしましょう。

緊張している

犬は相手と目線が合うと緊張状態に入ります。目を見る相手が飼い主の場合には「何か指示があるかも?」という気持ちになって、緊張しているかもしれません。

怒っている

犬は怒っていることを相手にわからせる場合にも、目を合わせようとしてくることがあります。相手に対して警戒し、自分はいつでも応戦できるという意思表現かもしれません。犬がこのような場合には近づかず、落ち着くまで放っておきましょう。

何かを訴えかけている

もしかすると、犬は何かを伝えたくて目を合わせようとしている可能性があります。散歩に行きたい、遊びたい、お腹が減った、どこかが痛いなど、犬の要求はさまざまです。突然の要求や訴えにも飼い主として適切な対処ができるよう、普段から愛犬の様子をしっかり観察しておくとよいでしょう。

犬の様子から気持ちをしっかり読み取ろう

出典:https://www.shutterstock.com

ここでは、犬が目をそらす理由や対処法についてご紹介しました。
犬の目をそらせたり、逆に目線を合わせる行動には、さまざまな理由があります。
飼い主としてしっかりと対処するためにも、愛犬の様子を普段からしっかりと観察するようにしましょう。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

オススメ

新着記事